先週から突然異臭が“復活” きょうも「ガスのにおい」通報
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3/15(月) 18:27
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FNNプライムオンライン

2020年6月の横須賀市と三浦市周辺を皮切りに、神奈川県の広い範囲で相次いでいる異臭騒ぎ。

先週末、再び横浜市・横須賀市で通報があり、そして15日、横須賀市で17回目となる騒ぎが起きた。

週明けの15日も、異臭騒ぎが起きた。

臭いの現場は、神奈川・横須賀市の三春町と馬堀町などのエリア。

神奈川県での一連の異臭騒ぎは、15日で17回目。

消防によると、15日正午前、7件の119番通報が相次いだ。

横須賀市の住民「普通にガスの臭いで、すごい異臭がしたんで、外見たんですけど特に何もなく」

住民の男性によると、15日の異臭は、これまでとは違っていたと指摘する。

横須賀市の住民「ガスのような...くさい。卵が腐ったような感じ」、「今までだと接着剤の臭いみたいな、くさいあれだったと思います。きょうはまた、なんか違った」

神奈川県で、一連の異臭が最初に通報されたのは2020年6月4日。

2020年6月5日に取材した際、周辺住民は「すごく臭かった。普通のガスのにおいじゃない」と話していた。

さらに、2020年7月、8月、9月と、ガスのような臭いがすると、毎月のように通報が寄せられた。

そして10月には、県が異臭のする空気を採取。

ガソリンなどに含まれる成分「イソペンタン」などが、平常と比べて7倍〜14倍の濃度で検出された。

直ちに健康に悪影響を及ぼすレベルではないとしているが、発生源については特定できていない。