どうやら2つの近縁種を父と母に持つハイブリッド種である可能性が高い。2つの異なる生息環境の移行帯で起こる現象であり、例えば
新種トカゲが生息するビンチャウ・フックブー自然保護区は低木林と海岸砂丘の間に位置している。「このような場所では、
2つの異なる環境に生息する種が出会ってハイブリッドが生まれることがある」とグリスマー氏は説明する。

母親から受け継がれる「ミトコンドリアDNA」の遺伝情報を検査した結果、母方は「Leiolepis guttata」種
と判明した。父方はまだ確認できていない。

グリスマー氏によると、新発見のハイブリッド種は野生の個体数が激減しているわけではないが、絶滅する可能性があるという。

ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の名誉館長で爬虫両生類学者のチャールズ・コール氏は、「ハイブリッド種は絶えやすいという説もある。
代を重ねても遺伝的多様性が生まれないからだ」と第三者の立場で指摘する。「種の長期的な存続には、遺伝的多様性が欠かせない」。

ソース:ナショナルジオグラフィックス  http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101110001&expand&source=gnews

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