ベートーベンの指揮で、マコは「ピンクのモーツァルト」を歌う。歌い終わると、ベートーベンは拍手してもう大丈夫と言う。マコは感謝する
ベートーベンは感謝ついでにデートをお願いしようとする。だが恥ずかしがって言えずに、マコをロマンティックな場所に連れて行く
「エリーゼのために」をBGMに、ベートーベンはマコと一緒に歩き、ベンチに座る。ベートーベンは、焼き芋を買う女子高生2人を指さす
ベートーベンはマコにセーラー服を着てくれるよう頼む。マコはまだ小学生だからと断る。ベートーベンが食い下がると、マコは頬をぶつ
マコは礼を言って去っていく。ネムリンが来て、ベートーベンはロリコンだったのかと言う。するとロリコンのどこが悪いんだと言われる
ネムリンはベートーベンを落ち着かせる。ベートーベンはため息。焼き芋屋の車のスピーカーから「浪花節だよ人生は」が聞こえてくる
ベートーベンは新鮮な感覚を感じる。ネムリンが演歌だと教えると、これこそベートーベンが求めてやまなかった芸術的音楽だと言う
ベートーベンは演歌を求めて旅に出る。ネムリンは帰宅して、マコに経緯を話す。マコの勧めで、ネムリンはタイムスリップおじさんに電話
タイムスリップおじさんは、これからベートーベンが作曲する名曲が演歌になったらどうするんだ、歴史が変わる、ネムリンの責任だと言う
タイムスリップおじさんは「矢切の渡し」を歌う。ベートーベンはラジカセで、土木作業員に「函館の女」、
魚屋のおばさんに「アンコ椿は恋の花」、トラック運転手に「おふくろさん」を歌ってもらい録音する
ベートーベンはネムリンに安心してくれと言う。ベートーベンは、演歌のおかげでマコにふられたショックから立ち直った
物凄いド演歌を作ろうと決意する。ネムリンが止めようとする、ベートーベンは指揮棒でネムリンを叩く。ネムリンは怒る
ラジカセに向かって角笛を吹く。するとベートーベンの集めた演歌が、楽譜となって飛んでいく。ベートーベンは、膝をついて落ち込む
ネムリンは、可哀そうだけどこれしかないんだ、ベートーベンにはもっと物凄い音楽を作ってもらわないといけないと言う
ベートーベンは出来ないと頭を抱える。マコが来て、ベートーベンを呼ぶ。マコはセーラー服を着ていた
マコはきっと出来ると、ベートーベンを励ます。ベートーベンは絶叫して「運命」をBGMに指揮を執りながら歌う
ネムリンとマコは拍手する。ベートーベンの生涯最高傑作の名曲・交響曲第五番「運命」が出来た。大岩家でみんな「運命」を聞く
パパが「運命」がマコのおかげで出来たとはな、と感心する。ママはセーラー服をどこで手に入れたか聞く。マコは玉三郎の箪笥の中と答える
玉三郎は頭を掻いて、倒れて気絶する。ネムリンはマレットで玉三郎の頭を叩く