熊本県教委は10日、大麻取締法違反の罪で起訴されている熊本市内の私立大学の元教授(49)=臨床心理学=が、
自分の代わりに双子の兄(49)に中学校のスクールカウンセラーをさせていたと発表した。
県教委は近く、2人を詐欺容疑で県警に告発する方針。

県教委によると、元教授は教授だった昨年12月〜今年3月の計13日間、同県内の中学校のスクールカウンセラーを引き受けた。
ところが、大学の卒業式の日にもカウンセリングに来たため、校長が問いただすと、実は兄であることを認めたという。

校長は県教委に報告せず、元教授は発覚後も1度、カウンセリングをして、県教委はこの間の報酬約26万円を支払っていた。
校長は「情けをかけて報告しなかった。反省している」と話している。
元教授は11月13日、熊本市内のマンションで、大麻草2本を栽培し、大麻を所持した大麻取締法違反の疑いで逮捕され、
12月4日に同罪で起訴された。

マンションでは教え子で短大講師の女性(31)と大麻ガンギマリでニャンニャンしているところを踏み込まれて現行犯逮捕