>>568
>>なお、・・・ラグランジェのリゾルベントでべき根拡大証明するのはありだが
>>数学の証明は、複数の別証明がある場合が多いよ
> ラグランジュのリゾルベントが使えない状況でも、代数的に解けますか?

1)解けるよ
2)そもそも、なぜ根の置換が重要か?
 それは、下記の定理 6.3による
 (この定理と証明は、いろんな方程式論の本にある)
3)そして、下記「分解式を x1+ωx2+ ω^2x3 とおいたことは 天来の妙手としか言いようがないというこ
 とになってしまうので これの由来を説明する」
 とあるよ。ここ読んでね
4)もちろん、1のべき根は必要に応じて、添加できる前提だが
 (1のべき根は、代数的に可解なので、当然ですが)

(参考)
https://sitmathclub.github.io/research/
芝浦工業大学 数理科学研究会
https://sitmathclub.github.io/research/pdf/2015/shibaura/document/ishikawa_p.pdf
2015
多項式の解法
芝浦工業大学 数理科学研究会
石川 直幹
P12
定理 6.3
有理式 f(x1,x2,・・,xn) を変えない置換によって 他の有理式 φ(x1,x2,・・,xn)が変わらないならば
φ=(a0+a1f+a2f^2+・・)/(a'0+a'1f+a'2f^2+・・)
のような恒等式が成り立つ
(注:つまり、φは式 fの有理式で表される)

P28
3 分解式の作り方
3.1 三次の場合
このままだと 分解式を x1+ωx2+ ω^2x3 とおいたことは 天来の妙手としか言いようがないというこ
とになってしまうので これの由来を説明する
(以下略。原文参照のこと。要するに、数ある分解式で、1次式で良さそうなものがこれって話です)

なお
P36
5 5次方程式の解法
その後の
6 補遺で5次方程式になぜ冪根解法がないかの探求をしているところは、参考になるだろう
(引用終り)
以上