>>577
「一定」って、どれくらい?

ちなみに、俺はラグビーのW杯をJスポで英語で見ている
まあ、これは日本人の実況の通訳じゃないが

趣味と勉強は違う 勉強でNHKのニュースなどを英語で聞くやつは一定数いる

ジブリ作品の原作というのかな、具体的にはナウシカの英語版を買ってみたが、
いや、原作の英語版という意味な たぶん日本語で読んでも面白くない上に、
英語だと、日本の風物などがよくわからなくて、頭の中で変換しながら読んでいた

最近、カズオ・イシグロの小説を読み始めたが、長崎を舞台にしたものは、
やはり、英語で書かれていると違和感を覚える

でも、その違和感みたいなものを楽しみたいという気持ちはある
頓珍漢なことを言うけど、仮に、イシグロ作品を村上春樹が日本語に翻訳したら
それはそれで興味深い どっちの言語が母語とか、そういうこと抜きに
昔、森鴎外の翻訳物が「原作を超えた」とか一部で言われていただろ
明治生まれなら、記憶にあるはず それは決して不可能なことではないよ

俺の中では、布施明のMy Wayはオリジナルを超えていると思う
少なくとも、原作のポール・アンカのよりははるかにいい
フランク・シナトラはさすがに味わいがあるが、もう死んじゃったわけだし

あと、Unlimitedで江戸川乱歩読んでいるけど、あの文体、身体に合わない
虫唾が走るというか 俺みたいなヤングには、あんな滑稽な語り口はダメだ
でも、英語版があったら、それは面白いかもよ だって、ストーリーは秀逸だから

赤毛のアン あの原作はすばらしかった アンが目の前で興奮気味に話している姿
が目に浮かぶようだ 松本侑子(元テレ朝アナウンサー)の翻訳はバツ、
村岡花子のは、なるほど、よくできているが、さすがに言葉が古い

そろそろ分かったと思うけど、外国語だと、コマケーところがあまり気にならない
逆に、細かいところにこだわりすぎると、作品の醍醐味をスポイルする
日本の小説の古いやつで、旧仮名遣いがあるとしらけるだろ 旧字体とかもだが

日本語の歌を英語やフランス語で聞くのもいいよ、BGMとして
そういうのばっかりじゃダメだろうけど、たまにはそういうのもいいだろ

今、安室奈美恵のファイナルコンサート聞いているが、
英語の歌、英語交じりの歌がいっぱいある いいじゃんか、それで
おされなんだよ、英語ってのは 響きが心地いい
その心地よさを英語で感じ取りたいから、日本の小説の英語版を味見する

まあ、俺はそんなことやらんけど