>>265
ペルム紀後期から末期のシベリア大噴火等の環境激変が起きて大型単弓類が一掃されてなかったら、
単弓類(獣弓類もペルム紀後期の環境激変で衰退した盤竜類の間隙を突いて繁栄してるんで
何事もなきゃ獣弓類どころか盤竜類の天下がそのまま続いてたかもしれない)が生態系上位を占有し
竜弓類は大型化できずにトカゲみたいな見た目の小型動物がじみーに多様化して
羽毛が生えたり、恒温化したり、直立歩行したりするのも出る程度だったかもしれない。
(直立歩行を初めて達成したのはペルム紀後期の側爬虫類の一部だったとか)

少なくとも、そんな「もしも」が起きてれば単弓類の唯一の子孫として哺乳類が誕生し、
その後、繁栄する未来があったとは思えない。
同様に、この「もしも」の世界では恐竜も鳥類も誕生しなかっただろう。

恐竜があの時、一掃されてない「もしも」の世界というのは
これと同様なんだよね。
恐竜が滅びなかったら、哺乳類はそれなりに多様性をもった
変化に富んだ系統として存続してはいただろうが、全体的にはじみーな小型動物のままだったろう、
…という未来が最も妥当かと。