糖質代謝が後付け代謝なのかわかりませんが、果物、樹液など、あんな小さな体にあんな大きな物を摂取するというなら糖質に特化せざるを得ないでしょうけれど、人間は明らかに特化というには至っていない事が糖尿病はじめ代謝異常からわかるというものです。

栄養に柔軟に適応し成長するシステムの解明―種間の適応能力の差を生む炭水化物応答機構―
https://www.amed.go.jp/news/release_20190904.html

その結果、広食性種は、餌の炭水化物の比率に応じて遺伝子発現や代謝を制御する機構の働きにより異なる栄養バランスに柔軟に適応できるのに対し、狭食性種ではこのような機構が機能せず、高炭水化物条件下で成長できないことを見出しました。今後、生物が獲得してきた様々な環境適応システムや種間・個体間の違いを理解する上で、このような比較解析が強力な手法となることが期待されます。