補足
ファイルの使用回数と滅菌回数と書いたのは、ファイルは疲労に
よって破断しやすくなる。とくに回転系の根管拡大ファイルは繊細。
そのために、どれだけ疲労をしているか管理するわけ。
本当の自費専門では全てを使い捨てにするが、1根管数万となってしまうかも。

また、最近は手指拡大の他に、超音波、ツイストドリルに戻る方向も
でてはきたが、現時点で機会拡大の場合は回転が主流。

例えば、内視鏡の場合はインストルメントの先が関節になって曲がって
方向修正をするのだけど、拡大用ファイルはそれは不可能なんでストレスが
かかる。

食事の際に爪楊枝の先を折って、根元をくるくる回してみればわかる。
折った先がどのように動くか。