X



熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレ
0001名無虫さん
垢版 |
2010/12/18(土) 09:58:05ID:???
熱帯は野生生物の宝庫という事になっているが、
そこに住んだ事のある日本人の在外邦人曰く「日本の山の方が色々いるって思ったけど?」
と、その実態はちょっと行ったくらいでは簡単に掴めない

それで、もっと詳細な場所に絞って観測したらどうなっているのか?という、
まあそんな情報を積み上げていくスレも、板が更地になって3ヶ月したし、
そろそろあってもいいかなということで立ててみます
0270名無虫さん
垢版 |
2014/11/07(金) 21:17:14.54ID:???
 これまで誤って判別されていたのは、ゴールデンバックフロッグは少なくとも見かけ上はよく似ているからだ。
しかしビジュ氏は、「たとえそうだとしても、研究者がこれらのカエルを見分けるのはそこまで難しくない」と話す。
「注意不足で混同されていたのではないか」とビジュ氏は指摘した。

 例えばスリランカのブロンズフロッグ(Hylarana temporalis)は、目の後ろにある皮膚の隆起で他種と容易に
区別できるとビジュ氏は話す。同氏の研究チームでは、手足の指先の形、水かきの大きさも手掛かりにして
西ガーツ山脈の新種と区別した。これらの新種は、長いことブロンズフロッグと誤認されたままだったのだ。

◆大きな収穫

 今回報告された新種の中には、インドとスリランカでこれまでに確認されているゴールデンバックフロッグのうち最大の種も含まれている。

 ラージ・ゴールデンバックフロッグ、学名をHylarana magnaと命名されたこの種は、体長9.2センチにもなる。
ゴールデンバックフロッグの大半は成体でも体長4センチを超えることはない。

 しかしビジュ氏らの研究チームは、多くのゴールデンバックフロッグが「大きな危機に瀕した生息地に、
やっとのことでしがみついている」と懸念する。都会に暮らすアーバン・ゴールデンバックフロッグもその一つだ。

 ビジュ氏は発表の中で、「現在の絶滅ペースが続けば、多くのカエルが永遠に姿を消してしまうかもしれない」と警告した。

 今回の研究成果は、「Contributions to Zoology」誌に10月29日付で掲載された。

Photograph by SD Biju / Systematics Lab
0271名無虫さん
垢版 |
2014/11/15(土) 14:06:16.00ID:???
ttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141114001
ハイトーンボイスのカエル、名はオジー
Carrie Arnold for National Geographic News November 14, 2014
 ブラジルのアマゾン熱帯雨林で、コウモリのような鋭い鳴き声を上げる新種のアマガエルが発見された。
「鳴き声を聞いた瞬間、新種だとわかった。あんな鳴き声はそれまで聞いたことがなかった」と、ブラジルのパラエンセ・
エミリオ・ゴエルディ博物館(Museu Paraense Emilio Goeldi)の博士研究員で発見者の一人、ペドロ・ペロソ(Pedro Peloso)氏は語る。

 ペロソ氏のチームは2009年、アマゾン熱帯雨林の自然保護区の一つであるパウ・ロサ国立植物園(Floresta Nacional
de Pau-Rosa)で、生物多様性の調査中に2センチほどの両生類を発見した。
 チームは数カ月に及ぶフィールドワークの間に、細長い四肢の指を持ち、オレンジがかった茶色をしたこの不思議な
両生類21個体を発見した。
 オスは、ほぼ透明な皮膚でできた非常に大きな鳴嚢を持ち、これが膨らんで高音のチーチーという風変わりな鳴き声を生み出す。
一般に、アマガエルのオスは大きな鳴き声で離れた場所の樹上にいるメスとコミュニケーションを取ることが知られているが、
コウモリのような鳴き声を発するカエルが見つかったのは今回が初めてという。
 ペロソ氏によると、捕獲したこのカエルを実験室に持ち帰り、「コウモリのような鳴き声だねと皆で話し続けているうちに、
オジー・オズボーンとブラック・サバスのファンだという話になった」そうだ。
 イギリスのロックバンド、ブラック・サバスの1981年のコンサートでボーカルのオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)は、ファンの一人が
ステージにコウモリの死骸を投げ込んだところ、おもちゃと思ってその頭を噛みちぎったことがある。ペロソ氏はこのコウモリのような
鳴き声のカエルをオジー・オズボーンに因んでDendropsophus ozzyiと命名し、11月6日付けの「Zootaxa」誌に発表した。
0272名無虫さん
垢版 |
2014/11/15(土) 14:06:41.44ID:???
◆発見は難しい

2009年のフィールドワークの間、ペロソ氏のチームはボートでアマゾン川を移動し、ハンモックで野宿し、発見したものはすべて収拾した。
 収拾テクニックは原始的で、持っていたのはビニール袋一枚、 懐中電灯一本、それに捕獲した生物の鳴き声を録音するための
デジタルレコーダーだけだったという。
 しかし、この作戦が功を成した。ペロソ氏はブラジルの国土に含まれるアマゾン熱帯雨林の三つの異なる地域でこの新種のカエルを発見した。
 これらの地域は互いにとても離れているため、移動は困難だ。同氏はこのカエルはアマゾンに広範囲に生息しており、
すぐに絶滅する恐れはないだろうと見ている。

 個体数が多いにも関わらず、これまで発見されて来なかったのには理由があると同氏は説明する。
「新種を見つけるには、正しいときに正しい場所にいることが大事だ。条件が揃っていないと、発見は難しい」。

 しかし、アマゾン熱帯雨林の比較的よく研究されている地域でこの新種が発見されたことは、この地域の生物多様性が非常に高いことを
さらに強調するものだと、ピッツバーグのカーネギー自然史博物館で補助学芸員を勤めるホセ・パディアル(Jose Padial)氏は
述べている。同氏は今回の研究には関わっていない。
「今回の研究は非常に綿密に行われたもので、アマゾン熱帯雨林について我々が知っていることがいかに少ないかを示している」と同氏は付け加えた。
Photograph by Pedro Peloso
0273名無虫さん
垢版 |
2014/11/17(月) 04:18:15.38ID:???
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%AC%E5%B1%B1%E5%A1%8A%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%85%AC%E5%9C%92
マハレ山塊国立公園
地形・気候

マハレ山塊は、タンガニーカ湖東岸の最大の突出部に位置し、標高2460メートルの最高峰ンクングェ山をはじめとした
多くのピークが北西から南東に伸びている。山塊の北西側は年間1500mmから2300mmの降雨があり、
標高1800m以上の高地に山地林、湖岸から1500mまでは中緯度半落葉樹林を発達させている。山塊の東側は乾燥しており、
ブラキステギア疎開林に被われている。鳥類相の研究から、この土地はウガンダ?ブルンディの森林地帯と関係が深いとされている。

