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179:病弱名無しさん:[sage]:2024/02/16(金) 19:31:54.43 ID:3cuXoy+V0
運動は認知症予防に効果なし 
運動してもしなくても「なる人はなる」

https://www.j-cast.com/2017/07/12302987.html
論文によると、「運動が認知症の予防になる」とする過去の研究の多くが(1)数カ月などの短期間でしか調査していない(2)健康な人間しか対象にしておらず、認知症患者の実態からかけ離れている、という大きく2つの欠点を指摘した。
研究チームは、1985年の調査開始時点で35~55歳の1万308人を最大27年間にわたり、追跡調査した。調査期間中に4回にわたり、全員の認知症検診を行ない、また、認知力のテストも行なった。
その結果、調査期間中に329人(3.2%)が認知症を発症した(診断時の平均年齢は75歳)。その人たちと運動量を比較すると、運動の強さと認知症の発症リスクにまったく関連がみられなかった。盛んに運動をしていたから認知症にならなかった、あるいは、ほとんど運動しなかったから認知症になったという因果関係はなかったという。
特に研究チームは、WHOが推奨する「週に2時間半以上の中~高強度の運動」を基準に、対象者をそれ以上の運動をする人と、それ以下の運動しかしない人に分けて比較したが、発症リスクに関連がなかった。WHOの推奨どおりに運動しても認知症の予防にはつながらなかったという。
このことから研究チームでは、論文の結論でこうコメントしている。
「運動量が多い人ほど認知症になりにくいというこれまでの研究は、
認知症になる人は、かなり前から運動できなくなるという事実を見過ごしている。
因果関係が逆で、運動するから認知症を予防できるのではなく、
認知症にならない人が運動できると考えるべきだ」

運動には数多くの健康効果が明らかになっている。ウォーキングには13種類のがんの予防効果があることが明らかになっているし、少なくても脳の血流がよくなり、脳が活性化することは確かだ。