女が殺人を依頼し、男性を殺したのか?

宅配業者装い殺害 被害男性の元妻に金銭トラブルか
2019年3月10日 5時01分

9日夜、東京・台東区のマンションで、52歳の男性が宅配業者を装って訪れた男に首を絞められて殺害された事件で、男性と一緒にいた元妻が金銭の貸し借りをめぐってトラブルになっていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は、事件との関連がないか調べるとともに、現場から逃げた男の行方を捜査しています。

9日午後8時前、東京・台東区北上野のマンションの7階の部屋で、この部屋に住む須藤大さん(52)が、宅配業者を装って訪れた男にベルトで首を絞められて殺害されました。

当時、部屋には、須藤さんと一緒に54歳の元妻もいたということで、宅配業者を装った男が「荷物です」とインターホンを押して部屋を訪れ、元妻を殴ったあと、ソファーで寝ていた須藤さんに襲いかかったということです。

その後の調べで、須藤さんの元妻は、金銭の貸し借りをめぐって周囲とトラブルになっていると下谷警察署に相談していたことがわかりました。

現場からは40代くらいとみられる男が逃走していて、上下、黒っぽい色の服を着て、フードやニット帽、それにマスクで顔を隠していたということです。

警視庁は、今回の事件とトラブルが関連がないか調べるとともに、殺人の疑いで逃げた男の行方を捜査しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190310/k10011842231000.html