京大のチンパンジー研究で有名な地域だ
タンザニアはケニアよりも更に乾燥している地域が多いのだが、ここだけは年間雨量が多い
こういう場所は往々にしてコーヒー農園になりかねないのだが、まあ森林が維持されていると

ブラキステギア、はマメ科の属だとの事
0274名無虫さん
垢版 |
2014/12/15(月) 21:34:22.99ID:???
Yahoo!ニュース - コノハチョウ擬態の謎、解明か (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00000001-natiogeog-sctch


 コノハチョウ属の仲間には、デッド・リーフ(オークリーフ)・バタフライと呼ばれる枯葉そっくりのチョウがいる。葉脈からカビの模様にいたるまで、
その完璧に枯葉を模した翅がどのように進化したかは、これまで熱い論争の的だった。

 1800年代、博物学者のアルフレッド・ラッセル・ウォレスは東南アジアでコノハチョウを採集し、チョウがお腹を空かせた鳥から身を守るため徐
々に葉っぱを真似るようになったと説明するダーウィンの自然選択説をさらに前進させた。

 その一方で、別の進化論を提唱する科学者らも現れた。例えば1940年代には、米国の遺伝学者リチャード・ゴールドシュミット(Richard
Goldschmidt)が、翅の擬態は中間的な変化のない突然変異によって現れたとする、「有望な怪物」と呼ばれる説を提唱した。

 そして今回、日本人研究者らが少なくとも4段階の中間的な形状を経てコノハチョウが枯葉模様を進化させたとする新たな説を発表した。

「枯葉擬態の漸進的な進化を裏付ける初めての証拠を提供するため」、時間と共に微妙に変化していく翅の裏面にある模様を図化したと、研究
の共著者である独立行政法人農業生物資源研究所の鈴木誉保(たかお)氏は電子メールで語った。

 ダーウィンの進化論から枯葉擬態を説明する現代の科学者は、ようやく自らの説を証明する手段を得たと同氏は話している。

◆徐々に? それとも突然に?

 一方、鈴木氏と同僚らが用いた解析方法があまりに新しいため、ダーウィンの正当性を証明したとは言い難いと、英国リバプール大学総合生
物研究所のマイク・スピード(Mike Speed)氏は述べている。

「極めて専門的かつ特殊な手法のため、内容を把握し確信を得るには時間が必要だ」と、研究には参加していないスピード氏は言う。

 一般的に、擬態が進化するには遺伝子レベルで大きな変化あるいは突然変異が起こると推測され、「これらの形質が永い世代を経て少しず
つ進化していくという説明に人々は概ね懐疑的だ」と同氏は付け加えた。
0275名無虫さん
垢版 |
2014/12/15(月) 21:35:33.77ID:???
◆擬態の解明

 とはいえ、“マスカレード(変装)”擬態と呼ばれるタイプの擬態は例外だとスピード氏は述べる。

 デッド・リーフ・バタフライの場合、もし祖先種が既にある程度の擬態を得ていたとするなら、「漸進的に進化するのはそう難しくない」。

「この研究の大きな価値の1つは、これまであまり研究されてこなかった変装擬態に着目したことだ。注目に値するにもかかわらず、ほかのタイ
プの擬態に比べ注目度は低かった」。

 最新の研究で使用された模様のマッピング法は、コノハチョウ以外の翅を持つ昆虫がどのように別の生物を真似るようになったかを明らかに
するだろうと共著者の鈴木氏は述べている。

 実際、同氏はその手法を苔や樹皮に扮するガやチョウにも既に応用している。鈴木氏らの研究によって、昆虫界の変装名人のさらなる解明
が進みそうだ。

 今回の研究結果は、「BMC Evolutionary Biology」誌に11月25日付けで掲載された。


コノハチョウの1種、インディアン・リーフ・バタフライ(Indian leaf butterfly、学名:Kallima paralekta)が枯葉に擬態する (Photograph by Stephen
Dalton/Minden Pictures/Corbis)
http://amd.c.yimg.jp/im_siggNri9.flZOouL8LJVy_5zTQ---x450-y338-q90/amd/20141212-00000001-natiogeog-000-0-view.jpg

12 名前:名無しのひみつ@転載は禁止[] 投稿日:2014/12/13(土) 14:16:27.04 ID:sgZn7xe3 [1/2]
>>4
まだ読んでないけど鈴木氏の論文見つけた。
http://www.biomedcentral.com/content/pdf/s12862-014-0229-5.pdf
0276名無虫さん
垢版 |
2015/01/04(日) 04:41:03.85ID:???
 インドネシアの熱帯雨林の奥地で、卵ではなくオタマジャクシを産む新種のカエルを世界で初めて確認したとの
研究論文が、12月31日に米オンライン科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」で発表された。

 アジアに生息する「牙を持つカエル」に分類されるこのカエル(学名:Limnonectes larvaepartus)は、
インドネシア出身の科学者ジョコ・イスカンダル(Djoko Iskandar)氏によって10年前に初めて発見された。

 科学者らは長年、この特異なカエルがオタマジャクシを産んでいる可能性が高いと考えてきたが、交接や
出産の様子が直接観察されたことはこれまでなかった。

 だが、米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)などの研究チームは最近、
このカエルの繁殖行動に関する新たな証拠を発見した。同大の爬虫類学者、ジム・マクガイア(Jim McGuire)氏は
ある夜、インドネシア北部スラウェシ島(Sulawesi Island)の熱帯雨林を探索中に、雄とみられる1匹のカエルを
つかまえた。だがこのカエルは実際には雌で、生まれたばかりのオタマジャクシを十数匹連れていることが分かった。

 マクガイア氏は「世界中に生息する6000種以上のカエルのほぼ全ては、抱接(ほうせつ、カエルの交接時の抱擁)
で雄が雌に抱きつき、雌から卵が放出されている最中に雄が精子を放出する体外受精を行っている」と説明する。
「この新種のカエルは、体内受精を進化させた10種か12種しかいないカエルの仲間で、その中でも、子ガエルや
受精卵ではなく、オタマジャクシを産む唯一の種だ」

 子孫を生み出すことに関しては、カエルの世界にはこの他にも特異な行動様式が数多く存在する。アフリカに生息し、
体内受精を行う一部の種のカエルは、オタマジャクシの段階を経ない子ガエルを産むことが知られている。

