家の母親(別にマザコンでいつも言ってんじゃないぞw、個人情報書きやすいからな)は50代で脳出血で片麻痺の後遺症で4級の障害者手帳貰った。
でも仕事は自宅の鍼灸院手伝わなきゃならんし、俺もまだ中高生だったから何とか気力体力で生きてきた。

けど4級じゃ障害年金も貰えなけりゃ、何の実用的な福祉的フォローが無い。まぁ確定申告で障害者控除があるだけ?
4年前大病で今度は反対側の脳梗塞も起こしたけど、自立して階段降りれないんでデイサービス行くのも一人ではムリだが、介護保険では玄関先までの送迎はあっても階段昇降補助はしない。ヘルパーも頼むの難しい。
でもトイレや食事は屋内で自立してるから障害等級は変わらない。

これ、オカシイだろ。

俺は40年近く視覚障害者が鍼灸院で働いてるのを見ると「生存権をかけて?」バカを言えと。
色々裁判では判決を有利に持ち込む為に主張に入れるらしいが、鍼灸院に助成金が入っただけで1日一人でもあん摩できたら生活できた、という過去に胡座かいて70年放置してたのを、俺は常識的に考えて「生存権の侵害」とは思えないね。

なら他の障害者と一緒に「障害年金の充実を」「生活保護の拡充を」って運動する方が生産的と思うけど。
これ、今のワーキングプアでも問題になってる事だし、俺も将来病気したけど長生きしちゃったらお世話になるかも知れないし。
ここのセーフティネットは今の日本は視覚障害者以外でもオカシイ。
アベノマスク配る466億掛けるならこっちが先だろ。

過去レスで「下をフォローするのか下を切るのか」という問いかけをした人が居たが、障害に関わらず、鍼灸を医療として位置付けるなら下をフォローする余裕は無い。

晴眼者でも国試受かっても、上の例みたいに「鍼刺すのが怖い」って人は鍼灸師やって欲しくない。

単純に危険だから。
視覚障害でも同じでしょ?今は医療が高度化してきて俺でも付いてけないくらい情報が膨大なのに、情報収集しきれない人が治療したら「危ない」。

確か前に「鍼灸師が認められるには、医師と同じくらい勉強し、努力し、同じくらい働けば」と自分で書いて自分でOrzってなったけど、そうでしょ。

病院行って「私は障害者だから治療のレベル落ちます」って世間で通用しない。

恐らく>>543さんは、視覚障害者のサポートなりしてきた方で、決して俺は個々のあはき師やそれをサポートする人を悪く言う意図はないが
悪いのは視覚障害者関連団体が70年も時間があったのにあはき以外の職業教育をしてこなかった福祉政策だと思う。

俺は今後、このコロナ禍が収まって、鍼灸学校が淘汰されたら、薬剤師や看護師のように専門卒、大卒、院卒のそれぞれに鍼灸師の資格を分けて高度化専門化した方がいいと思ってる。

専門卒は開業権のみ、大卒は病院内の鍼灸科などでパラメディカルで働ける、院卒なら歯科医と同様、同意書なく保険治療できる、みたいな。

まぁ保険財政考えてもムリだけどw

薬剤師が6年制になった、心理士も国家資格は院卒になった、鍼灸師だけは専門卒で自由に東洋医学的治療が出来る、ってバランス悪いよね。

視覚障害に限らず障害者の人は、やっぱどうしても日常生活に困るから自分視点になるよ。
でも、あはきは患者さんが居て、医業なんちゃらだか言葉は別として人の身体に触れて治療行為をするわけでしょ?

患者さんの立場からを考えても、俺は視覚障害者の職域保護をこれ以上主張し続けるのはお互いにデメリットしかない、と思う。

もっと現実的な問題、今さら他の仕事出来ないとか、色々細かい問題あるのは知ってるけど、繰り返すが福祉の問題。

今後のあはき業を考えたら、視覚障害者に逆にあはきしか職業訓練教育をさせない方がその人の自由を奪うと思う。

これは、俺の狭い範囲の経験談からの意見で、間違ってる所もあるはず。
なので間違いがあれば遠慮なくご指摘ください。

この件に限っては、煽ったり叩いたりしないから。