>>353
引用
“黒い津波”は、津波から生き残った人たちにとっても脅威となりました。津波を吸い
込むことによって、重度の肺炎を引き起こしたのが「津波肺」です。

津波肺と診断された女性は、肺の中からカビが検出されました。その後、カビは肺の
中で増殖。血液を通じて、脳にまで達し、脳膿瘍という病気を引き起こしたというこ
とです。

さらに、黒い津波は乾燥して粉じんとなったあとも、健康への影響が続きます。気仙
沼市の女性は、自宅から流された物を探し回るうちに、重い肺の病気を患いました。
大量の粉じんを吸い込んだことが原因とみられます。肺の洗浄をおこなうことで一命
を取り留めましたが、1年以上入退院を繰り返しました