>>637
Wikipediaより、
『もともとは中央アジア原産とされるが、環境適応性が高く、また重要な食用魚として養殖、放流が盛んに
行われたために現在は世界中に分布している。日本のコイは大昔に中国から移入された「史前帰化動物」と
されたこともあったが、琵琶湖など各地に野生のコイが分布し、第三紀の地層から化石も発見されている
ことから、やはり古来日本に自然分布していたとされる。』

『漁師や釣り人などから、養殖され、放流もよく行われている体高の高いコイと、琵琶湖などの湖や
四万十川のような大きな河川に見られる体高が低いコイの性質が著しく異なることが古くから指摘されていた。
後者は「ノゴイ」(野鯉)と呼ばれて前者の系統で野生繁殖しているものと区別されており、シーボルトなど
従来よりこの相違に注目する研究者も多少はいた。21世紀になってコイヘルペスウイルスによる感染症の流行で
捕獲しにくいノゴイの死体が多数得られたことから、これを用いて遺伝子解析した研究が2006年になって報告された。
それによると、外来の体高の高いコイとノゴイは種レベルに相当する遺伝子の差があることが報告され、
日本列島在来の別種として新種記載の必要性も指摘されている。』

とありますね。