「あ〜面倒くせぇ」
天に向かって思わず愚痴る俺

西洋人のくせに中国に伝わる仙道の奥義白日昇天して永遠の命を手に入れた俺

東に美人の女子大生が居ると聞けばセレブの集まるパーティに招待するよと口説き
西に亭主に先立たれて嘆いてる美人の未亡人が居れば寂しさにつけ込み口説き
南に住んでる美人OLには頑張ってる君も好きだけどそのままの君はもっと好きと口説き
北に住んでるババアにはさすがに年寄りは口説けんはと見下り半を突きつける
雨にも負けず風にも負けない悠々自適な日々を過ごしてたんだけど

ある日突然
所属してるフリーメーソンって組織から
「お前もたまには世界の役に立て」なんて言われて強制労働させられることになった俺

フランス革命でギロチンにかけられちゃう王妃が居るから助けろなんて無茶ぶりされたら愚痴もでるやね

なんだかんだ愚痴りながらも仕事先のベルサイユ宮殿にやって来た俺

そこで寝てたのがフランス国王ルイ16世の王妃マリーアントワネット理佐ちゃんだから好き