 カリフォルニア大バークレー校の声明によると、他にも「卵を背中にある袋に入れて運ぶものや、オタマジャクシを
鳴嚢(めいのう、鳴き袋)や口の中で育てるもの、背中のくぼみにオタマジャクシを入れて運ぶもの」などがいる。
また、すでに絶滅したものの、雌が自らの受精卵をのみ込み、胃の中で育てて口から子ガエルを産むことで
知られていたカエルも2種存在したという。(c)AFP
0277名無虫さん
垢版 |
2015/01/04(日) 04:41:34.93ID:???
<画像>
卵ではなくオタマジャクシを産むことが確認された新種のカエル(学名:Limnonectes larvaepartus)の雄(左)と雌。
米カリフォルニア大学バークレー校ジム・マクガイア氏提供(2014年12月31日提供)。(c)AFP/Jim McGuire
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/5/1024x/img_653d602e530660a3e6d0a666a225b489251798.jpg

<参照>
PLOS ONE: A Novel Reproductive Mode in Frogs: A New Species of Fanged Frog with Internal Fertilization and Birth of Tadpoles
ttp://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0115884

<記事掲載元>
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3035518
0278名無虫さん
垢版 |
2015/01/07(水) 18:56:13.53ID:???
動物園で飼育のメダカ、新種でした インドネシアで採取
朝日新聞DIGITAL 2015年1月6日01時56分配信記事
ttp://www.asahi.com/articles/ASH155DSLH15OIPE010.html

東山動植物園(名古屋市千種区)は5日、インドネシア・スラウェシ島で採集し、飼育していたメダカが新種と判明したと発表した。
6日から公開する。

新種のメダカは体長約3センチ、尾びれの上下がオレンジ色で縁取られているのが特徴。
スラウェシ島のティウ湖で生息していたことから、「ティウメダカ」と名付けられた。
同園によると、世界で生息が確認されているメダカでは36番目の種になるという。

同園は、メダカの研究に力を入れており、2008年、インドネシアの大学の研究者らと協力して、ティウ湖でメダカ126匹を採集。
同園に持ち帰り、繁殖に成功した。

その後、琉球大の熱帯生物圏研究センター(沖縄県)と共同で研究した結果、体の特徴などから新種と判明した。
昨年12月には米国の科学雑誌に研究論文が掲載され、世界的にも認められた。

同園では、ティウメダカを含む27種のメダカを飼育している。

-----
▽関連リンク
東山動植物園
新種メダカ(ティウメダカ)発見! 明日(1/6)より公開します。
ttp://www.higashiyama.city.nagoya.jp/topics/index.php?g_no=ZOO00346
0279名無虫さん
垢版 |
2015/01/18(日) 11:33:27.54ID:???
 カンボジア南西部にあるカルダモン山脈(Cardamom Mountains)で発見された両性類が、新種のアシナシイモリと確認された。
この生物は灰褐色で足がなく、巨大なミミズもしくはヘビに似ており、学名で「Ichthyophis cardamomensis」と名付けられた。
新種は体長が最長1.5メートルにも及び、地元ではよくヘビと間違われていた。

&#8195;国際環境保護団体フォーナ・フローラ・インターナショナル(Fauna and Flora International、FFI)によると、
同山脈一帯は生息地の消失の危機に瀕しているという。(c)AFP

<画像>
カンボジア・ポーサット州で発見され、最近新種と分かったアシナシイモリ(2010年9月12日撮影)。(c)AFP/Fauna and Flora International
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/6/1024x/img_16c5c626127048cd91dde34beb2bad69267558.jpg
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/8/1024x/img_0810421cd6cb4998acdfca99e4186bda352119.jpg

<参照>
New legless amphibian discovered in Cambodia | Fauna & Flora International
ttp://www.fauna-flora.org/news/new-legless-amphibian-discovered-in-cambodia/

<記事掲載元>
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3036745
0280名無虫さん
垢版 |
2015/02/06(金) 21:46:20.18ID:???
掲載日:2015年2月6日
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3038917

 英国の植物学者チームは5日、カンボジアの山岳地帯で新種のランを発見したと発表した。発表は、英ロンドン
(London)のキュー王立植物園(Royal Botanical Gardens, Kew)で同日より開催予定の大規模なラン特別展示に
先立ち行われた。

&#8195;新種のランは、2013年に行われた探索中にカンボジア南西部カルダモン山脈(Cardamom Mountains)で採集され、
ロンドンに持ち帰られたものだ。

&#8195;だがチームは、昨年12月にキュー植物園の温室の一つで花が咲くまで、それが新種であることに気が付かなかったという。

&#8195;花はえび茶色の筒状花で、長さは1センチほど。ランの多くその繊細な美しさで知られているのに対し、この花は
それ以上に特徴的な外観をしていた。

&#8195;新種ランを発見した遠征チームの一員であるアンドレ・シュイットマン(Andre Schuiteman)氏は「他のランと異なる点は、
花びらに大きなイボが複数あるところだ」と説明する。

&#8195;まだ命名されていないこの新種のランは、ポルパクス(Porpax)属に分類される。

&#8195;5日から開催されるキュー植物園のラン特別展示の準備が進む中で発表されたこの新発見のランだが、同展示会には
出展されないという。(c)AFP

<画像>
カンボジアの山岳地帯で発見の新種のラン(2015年2月5日提供)。(c)AFP/ROYAL BOTANIC GARDENS KEW/ANDRE SCHUITEMAN
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/1/1024x/img_9173377f2cb0afef1553e4a1191f0285210413.jpg

<参照>
Orchids | Kew
ttp://www.kew.org/visit-kew-gardens/whats-on/orchids
0281名無虫さん
垢版 |
2015/02/14(土) 09:33:36.63ID:???
掲載日:2015年2月13日
http://www.zaikei.co.jp/article/20150213/235512.html

 森林総合研究所は12日、熱帯雨林では樹高が高いほど樹木の葉の光合成能力が増加することを発見したと発表した。
研究成果は、熱帯での炭素固定能解明に大きく役立つものだという。

 温帯での研究から、樹高の高い樹木は葉まで水を吸い上げることが難しいため、樹高がある程度以上高くなると
光合成能力が低下することがわかっていた。

 しかし、マレーシアの熱帯雨林で100種以上の樹種について、樹高 1mの小さい樹木から50mを超える巨大な樹木まで
葉の光合成能力を、高さ85mの林冠観察クレーンを建設して測定したところ、樹高が高くなると光合成能力が増加し、
大きな樹木ほど炭素をたくさん固定できることが分かったという。

