苦しみでしかない五蘊の集積である生命を有り難がることは
仏陀にもないし、龍樹にもないし、その弟子にもなかった。
生は苦であるがゆえに、あらゆる方便を用いて、衆生に輪廻を厭逆すよう導かれた。
ゆえに隠居の主張は単なるドグマにすぎない。