Wikipediaより
日本には4属7種のモグラ類が生息し、さらに複数の亜種に分けられているが、
遺伝子研究では4種(西日本がコウベモグラ、東日本がアズマモグラが大半を
占め、佐渡固有種のサドモグラ、新潟平野固有種のエチゴモグラ)とその
分岐種に絞られている。分類には異説もある。すべての種が日本固有種とされる。
地中に棲むミミズや昆虫の幼虫を主な食物としている。多くの種に見られる
狩猟法は、一定の範囲内に掘られたトンネルに偶然引っかかってトンネル内に
落下してきた獲物を感知・採取するという方法である。そのため、モグラの
トンネルは巣であるのと同時に狩猟用の罠となっている。
モグラが地上で死んでいる例が時々見られ、「太陽に当たって死んだ」とされ、
モグラは日光に当たると死ぬと言われてきたが、それは誤りである。モグラは
普段地中に住み、地上はめったに出てこないため「太陽に当たって死んだ」と
誤解されたのだろう。実際にはモグラはしばしば昼間でも地上に現われるが、
人間が気付かないだけである。死んでいるのは、仲間との争いで地上に追い出されて
餓死したものと考えられる。
実際、モグラは非常な大食漢で、胃の中に12時間以上食物が無いと餓死してしまう。