 これは、雨が多い熱帯雨林では根から水を十分に吸い上げられるので、日光がよくあたる林冠部で効率よく光合成を
行えるためと考えられるという。

 将来、熱帯雨林地域では干ばつの頻発や気温の上昇が危惧されている。もし将来、干ばつが頻発すると、多くの樹木が
絶滅し、大規模な森林や生物多様性の劣化が起こる危険がある。一方、測定した樹木の中には節水型の樹種も見られた
ことから、今後、同研究所では、さらに樹種ごとの特徴も詳しく解析し、干ばつなど気候変動の影響評価を目指すとしている。
(町田光)
0282名無虫さん
垢版 |
2015/02/14(土) 09:34:23.57ID:???
<画像>
森林総合研究所が調査を行ったランビルヒルズ国立公園の熱帯雨林(森林総合研究所の発表資料より)
ttp://www.zaikei.co.jp/files/general/2015021314330300big.jpg

林冠観察用クレーンのゴンドラに乗り、地上から約40mの高さで測定している(森林総合研究所の発表資料より)
ttp://www.zaikei.co.jp/files/general/2015021314342430big.jpg

樹高と光合成能力の関係を示す図。矢印のように、樹種に関係なく樹高が高くなると光合成速度が直線的に上昇する
(森林総合研究所の発表資料より)
ttp://www.zaikei.co.jp/files/general/2015021314360830big.jpg

<参照>
森林総合研究所/熱帯雨林の葉の光合成能力は樹木の高さで決まる―世界で初めて統一的に解明―
ttp://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2015/20150212/index.html

Height-related changes in leaf photosynthetic traits in diverse Bornean tropical rain forest trees - Springer
ttp://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00442-014-3126-0
0283名無虫さん
垢版 |
2015/03/14(土) 23:47:45.30ID:???
ttp://nationalgeographic.jp/nng/article/20150312/438950/
車並みの超巨大淡水エイを捕獲、世界記録か
幅2.4メートル、体長4.3メートル、しかも妊娠中 2015.03.13

 タイのメコン川で調査をしている科学者が「巨大な」発見をした。淡水魚の世界記録レベルの巨大淡水エイが
捕獲されたのだ。場所はバンコクから1時間ほどにあるアンパワーという地区の水深20メートル地点である。

 計量を手伝ったチュラロンコーン大学の教授で獣医師のナンタリカ・チャンスー氏によれば、そのエイ
(学名:Himantura polylepis または H. chaophraya)は、幅2.4メートル、体長4.3メートル、体重は318キロから
363キロと推定された。体重が推定値なのは「あまりに大きく、そして、扱いにくかったため、傷つけずに計量
できなかった」せいだとナショナル ジオグラフィックのフェローでネバダ大学教授のゼブ・ホーガン氏はいう。
「どこをどう見ても巨大でした。ほかの巨大淡水エイと比べても、間違いなくトップランクです」

 実は、ホーガン氏は以前にもこのエイと出会っていた。2009年、ナンタリカ氏との共同プロジェクトでいちど捕まえ、
タグ(標識)を打って放流していたのだ。

 ナンタリカ氏が超音波検査を行ったところ、彼女は2匹の胎児を身ごもっていた(エイの多くは卵胎生)。
2009年にも彼女はやはり妊娠していた。「つまり、ここは生育場のようです」とホーガン氏。

 2009年のとき、彼女は幅2メートル、長さは4メートル58センチだった。「何かのアクシデントで
尾が短くなったのかもしれません」とナンタリカ氏。オスにつけられたような噛み跡もあった。

 2度の捕獲により、科学者は巨大エイの成長速度のデータを手に入れたことになる。ほかのほとんどの魚と同じように、
十分なエサがあればエイは生きている限り成長を続ける。寿命がどのぐらいかはわからないものの、
その大きさからこのエイは35から40歳だろうと見られている。
0284名無虫さん
垢版 |
2015/03/14(土) 23:48:54.80ID:???
世界記録の可能性

 世界最大の淡水魚を調べる自身のプロジェクトで、ホーガン氏は淡水魚の世界記録を
ずっと追いかけている。本種の記録はこれまで314キロとされていた。非公式には500から600キロという話もある。

 ギネスブックではメコンオオナマズが最大と認定されている。メコンオオナマズもタイに生息し、
およそ300キロにもなる「世界最大の淡水魚」とこれまで言われてきた。ギネス世界記録北米オフィスの
アンソニー・ヨディス氏は、今回のエイが新記録になるかどうかについては、正式に申請されない限りコメントしないという。

 ホーガン氏とナンタリカ氏が成長と移動を追えるように、エイにはタグとマイクロチップがつけられ、
リリースされた。その間、魚体を傷めず、また、ストレスも極力減らすために、特別なネットが
用いられた。おかげでエイはおおむね大人しかったようだ。

 巨大淡水エイにはエイのなかでも35センチを超える最大のトゲを持ち、猛毒がある。
敵から身を守るためにトゲを使い、しばしば致命傷を与えるが、人を傷つけることは極めて稀だ。

絶滅の恐れも

 ホーガン氏とナンタリカ氏の尽力もあり、巨大淡水エイは国際自然保護連合(IUCN)で絶滅危惧種に指定
されている。「保護する法律がないので、彼らは急速に減っています」とナンタリカ氏はいう。

 メコンオオナマズを含む同じ地区の巨大魚がおかれた状況はもっと悪い。あっさり漁獲されてしまうからだ。
一方、淡水エイはとても巨大で強く、専用ではない漁具はたやすく壊してしまう。そして、食材として
あまり人気がないので、漁業からのプレッシャーは高くはない。

 しかしながら、汚染、油の流出、生息地を分断するダムなどがエイを脅かしている。

 ホーガン氏いわく、「この生きものがキャッチ・アンド・リリースしても生き延びることが証明されましたし、
何より妊娠していたのはグッドニュースです」
文=By Brian Clark Howard, National Geographic
0285名無虫さん
垢版 |
2015/03/19(木) 19:02:46.20ID:???
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/031800001/
ペットとして人気の吸血鬼カニ、新種と判明 2015.03.19
 鮮やかな黄色い目を持つことからその名が付いたとされる淡水性のカニ「バンパイアクラブ」。以前から
ペットとして人気を博しているこのカニの仲間には、どこで採取されたのかがあやふやなものも存在していた。

 ところがこのほど東南アジアで実施された調査によって、特に需要の大きい2種が新種であることが判明、
学名Geosesarma dennerleとGeosesarma hagenと名付けられた。これらのカニは、インドネシア・ジャワ島の
それぞれ別の渓谷から発見された。

