x.com/pushriver/status/1915678695148446131
押川勝太郎・登録9万人のがん防災YouTuber・がん治療医
@pushriver
今からショッキングな事実をお話しします。
ChatGPT o1proとGoogle Gemini 2.5proのDeep Researchはセカンドオピニオン キラーです。
これらのAIには専門家も勝てません。
細かい情報があればあるほど、広大なエビデンスを収集して、包括的かつ統合的な治療戦略とその論拠を提示して、ぐうの音も出ません。
個人情報をマスクした上で800文字ぐらいの診療情報と8つぐらいの質問を投げかけたら、たった15分で1万文字のレポートをたたき出してきました。引用元は24〜100個ぐらいあり、ほとんどシステマティック レビューを読んでいるかのような錯覚に陥ります。
しかも現在進行中の治験情報から国内と海外の治療ガイドライン違いやその背景、さらには治療オプションのメリットデメリットの理屈から想定患者に対する強烈な共感の言葉まで、まるで隙がないのです。
レポートを読んでいるとこちらが知らない事もざらにあって、むしろすごく勉強になると感嘆してしまいます。
もちろん、AIをすべて信用するのは危険ですし、主治医はもっと詳細な患者情報を持っていて、治療実行力があるので置き換わるわけではありません。
ただ、もうわざわざセカンドオピニオンしなくても月3000円ぐらいの有料生成AIに質問した方がずっと有益だと一般人も気づき始めていると思います。
むしろ、Deep Reserchした患者からの質問に安易に回答すると、ぼろが出て、権威が失墜するのが避けられないほどの「専門家キラー」なので、医師、薬剤師もAI(Deep rewserch)を使わないと取り残される危険性が非常に高いと警告したいと思います。
重量挙げ大会の規定が、フォークリフトも出場可と変更されたかのようです。
セカンドオピニオンは廃業に追い込まれかねないほどの衝撃でしたが、
(略)
周知のことですが、ハルシネーション(幻覚・うそ) の問題がありますが、2個以上のDeep Researchをかけるとかなり防げる印象があります。
(chatHubという6個の生成AIに同時質問できるサービスを使うとかなりの頻度でハルシネーションが出ているとわかります)
あと最近話題のChatGPT o3は高機能ながらハルシネーション 率がo1 proの倍以上あるので、Deep Reserchには使わない方が良いです。
午後5:06 · 2025年4月25日