>>183
まず我々がする事は、過去のあらゆる記憶を消す事だ。
経典だの年収だの年齢だの、自分の過去だの出身地だの、とにかく何もかもを消す。

すると鏡の前にいるのは見知らぬ人間になる。

その見知らぬ人間(つまり記憶が消えた私)は、もはや私ではなく『彼』となる。

彼が何者なのか、知らない。
その彼を、見知らぬ、あなたにとって無関係に思われる彼を眺める。

その時だ。