乙の「解析は分かってる」のような言い草が腹立たしい。
ヒルベルトが「報文」を書くために、代数的整数論の研究を始めたとき
代数体と代数函数体の間にある強い類似性が念頭にあったことは
よく知られている。代数体の「素イデアル」に対応するものは
リーマン面上の点となる。つまり、当時解析理論が先行していて
ヒルベルトは代数体の理論展開には解析理論の理解が必要だと
考えていた。高木貞治がヒルベルトに「(専攻は)代数的整数論をやるつもりです」
と言ったら、「それでは代数函数は何で決まるか?」という
質問が返ってきたのはそういうわけ。高木が面食らっていると
「それはリーマン面によって定まる」とヒルベルトが答えたという。