>>428
つづき

さてさて
1)上記時枝 箱入り無数目の箱に、√2の10進展開の数を入れるとする
 √2=1.4142・・ 最初の箱に1、二番目が4、三番目が1、四番目が4、五番目が2・・とする
2)√2=1.4142・・による数列の存在は、数学ではコーシー列として実現できる。よって、箱に入れる数も決まる
3)なお、いまの場合、箱の数はただ0~9の一桁の整数でしかない。時枝では、箱には任意の実数が入るので遙かに複雑だ
4)さて、時枝では、回答者は、あるn番目以降の箱に入れた無限の0~9の数列を調べなければならない
 回答者は、箱の数列が√2であることを知らないのだ
5)もし、回答者が あるn番目以降の箱に入れた無限数列が、√2の10進展開によるものだと気づいたとする
 であれば、n番目以降の無限数列が、正規数か否かが分かるはず。つまり、「正規数問題が解ける!」ww
 (必要ならば、1~n-1番目までの調査を追加するのは可能だし)
6)しかし、2023年現在の数学は、√2の10進展開が正規数か否かの判断はできないのだ
 つまり、回答者は無限個の箱の数を具体的に調べる手段を、2023年の数学は持っていないのです
7)これは、箱にたった10個の0~9の数しか使っていない場合です。この単純ケースでこれだw
 まして、箱に任意の実数を入れた数列について、具体的に調べる手段は、2023年の数学は持っていない
8)勿論、上記のチャンパーノウン定数同様、人工的に「これが決定番号でござる」とすることは可能なのだが
 それでは、確率計算はできないのです
9)時枝の決定番号なんて、とても とても なのですw
(引用終り)
以上