約15万人のデータを分析した結果、過去4年間で赤身肉(牛肉や豚肉など)の
消費を増やした人は、その後の4年間に2型糖尿病(生活習慣に起因する
とみられる糖尿病)を発症する確率が、赤身肉の消費を増やさなかった人
より高いことが分かった。

 この分析はシンガポール国立大学の研究者たちが中心になって
行ったもので、米ハーバード大学が主に看護師や医師を対象に実施した
3つの長期調査からデータを収集した。分析結果は米医師会が刊行する
「JAMAインターナル・メディシン」電子版に17日、掲載された。
この研究は米国立衛生研究所(NIH)から助成金を受けた。