「今回のカニはある意味特殊なケースです。10年も前からペット市場に出回っていましたが、
どこから来た種なのかがわかっていなかったのです」と、ドイツのアクアリスト(水槽での生物飼育の専門家)
であるクリスツィアン・ルカウプ氏は語る。彼は、1月に学術誌『Raffles Bulletin of Zoology』に
今回の新種について記載した論文の共同執筆者である。

 G. dennerle(上の写真)は体が濃い紫色で、背中にクリーム色の斑が入っている。もう一方のG. hagenは、
人目を引く鮮やかなオレンジ色をした殻とハサミを持つ(下の写真)。ギラリと光る目と派手な体色を見れば、
このカニが人気なのもうなずける。

「東南アジアをはじめ世界中の水生生物ディーラーは、顧客が色鮮やかな生き物を欲しがることを
よくわかっています」と、記載論文の共同執筆者であるドイツ、レーゲンスブルク大学動物学研究所の
クリストフ・シューバルト氏は言う。「現地のディーラーたちが、学者がまだ調査をしていない場所で
採集を始めると、突如として、未記載の生き物の市場ができてしまうのです」
0286名無虫さん
垢版 |
2015/03/19(木) 19:03:43.09ID:???
バンパイアを探して

 ルカウプは、アクアリウム市場で培った人脈を駆使して、バンパイアクラブがいる場所を知って
いそうな人物を探し出した。「偽の情報もたくさんありました。カニを捕っている側にしてみれば、
他の人間に入って来て欲しくはないのでしょう」
 ルカウプはこれまでにエビをはじめ、ペットとして売られている淡水性甲殻類の生息地を何度も
突き止めてきた経験を持っており、今回も見事にジャワ島中央部で目当てのカニを探し当てた。
 インドネシアにはまだ名前の付いてないバンパイアクラブがたくさんいるだろうとシューバルトは
言う。淡水性のカニは生涯海に出ず、同じ場所に留まる傾向にある。そのため、インドネシアの
島々にはたいてい、独自のバンパイアクラブが生息している。

 またバンパイアクラブは水陸両生であり、これも彼らが鮮やかな体色を進化させた一因と
考えられている。陸上では「水中に比べて視覚によるコミュニケーションがたいへん重要になってきます」

限られた生息地、乱獲の危険

 新種であることが判明した2種のバンパイアクラブはおそらく、それぞれがひとつの川の流域だけに
生息しているため、乱獲の犠牲になる可能性が高い。「地元の人々は、生活のためにカニを
捕まえています。彼らはただ捕れるものを捕って、どんどん輸出してしまうのです」とシューバルトは言う。

 ルカウプは、人気が過熱して天然のバンパイアクラブが捕り尽くされることがないよう、この先、商業的に
繁殖が行われるようになって欲しいと語る。熱心な愛好家の中にはカニの繁殖を行う者もいるが、
バンパイアクラブの大半はインドネシアから輸入されてくるものだ。

 バンパイアクラブのような、ペットとして売られている珍しい水生生物の保護に関しては、
今のところこれといった解決策がないのが現状だ。
0287名無虫さん
垢版 |
2015/03/24(火) 16:59:08.52ID:???
掲載日:2015年3月23日
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032000008/

枝の上で身を寄せ合う新種のティティモンキーの群れ。アマゾンの熱帯雨林で撮影。(Photograph by Adriano Gambarini)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032000008/ph_thumb.jpg

 2011年、ブラジル南部のマトグロッソ州で動物を探していたジュリオ・ダルポンテ氏は、赤みがかったオレンジ色の
尻尾を持つサルに気が付いた。同氏には、尻尾の色は「炎のよう」に映った。

 ダルポンテ氏はブラジル新熱帯肉食動物保護研究所の研究者だ。このサルに興味をもった彼と研究チームは、
その後数回にわたってアマゾンの熱帯雨林を訪れ、ひたいには縞状の薄い灰色の毛、ほほには赤茶色の毛が生える、
このサルをさらに観察した。

 そしてチームは、このサルが南米一帯で30種以上が確認されている樹上性の小型サル「ティティ」属の新種である
ことを突きとめた。

 ブラジルの学術誌『Papeis Avulsos de Zoologia』に発表された研究によれば、この新種のティティ(Callicebus miltoni)は、
ブラジル人霊長類学者のミルトン・ティアゴ・デ・メロにちなんで「ミルトンズ・ティティモンキー(Milton's titi monkey)」
と名付けられた(「ファイアーテイルド・ティティモンキー(fire-tailed titi monkey)」と呼ばれることもある)。

 ダルポンテ氏は、ブラジルのアマゾンで新種のサルを発見できたことに驚いたと話している。というのも、この地域は、
1913年から14年にかけて、米国の大統領セオドア・ルーズベルトが共同で率いたことでも知られる「ルーズベルト・ロンドン
科学探検隊」が調査を行った地域だからだ。 「ミルトンズ・ティティモンキーの存在を確認するまでに1世紀かかりました」
とダルポンテ氏は述べた。

 ほかのティティモンキーと同様、ミルトンズ・ティティモンキーも一夫一婦制で、つがいと2、3頭の子ザルという家族で暮らす。
0288名無虫さん
垢版 |
2015/03/24(火) 17:00:25.09ID:???
 果実を主食とする体重1.5キロほどのこのサルは、多くの時間を互いの毛繕いに費やし、時々枝の上に並んで座っては
親しみをこめて尻尾を絡ませ合う。「このような行動は、家族の絆やつがいの結び付きを深めるのに役立っているのでしょう」
と、ダルポンテ氏は言う。

 ミルトンズ・ティティモンキーは警戒心が強い。警戒すると、その場から姿を消して、林冠の葉の覆い茂った場所に
身を潜めてしまう。そんなときでも、ダルポンテ氏と研究チームはサルの音に耳を澄ませたり、動物界では最も複雑と
いわれる発声を録音を再生したりすることで、ミルトンズ・ティティモンキーを見つけ出せるようになったという。

