新×葵 2


「代表をよくしてあげられるように私も...」
葵は内腿に力を入れてゆっくりと腰をくねらせ始めた
新の眉間に皺が寄り、小さな呻きが漏れる
中で硬くなっていたものがさらに膣壁を大きく押し広げ始めると同時に新の腰が自然と動き始める
「あっ...んっ...や...ぁ」

再び子宮を突きあげてくる強い快感に、嬉しさの入り交じった涙がぽたりと落ちるとともに、中の痺れるような強い疼きに腰が止まってしまう
「気持ち良すぎて...少し待って...もらえますか」

すると間髪入れずにまた新の方から突き上げてきた
「やっ...あっ」
葵が嫌々をするように髪を躍らせながら首を振る
「待って...くださ...」
「葵の顔と声がかわいくて自然にこうなる」

行為にすっかり翻弄されてしまった葵はしばらくの間まどろみに落ち、ゆっくり目を開けると新の姿は見えず下腹部に違和感...ではなくじんわりとした気持ちよさを感じた
横向きに寝たまま、後ろから挿れられている状態だった
「ずっとこうしてたんですか?」
「ああ」
「代表のエッチ...」

恥ずかしくて後ろの新の顔を見る事ができない
それでも背中全体に感じる新の体温が心地良い
前に回された手が時折乳房やへそ回り、恥丘を撫で回す
「やめるか?」
「やめ...ないで下さい」

時に半分まで抜き、再びゆっくり最奥まで貫いて小刻みに収縮している葵の膣内のひだを存分に味わいながら葵の黒髪の中に鼻を埋める
新のペニスの形にいっぱいまで広がった膣内はひくひくと細かい収縮を繰り返し、強い刺激を待っているようにも、根元まで咥え込んで離すまいとしているようにも感じる

こんなにも紅潮させられた顔を見てほしくも恥ずかしくもありながら後ろを振り向くと、すぐに舌を絡め取られた
その状態で腰を押し付けられ、奥を少しぐりぐりとされるとすぐ快楽の頂に昇り詰めた
その波は穏やかながら何度も押し寄せ幸福の渦へと誘った

欲望の火がようやく消えると、急にお腹が空いてきた
腹の虫の音を掻き消すように葵がわざと咳き込むと、その次に新のお腹がぐぅと鳴り二人はしばし笑った

「今から作りますね」
部屋にはたちまちホットチョコレートの甘い香りが広がり始めた