【民医連不祥事ファイル@ 立川相互病院】

東京都立川市内にある健生会立川相互病院で1998年5月、足の骨折で入院し
た女性(88歳)が左右の足を取り違えて手術されていた。女性が入院中に死亡
したため、遺族は「手術ミスが死亡原因になった」として、病院側に損害賠償を
求める訴えを東京地裁八王子支部に起こした。訴状によると、女性は左大腿の
付け根を骨折して同病院に入院し、5月13日、折れた骨を取り除いて人工骨を
入れる手術を受けた。ところが執刀した整形外科の医師は、間違えて異常のな
い右側の足を切開し、骨の一部を除去して人工骨を埋めてしまった。女性は再
手術のために入院を続ける間に肺炎を併発するなどして亡くなっている。 彼ら
の掲げる「安全・信頼・平等」とは何だったのだろうか。