>>195
あぁ「標準的な」というニュアンスか。
どっちかっつーと「〜というのがスタンダードな考え方ですが」というのでデフォよりスタンダードの方がメジャーな言い方かと。

まぁ、それはいいや。

>>196
ですね、以前は「運動した後に乳酸値が高くなっている」→「だから乳酸は疲労物質、それを除去せねばならん」みたいな考え方だった。

じゃあ、今は何が疲労の原因と考えられてるんだろう、それがどういうメカニズムで「疲れ」を引き起こすのか。

これを調べてみたらみたら、「疲労」を扱う鍼灸治療に生かせるんじゃない?

半分答え先に書くと(別に隠すようなもんでもないし)活性酸素が関与してる、活性酸素を除去する抗酸化酵素が働くが、それが多くなると自律神経や筋肉が損傷を受け、疲労に繋がる。

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-shougai/hirou-busshitsu.html
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-shougai/kinnikutsu.html

なんかサクッとまとめたサイトが簡単にヒットするけど、じゃあここから「疲労」を改善するのに鍼灸でどうやったらいいんだろうね。

あと別に「疲労」を研究してる先生が大阪市立大かな?居て、脳の中枢性の疲労に関して色々研究してたと思う。

>知識のある患者さんが来た時、乳酸の説明が出来ないと冷汗ものになります。
これはね、医学、科学の進歩が早すぎる以上避けられないし、間違いは恥ではないと俺は思う。
だから、患者さんに聞かれた時は「僕が知ってる範囲では」とか「教科書的には」という一言を気持ち入れて話してる。
んで、何か聞かれた後にググって調べる。すると自分も勉強になる。

それから、例えば疲労に関してだと、アクティブ・レストって(あ、先言っちゃったぁw)言うことが あるんだけど、
これを説明する時は「疲労物質」をイメージして貰う方が分かりやすいんで「まぁ乳酸は違うんだけど、そういう疲労物質をイメージして、これを血流を良くして洗い流すには」と敢えて古典的な説明をすることもある。

「活性酸素を血液で洗い流して」ってなんかイメージしにくくね?

んで、世間的には「活性酸素」とくると「活性酸素には○×のサプリを!」となるが、それじゃあ鍼灸師の仕事にならん。
で、じゃあ鍼灸ならどういう効果が見込めるのか。どういうアプローチなら疲労回復に繋がるのか。

これを自分で仮説を立てて、実際に治療して結果を評価する。PDCAサイクル。
俺はこういう感じで治療に生かしてる。