第15話「ジゴマの首をとれ」 脚本:大原清秀 監督:坂本太郎

伯父さんは、トシカズの母に追われていた。トシカズの母は伯父さんを捕まえて、治療代を請求する。伯父さんはまた逃げ出し、トシカズの母が追う
タカシ・ノボル・ゲンタ・カオリはそれを見て、トシカズから母親に待ってくれるように言ってもらおうとする。タカシ達4人は、トシカズのいるラジコン専用飛行場に行く
トシカズはジゴマを倒す秘密兵器として、翼をナイフにした模型飛行機を完成させた。その名はキラー・プレーン。トシカズは実験飛行をする
キラー・プレーンは宙返りをし、ノボルの頭の上にあるリンゴを切断する。トシカズは着陸させようとするが、故障で操縦不能になり、キラー・プレーンは町の方へ飛んでいく
光が丘公園で、伯父さんはトシカズの母から逃げ延びた。そこにキラー・プレーンが飛んできて、ぶつかりそうになる。伯父さんはジャンプしてかわす。魔隣組はそれを見て驚く
そして伯父さんはトシカズから送信機とドライバーを受け取って、送信機を修理する。キラー・プレーンは無事に着陸する。伯父さんと魔隣組は去って行く
小悪党二人組がキラー・プレーンを見ていた。小悪党Aは悪事に使おうとする。小悪党Bは、ジゴマの懸賞金10億円を手に入れるのに使おうとする
アジトでタカシは、身のこなしとテクニックから伯父さんがジゴマだと言う。伯父さんは昔、ハイテクの天才科学者だったが辞めた
トシカズは、伯父さんは出世も金儲けもむなしく、子供と遊んでいるときが一番楽しい、できれば自然の素晴らしさを伝えてやりたいと言ってたと教える
トシカズは伯父さんが大好きなので、ジゴマではないと主張する。だがタカシは、甥っ子にも住所を明かさないのはおかしいと主張する。魔隣組は伯父さんを洗い直すことにする
翌日から魔隣組は伯父さんを見張る。伯父さんはいろんなアルバイトをしてた。日の出会館の前でチンドン屋、ガソリンスタンド店員。作家の仕事では食べていけないからだろう
不思議なのは、伯父さんの家を突き止めようと尾行しても、伯父さんは必ず消えてしまうこと。ある夜、伯父さんは瞑想にふけりたいと、たけした公園に一人でいた
トシカズが物陰から見張る。伯父さんは白鳥の置物に語り掛け、一人で踊り出す。伯父さんは何かに気づいて、パステルカラーのお城の遊具の中に身を隠す
トシカズがお城の遊具に近づくと、トシカズの母が現れる。伯父さんはトシカズをお城の遊具の中に引きずり込む
伯父さんはトシカズの口を塞ぎ、トシカズの母に見つからないようにする