>>59
単独でないにせよ、同世代だけで群れただろうね。
大きさが違い過ぎるから親の世代と一緒にいると踏みつぶされてしまうからな。

竜脚類は自分の体と比較して小さな卵を多く産む繁殖戦略だった。
(卵の殻の厚さには限度があるので、卵を大きくするのも限度がある)
これは大半の魚類、両生類、多くのヘビやトカゲ、カメのやり方に似る。
これらの種はほとんど、あるいは全く子育てをしないのが特徴。子供は単独で、あるいは同じ位の大きさで群れる。
無論、多数の卵や幼体は様々な捕食者に襲われて喰われたり病気や災害で死ぬ個体が大半で、成体になれた個体は極めて少なかったはず。
(肉食恐竜は無論の事、ワニ等の爬虫類にもメニューの定番にされてただろうし、大型の両生類や哺乳類にまで喰われたかもしれない)

恐竜の全部とは言わないが、結構、多くの種の恐竜がこの繁殖戦略をとってたので、
多数な上に毎年繁殖シーズンに生まれて更新されていく幼体こそが哺乳類では小型種が占める地位を埋めてた。
だから恐竜では哺乳類での齧歯類や「食虫類」的な小型種があまり繁栄せずに
(最小の恐竜ともいえる鳥類は飛行することでニッチを開拓&小型翼竜の占有地に進出)
これが白亜紀末期の環境破壊の際に恐竜の命脈を断ってしまった一因だったという説には
実に納得できたよ。