人間歳と共に考え方は変わっていくからね。
誰でも当てはまると思うが、嫌な思い出も、あれはあれで・・・と
受け入れられてしまう時期が来るのだと思う。長く生きていると。

実相寺の場合、1970年頃発表のエッセイを読むと
怪獣もの、特撮ものをバカにしたような信じられないことを書いていたりする(当然後の単行本等には未採録w)
尤もな話だと思う。うるさい会社から独立して、映像作家として世界的にも評価されれば過去の仕事などバカらしく思えるだろう。
70年代初頭は実相寺が人間的にも、作家的にも一番尖がってた時期ではないか?
『帰マン』への関与が脚本2本執筆にとどまっていたり、
『シルバー仮面』もメインでありながらもあっさり降板するあたりは
その辺とも関係があるだろうし、元々どちらも円谷一、橋本pへの義理であって
本当はATG等での自主制作に専念したかったのが本音だろう。
>>259の後半はまさにその通りだと思う。