【ストレス】に森林浴が効果あるのは知られてるでしょうけど音だけで効果あるとはね

人には聞こえない音が食後の血糖上昇を抑える可能性
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AF%E8%81%9E%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9F%B3%E3%81%8C%E9%A3%9F%E5%BE%8C%E3%81%AE%E8%A1%80%E7%B3%96%E4%B8%8A%E6%98%87%E3%82%92%E6%8A%91%E3%81%88%E3%82%8B%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7/ar-AA15FeqI

https://www.ncnp.go.jp/topics/2022/20221110p.html
人類の遺伝子や脳が進化のなかでつくられた熱帯雨林の自然環境音や、さまざまな文化圏の音楽には、人間の可聴域上限である20kHzを超え100kHzに及ぶ超高周波が豊富に含まれるのに対して、
都市の環境音やCD・デジタル放送の音声信号にはそうした自然由来の超高周波がほとんど含まれないことを明らかにしました。
さらに、超高周波を豊富に含み複雑に変化する音は、自律神経系や内分泌系の中枢である中脳や間脳、およびそこから前頭葉に拡がる報酬系神経回路の脳血流を増大させて活性化するとともに、
免疫能を高め、ストレスホルモンを低下させる効果をもつことを発見し、ハイパーソニック・エフェクト※として報告してきました。
本研究では、自然環境音に含まれる人間の耳に聴こえない超高周波が、内受容感覚や自律神経系と密接な関係のある耐糖能におよぼす影響を、糖尿病の標準的な検査法である経口ブドウ糖負荷試験をもちいて検討しました。

ストレスマネージメントの重要性は、多くの疾患で指摘されていますが、ストレスの内容や対処法は個人によって大きく異なっているため、そのアプローチは主観的・心理的なものにならざるを得ません。
一方、今回の研究では、人間が音として知覚することのできない超高周波を豊富に含む音によって、ブドウ糖負荷後の血糖値の上昇が抑制されることが明らかになりました。
このことは、従来の個別性の高い心理的なアプローチとは異なる原理をもち、人間にとって普遍性・客観性のある反応を導くことができる音情報を用いた新しいストレスマネージメントの可能性を拓くものと考えられます。
さらに、こうした新しい健康・医療戦略は、糖尿病以外にも、たとえばうつ病や高血圧などのように、ストレスと密接な関連をもつ疾患にも有効である可能性があります。