>>173
そうか、>>170は御大か。巡回ご苦労様です

>「数列と(それが属する尻尾同値類の)代表列は有限個の違いを除いて一致する」が分かんない?
>「だから数をうまく選べば可能な限り1に近い確率で代表列(の対応する箇所の項)と一致する」
>が分かんない?

ふっふ、ほっほ
御大も、弥勒菩薩様も、お忙しで

亡者どもを、相手にするヒマがないらしい
よって 前座で、私スレ主めが 一席を・・・w ;p)

1)まず、『1に近い確率』と『一致』が、両立しないのです
 説明しよう
 いま、簡単に区間[0,1]の二つの実数 r,r’ ∈[0,1] を取ると
 下記の”根元事象”の『標本空間が非可算集合の場合には、個々の根元事象の確率は 0 になってしまう』とある通り
 r,r’が一致する確率は。つまり、P(r=r’)=0
 これは、ルベーグ測度で『可算集合のルベーグ測度は必ず 0 である』から従う(つまり、実数の1点的中の確率は、0)
2)よって、しっぽが一致する代表の存在確率は、0
 ここが、大学レベルの確率論の難しいところだね(確率論のど素人は、理解できないだろう)
 つまり、『存在確率0』は、非存在を意味しないのです
(あたかも、宝くじ10億円の1等賞1枚で、発行枚数→∞を考えれば分かる。10億円の1等賞は存在するが、無限に薄められると、当選確率は 0になる)

3)さて、くどいが「・・尻尾同値類の)代表列は有限個の違いを除いて一致する」とは?
 定義より、可算無限の2つ数の組の一致を意味する。つまり、rj=r’j (jは あるm以上の整数 つまり j=m+1,m+2,・・ )で
 上記で述べたように、一つの数の組 (r,r’)の一致確率が0だから、当然可算無限の2つ数の組の一致の確率も、0だ
4)次に、コイントスやサイコロの目が一致する場合を考えよう
 簡単に、サイコロで考えると サイコロを2回振って その目が一致する確率は1/6 (サイコロは正規とする。サイコロを2回振る場合の数36で、ゾロ目は6通りで、確率1/6となる)
 かように、ある確率事象p (0<p<1)を考えて、可算無限の組の一致は、p^∞=0
 つまり、コイントスやサイコロでも、『しっぽが一致する代表の存在確率は、0』だ
5)よって、『1に近い確率』は実現できない!

まとめると、箱入り無数目は、存在確率0の代表を使う 数学(の確率)トリック
ということです

(参考)
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E5%85%83%E4%BA%8B%E8%B1%A1
根元事象
根元事象(こんげんじしょう、英語: elementary event)とは、1つだけの結果からなる事象である[1]。原子事象(げんしじしょう、英語: atomic event)ともいう。集合論の観点では、根元事象は単集合である。
根元事象の確率
標本空間が高々可算集合の場合は、根元事象は 0 より大きい確率をもつことができる。一方、標本空間が非可算集合の場合には、個々の根元事象の確率は 0 になってしまう。

ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B0%E6%B8%AC%E5%BA%A6
ルベーグ測度

・可算集合のルベーグ測度は必ず 0 である
以上