 ミルトンズ・ティティモンキーは、ルーズベルト川とアリプアナン川に挟まれた低地雨林のごく限られた地域に生息する。

 泳ぎが下手なためか、あるいは山地を越えることができないため、ミルトンズ・ティティモンキーはこの地域に留まっているのだ。

 ただ問題もある。「河川によって森は分断され孤立しているため、森林火災のような人間による生態系のかく乱の影響を
受けやすい」と、ダルポンテ氏は懸念する。

 生息地のおよそ57%が保護区、あるいは先住民の土地として保護されているものの、残りの生息地では森林伐採や開発が
ありふれた光景となっているのが実状だ。

 ダルポンテ氏によると、もう一つの心配は、ブラジル政府が水力発電用ダムの建設とアマゾンに道路網を張りめぐらせる
計画を立てていること。

 ミルトンズ・ティティモンキーが絶滅の危機に瀕していると言うには時期尚早だが、決して安心はできないと同氏は付け加えた。

<参照>
Pro-Carn&#237;voros
ttp://www.procarnivoros.org.br/en/

Pap&#233;is Avulsos de Zoologia (S&#227;o Paulo) - New species of titi monkey, genus Callicebus Thomas, 1903 (Primates, Pitheciidae), from Southern Amazonia, Brazil
ttp://www.scielo.br/scielo.php?pid=S0031-10492014003200001&script=sci_arttext
0289名無虫さん
垢版 |
2015/03/26(木) 07:19:40.03ID:???
掲載日:2015年3月25日
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032400013/

ブラジルの熱帯雨林で撮影されたアルビノのバク。(PHOTOGRAPH BY LUCIANO CANDISANI)
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032400013/ph_thumb.jpg

 ブラジル南東部にある熱帯雨林で地元の人々に目撃され、伝説になっていた白いバクの撮影に、
ナショナル ジオグラフィック誌に寄稿する写真家ルシアーノ・カンディザーニが成功した。

 ブタにも似た出で立ちのバクの体は、通常、こげ茶色をしている。「白いバクが出没する」という噂に興味をそそられた
カンディザーニは、この幻の動物を写真に収めたいと考えた。

 2014年5月、目撃情報のあるヴォトランチン保護区に入り、暗闇の中、夜行性のバクが姿を現すのを待った。
バクは数多くやってくるものの、白いバクは一向に現れない。彼はあきらめず、今度はカメラトラップを設置した。
動物がカメラの前を通ると、自動的にシャッターがおりる仕組みだ。

「ある晩、撮った写真を確認していたら、白いバクが目に飛び込んできたんです。胸が高鳴りました」とカンディザーニは
振り返る。アルビノのアメリカバク(学名:Tapirus terrestris)が野生下で撮影されたのは、これが初めてだ。
0290名無虫さん
垢版 |
2015/03/26(木) 07:20:04.67ID:???
バクの受難

 アルビノの動物は、自然に起こる遺伝子の突然変異によって色素が欠如し、毛は白く、眼は赤みを帯びたピンク色となる。

 アルビノのバクは、生息地である南米の熱帯雨林でもめったに見られない。体長1.8メートル、体重200キロ以上にもなる
バクは、ブラジル最大の陸生哺乳類だ。警戒心が強く、群れを形成しない草食動物のバクは、ゾウに似た柔らかい鼻を
もつことでも知られ、この鼻で高い枝の葉や果実をつかむことができる。また、長い鼻は泳ぐときにシュノーケルとしても
役立つ。泳ぎがうまく、涼んだり外敵から逃れたりするために水の中に入る習性がある。

 だが、バクも狩猟や森林伐採といった脅威にさらされている。東南アジアのマレーバクを含め、現生する4種はどれも
個体数が減少している。

 珍しい動物を撮影できて幸運だったとカンディザーニ。アルビノのバクを撮影してから、彼は同じエリアに
カメラトラップをさらに設置し、他にも、ヤブイヌなどめったにお目にかかれない南米の動物の撮影に成功している。
「ブラジル大西洋岸の森林は危機にありますが、まだまだ科学に驚きをもたらす可能性を秘めています」と
カンディザーニは付け加えた。

<参照>
Tapirus terrestris (Brazilian Tapir, Lowland Tapir, South American Tapir)
ttp://www.iucnredlist.org/details/21474/0

Luciano Candisani Photography - Luciano Candisani Fotografia
ttp://www.lucianocandisani.com/
0291名無虫さん
垢版 |
2015/03/28(土) 22:37:40.34ID:???
トゲ肌からツル肌に早変わりする新種カエルを発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032700020/

ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032700020/ph_thumb.jpg
変身前:ツルツル肌状態のパンクロッカーガエル(Photographs by Lucas Bustamante, The Zoological Journal of the Linnean Society)
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032700020/01.jpg
変身後:わずか数分でトゲトゲ肌に(Photographs by Juan M. Guayasamin, The Zoological Journal of the Linnean Society)

 南米エクアドルの熱帯雨林の奥深くで、体の形を劇的に変化させられる不思議なカエルが見つかった。エクアドルと米国の研究者が3月24日付「Zoological Journal of the Linnean Society」誌に
発表、学名をPristimantis mutabilis(変わりやすいアマガエルといった意)と名付けた。

 著者の一人である両生類研究者キャサリン・クリナック氏は、2009年のある夜、体をたくさんのトゲに覆われたビー玉ほどの大きさのカエルを見つけた。新種と思って持ち帰ると、それは滑らかで
ぬるぬるした肌の動物に変わっていた。「間違えて別のカエルを持ち帰ったと思い、自分に腹を立てました」とクリナック氏は振り返る。

 ところが、それは別のカエルではなかった。カエルの居心地をよくするため容器に苔を敷き詰めようとすると、徐々に再びトゲが現れてきたのだ。そのとんがった体形から、彼女はこのカエルを「パンクロッカー」
と呼ぶことにした。

 カエルが新種で、かつ肌の質感を変えられる初めての脊椎動物であることを証明するため、クリナック氏らはデータの収集に何年もの歳月を費やした。
0292名無虫さん
垢版 |
2015/03/28(土) 22:38:12.60ID:???
苔にカムフラージュ?

 パンクロッカーガエルが、どのようにしてわずかな時間でトゲトゲ肌になるのか、またトゲが何でできているのかはまだ解明されていない。研究者らは、肌の質感を変えることが一種のカムフラージュ的な
役割を果たしているのではないかと推察している。例えば、トゲトゲ肌であれば苔に覆われた環境にうまく溶け込めるかもしれない。

 クリナック氏らは、このカエルの近縁種であるソベテス・ロバーフロッグ(学名:Pristimantis sobetes)も体の形を変えられることを発見した。このカエルは犬のような鳴き声を発するので、あと
ベーシストさえ見つかれば、パンクロックバンドが完成するかもしれない。

文=Carrie Arnold/訳=益永依子
0293名無虫さん
垢版 |
2015/04/11(土) 23:42:20.30ID:???
掲載日:2015年4月9日
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/040800038/

写真は新種アルトタンボ・ウッドリザード(学名:Enyalioides altotambo)。最初の個体が見つかった
エクアドルの村「アルトタンボ」にちなんで名前がつけられた。(Photograph by Pablo J. Venegas)
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/040800038/ph_thumb.jpg

