桐山さんは、阿含経にあった釈迦の成仏法で死者を成仏させ、
霊障を解くにはこれしかないと発見したから、立宗したかのように書いています。
しかし、常の如しの嘘で、霊障が売り物になると気が付いたのは立宗の後です。

[桐山さんの自己申告]
1974〜1976年頃 密教に成仏法がないことに気が付いて、
一年半かけて阿含経を読み、成仏法を体得する。
霊視能力と成仏力で、18人の霊障武士を霊視して、三年かけて成仏させる。
阿含経を世に出すために立宗すべきかどうか三年間迷う。
1977年 立宗を決意する。
1978年 立宗

三年、一年半などの数字は桐山さんの本からの引用です。
1974年とは、立宗まで三年迷ったことからの逆算で、立宗を決意する1977年の
三年前の1974年よりも前でないと数字が合わないからです。
この年表に疑問と矛盾があると前にユビキタスさんが詳細に指摘しました。
例えば、桐山さんは密教は成仏法の様式ばかりで、中身がないと述べているが、
1976年でさえも『密教入門』という密教の本を出しています。
阿含経から成仏法をすでに体得した時期に、様式だけという密教を強く
擁護する本を書いているのはおかしい。
矛盾があるのは自己申告が嘘である証拠です。