さて、7%厨房の頓珍漢に反して、10%強が学位取得直後に大学等の恒久職を得ているという我々の実感と乖離した数字をどのように考えれば良いのだろうか
2015年度を例にとると、社会連携協議会のアンケート(以下「アンケート」)による数学系博士課程修了者数141人に対して、数学通信に掲載された同年度の数学系博士号取得者数は154人
なお、数学通信では、数学分野学位の定義を幅広く解釈(おそらく日本数学会の会員であれば数学分野認定)したとしている
アンケートでは専攻や研究科の詳細は示されていないが、数学通信では大学名や研究科・専攻名が記載されているので、専攻名等に「数学」や「数理」が入っているかをキーとしてコアな数学分野のみを抽出すると、129人になる
ここから、アンケートでの141人には情報系等の関連分野の学位も含まれているということがわかる