「チーム状態がこう(最下位)なので、野手がどうのこうの(育たない)とか、ドラフトが失敗したとか言われているけど、そんなのは全然ないと思います。だって今までうち、『野手の育成ナンバーワン』って言われていたんですよ」

フリーエージェント(FA)での流出が多いこと、そして過去10年のドラフト会議では上位で野手をあまり指名していないことが、今季の低迷につながっているのではと指摘される。

「上位(1、2位)でも獲っていますよ。ベッケン(渡部健人=2020年ドラフト1位)、蛭間(拓哉=2022年ドラフト1位)を含めて。ドラフトだから、ピッチャーのほうが多くなるのは当然なんですよね。野手も獲っているけど、成長スピードがまだ追いついてないっていうか。ここ2年くらい、『野手が打てない』ってみんな騒いでいるけど、そんな時期はどこの球団にもあることだと思いますよ」