>>288
追加 (上記もそうだが、数学記号がしばしば文字化けする。適当に改変しているが、しきれてない場合が多い。原文を見るのが一番です(^^; )

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大学院(数学専攻)関連
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数理論理学I
Mathematical Logic I
12 年 講義ノート(1学期)

1 基礎知識
1.1 順序数
定義 1 順序集合 X = (X, <) が整列 (well-ordered) であるとは,任意の
空でない A ⊂ X が最小元を持つことである.

注意 2
1. 整列順序集合 X は全順序集合である.
2. 順序集合 X が整列なることは次の条件 (a)+(b) と同値:
(a) X が全順序集合である.
(b) X は無限下降列を持たない.

注意 5
1. 整列順序集合と整列順序集合の和は再び整列順序集合とな
る.このことから順序数と順序数の和が定義される.
2. 1 + ω は 1 個の点の後ろに自然数のなす順序集合を並べた順序の順
序型.よってそれは順序型としては ω になる.1 + ω = ω.
3. ω + 1 は自然数の後に1点(無限遠点)を付け足した順序の順序型.
これは ω と異なる.
4. 順序数の和は非可換であるが,結合律は成立する.

つづく