これもついでに

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(抜粋)
松久勝彦(東京大学)(仮)圏による操作的理論と量子論
近年の圏論ブーム(?)によるものか、量子論の基礎理論研究に圏論の語法を持ち込む試みが幾つかなされている。いずれも「Quantum Foundation」すなわち量子基礎論を志向してはいるものの、既存の理論体系をあるクラスの圏で再定義したり、上位の一般理論の可能性を示唆したりと、ナイーブな実証科学からは位置付けの難しい話題が多い。
これらの話題から幾つかを多少の私感を交えて紹介するとともに、そもそもの話として、物理理論の基礎において、圏論がどんな役割を果たうるのかということについて議論/意見交換などを行いたい。

/ attach/15/2/QR PG_C at_phys_sld.pdf
圏による操作的理論と量子論 松久 勝彦 KEK 筒井研究室 2016/04/30/QRPG