 ペルーとエクアドルで、モリイグアナの新種が3種発見された。

 エクアドルの政情不安のため、新種と判明するまでに10年近くもかかってしまったが、3種はそれぞれ
アルトタンボ・ウッドリザード(学名:Enyalioides altotambo、アルトタンボは地名)、ラフスケールド・ウッドリザード
(学名:E. anisolepis)、ロスチャイルズ・ウッドリザード(学名:E. sophiarothschildae)と名づけられた。

 神話に出てくる竜のミニチュア版のようなモリイグアナは、南米の森林に生息するトカゲの中では大型で
カラフルな色をしており、科学者らによれば、この新たな発見には大いに注目すべきだという。
(参考記事:「ベトナムの鮮やかなトカゲ、新種と判明」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7409/

 4月6日付けの「ZooKeys」誌に掲載された論文によれば、Enyalioides属のモリイグアナは全部で15種となった。
これは2006年のほぼ倍で、過去10年間における、爬虫類の新種発見のペースとしては最も速い。

 首都キトにあるエクアドルカトリック大学のQCAZ動物学博物館で爬虫類を担当する学芸員で、今回の研究チームを
率いたオマー・トレス・カルバハル氏は、「私はラッキーです。モリイグアナの知識が増えれば増えるほど、新しかったり、
変わっていたりする特徴に気付きやすくなるんです」と言う。他にも多くのモリイグアナを発見してきた
トレス・カルバハル氏は、米国立スミソニアン協会自然史博物館の共同研究者でもある。
0294名無虫さん
垢版 |
2015/04/11(土) 23:43:13.38ID:???
変わった色のトカゲ

 科学者らがアルトタンボ・ウッドリザードを最初に発見したのは2005年11月、エクアドル北部の村アルトタンボだった。
明るい緑と黒のなめらかな鱗を持ち、体長は約13センチ。1881年に発見された近縁種(E. oshaughnessyi)に外見が
よく似ていた。

 しかし、研究室にそれを持ち帰ってみると、ひとつ大きな違いに気づいた。新種のトカゲは茶色の目をして、
瞳孔の周りが金色の輪で縁取られていた。E. oshaughnessyi の目は真っ赤である。

 また、鱗もE. oshaughnessyi よりもなめらかだった。

 サンプルが1体だけでは新種を発見したとは言い切れない。そこで、研究者らは次の個体が発見されるまで待ったが、
それから5年もかかってしまった。最初の個体が発見された場所はエクアドルの中でも危険な地域とされており、
実地調査が困難だったためだ。

「この手のトカゲは普通は数多くいるものですが、捜しに行けなかったために、新たな個体を見つけられなかったのです。
単に、調査に行くには危険すぎると判断したせいでした」と、トレス・カルバハル氏は説明する。
0295名無虫さん
垢版 |
2015/04/11(土) 23:45:14.59ID:???
新種が次々に

 2014年、エクアドルとペルーの国境付近を調査していた研究者が、喉の部分が白いモリイグアナの集団を発見した。

 白い喉に尖った鱗、体中に散らばる黒い斑点。これらの特徴を併せ持った種は、どの近縁種とも異なっていた。

 新種と判明した時の気持ちを、トレス・カルバハル氏は次のように説明している。「このような特徴の組み合わせは、
今まで見た事がありませんでした。何か新しい種が目の前にいるのだと、ほぼ一瞬にして悟り、気持ちが高ぶりました」

 ペルー、リマにある鳥類学・生物多様性センターの分類学者パブロ・ベネガス氏は、喉の白いトカゲを見て、
ペルー北部で2003年と2008年に発見された種と同じものではないかと気づいた。ベネガス氏はエクアドルの
博物館の相談役でもある。

 DNA検査の結果、2003年、2008年、2014年の個体が全て同じ種である事が証明され、E. anisolepis と名づけられた。

 さらに、多国籍研究チームがベネガス氏の収集した他のトカゲを調べているうちに、第3の新種を発見し、
E. sophiarothschildae と学名をつけた。

 こちらも喉が白く、黒と青緑色の鱗を持っている。

 しかし、話はこれで終わりではない。トレス・カルバハル氏は、エクアドル南部とペルー北部には他にも多くの
未知のトカゲが生息しているはずだと見ている。

<参照>
Three new species of woodlizards (Hoplocercinae, Enyalioides) from northwestern South America
ttp://zookeys.pensoft.net/articles.php?id=5032
0296名無虫さん
垢版 |
2015/04/25(土) 07:14:58.22ID:???
半透明のかわいい新種カエル、コスタリカで発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/042300065/


ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/042300065/ph_thumb.jpg?__scale=w:1190,h:793&_sh=0c503f08e0
ダイアンズ・ベアハーテッド・グラスフロッグ。論文の筆頭著者ブライアン・クビッキ氏の母の名にちなんで命名された。(Photograph by Brian Kubicki, Costa Rican Amphibian Research Center)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/042300065/01.jpg?__scale=w:768,h:791&;_sh=0640240d80
新たに発見されたカエルの腹部が半透明である理由は、まだ解明されていない。(Photograph by Brian Kubicki, Costa Rican Amphibian Research Center)


 美しいライムグリーンの体を持つ半透明のグラスフロッグ(glass flog、アマガエルモドキ科)の新種が、コスタリカで発見された。飛び出た白い眼球といい横長の黒い瞳といい、『セサミストリート』の
人気キャラクター、歌好きカエルのカーミットにそっくりとインターネットで話題を呼んでいる。

Newly discovered frog is a Kermit look-a-like. #StopEverything #StillNewStuffInTheWorld http://t.co/8qZuTYoO3G pic.twitter.com/2e0gt5sIIf
&#8212; KariAnn Ramadorai (@KariAnnWrites) 2015, 4月 20

 だが、こちらのカエルは歌は得意ではない。その代わり、昆虫に似た口笛のような長い鳴き声を上げる。このほど発表された論文によれば、それゆえに研究者たちは長らくカエルの声だと気付かなかった
のかもしれないという。なにしろ、コスタリカでグラスフロッグの新種が見つかるのは1973年以来のことなのだ。

 ダイアンズ・ベアハーテッド・グラスフロッグ(Diane's Bare-hearted glass frog、学名:Hyalinobatrachium dianae)と命名された新種は体長2.5センチ。2月19日付け学術誌「Zootaxa」に掲載された。
0297名無虫さん
垢版 |
2015/04/25(土) 07:16:27.19ID:???
シースルーのお腹

 グラスフロッグと総称されるアマガエルモドキ科のカエルは、中南米の熱帯雨林に分布する。近くに小川のある高い樹冠にすみ、繁殖の時期になると地面に下りてくる。

 腹部が半透明で内臓が透けて見えることから、グラスフロッグと名付けられた。だが、色素沈着がない理由は専門家の間でも分かっていない。一方、緑色の色彩は周囲に溶け込むのに役立っている。
グラスフロッグは夜行性で、日中は葉の裏側に隠れて過ごすからだ。

 新種のカエルは確かにカーミットを思わせるが、かわいいキャラクターとは違い、厳しい競争の中で生き抜いている。コロンビア、アンデス大学の両生類学者で今回の発見には関わっていない
アンドリュー・クロフォード氏によれば、オスのグラスフロッグは縄張り意識が非常に強く、他のオスが縄張りに侵入してくると激しい戦いになるという。

カエルに迫る危機

 今回新たに見つかった種は、コスタリカ東部の標高400〜800メートルの山林に生息する。同国のカエルを研究する生物学者で、今回の発見には関わっていないナショナル ジオグラフィックの
支援研究者スティーブン・ホイットフィールド氏によれば、両生類にとって最適な生息地だという。

 同時に、致死的な影響を与えるカエルツボカビが最も多い標高でもある。「両生類の皮膚を侵すカエルツボカビが原因で、1980年代以降、コスタリカを含む世界中でいくつもの種のカエルが姿を
消しています」とホイットフィールド氏は言う。

 こうした困難を思うと、「生きたカーミット」の発見はますます貴重だ。ホイットフィールド氏はこうコメントした。「新種を見つけたという知らせには実に心が躍ります。多くの種が失われた可能性がある
状況では、なおのことです」

文=Ralph Martins/訳=高野夏美
0298名無虫さん
垢版 |
2015/04/25(土) 09:09:59.25ID:???
掲載日:2015年4月22日
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/042100059/

コンゴ共和国の国立公園で初めて撮影されたブービエアカコロブスの親子。同種は、絶滅危惧IA類に指定されている。
(PHOTOGRAPH BY LIEVEN DEVREESE AND GA&#203;L ELIE GNONDO GOBOLO)
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/042100059/ph_thumb.jpg

 ブービエアカコロブス(学名:Piliocolobus bouvieri)と呼ばれるサルが、初めて写真に収められた。

 1970年代に最後に目撃されてから見かけた者がいないため絶滅が心配されていたが、2015年2月、
リーヴェン・デヴレーゼ氏とガル・エリー・グノンド・ゴボロ氏の2人の研究者がこのサルを発見、写真に収めた。
発見場所はアフリカ中部、コンゴ共和国のントコウ-ピコウンダ国立公園。2013年に野生生物保護学会の支援で
設立された、約4570平方kmの公園だ。

 母子の姿が写っているこの写真により、珍しいこのサルが現存することが科学的に確認された。ブービエアカコロブスは
1887年の文献に初めて記載されるが、情報がきわめて少なく、絶滅危惧IA類に分類されている。

|地元住民は知っていた

 一方で、デヴレーゼ氏によると、このサルの存在は地元住民にはよく知られていたと言う。彼は今回の
調査のためにクラウドファンディングによって資金を調達、地元のガイドと一緒にこのサルを探索するのに
ベストな地域を見つけた。「地元の人たちがこのサルを知っているのは最初から明らかでした。科学者が
何十年も見つけられなかった理由は、単純に誰も探していなかったから。なので、ブービエアカコロブス探索に
失敗はしたくありませんでした」
0299名無虫さん
垢版 |
2015/04/25(土) 09:10:54.44ID:???
 これまでも探索を熱望する声はあったが、コンゴの地形は沼や川が多く、非常に入り組んでいるため、
調査が困難だった。「あのエリアはアクセスが難しく、川を経由してしか入れません。それに、あそこで
活動しているNGOはひとつも知りません」

|サルをいかに守っていくか

 カナダのマギル大学でナショナル ジオグラフィックの支援を受けて人類学を研究する博士研究員の
ヴァレリー・ショーフ氏は、「絶滅したと考えられていた種がそうではなかったことを証明する写真を見ると、
いつも勇気づけられます」と述べている。

 ブービエアカコロブスが生息する複雑な地形は、このサルを人の脅威から守る一方で、科学者にとって研究が
困難という意味で、諸刃の剣であるとショーフ氏は言う。「ブービエアカコロブスが好むと考えられる川や沼地の
せいで、科学者による調査が難しくなっています。その一方で、この生息環境のおかげで、野生動物を狩猟したり、
木を伐採して森林資源を奪おうとする人間の営みが食い止められているのです」とショーフ氏。

 デヴレーゼ氏は、この写真によって、資金不足に陥っている同種の生息する公園に、必要な支援が集まることを
望んでいる。「この発見によって、同公園に注目が集まることを期待します。どこかの国際NGOがコンゴの
公園スタッフと一緒に取り組んでくれるといいのですが」

<参照>
Bouvier’s Red Colobus Monkey Rediscovered in Congo, Photographed for First Time | Biology | Sci-News.com
ttp://www.sci-news.com/biology/science-bouviers-red-colobus-monkey-piliocolobus-bouvieri-02709.html
0300名無虫さん
垢版 |
2015/04/25(土) 09:13:42.82ID:???
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Pennant%27s_colobus
コンゴ共和国の方か
この辺はあまり年間雨量も多くない雨緑樹林地域だな
0301名無虫さん
垢版 |
2015/05/06(水) 13:23:49.62ID:gRBfH9wG
土着マラリアと劣悪な住居

一般的に、土着マラリアが流行する地域では、住民は劣悪な住居に住んでいる。 実際、明治34年(1901年)に土着マラリアが流行していた
北海道深川村(現在の深川市)では、7 - 8月、屯田兵の兵屋内で、容易に50 - 60匹のハマダラカを捕獲できた。つまり屯田兵の兵屋は、
50 - 60匹のハマダラカが屋内に侵入するような劣悪な住居だった。なお、そのハマダラカは、20 - 30匹に1匹の割合でマラリア原虫に感染
していた(軍医学校教官陸軍一等軍医ドクトル、都築甚之助・陸軍二等軍医、大町文興調査)。
また、2008年2月半ば、ケニア西部にあるビクトリア湖畔のスバ県の土着マラリアが流行する地域(高地ではない)の伝統的な作りの住居
(土壁。6畳ほどの民家に、夫婦2人と子供5人が生活している)に白いシーツを敷き詰め、屋内に殺虫剤を吹きかけると、10分間で100匹以上
のハマダラカの死骸を採取できた(長崎大学ケニアプロジェクト調査)。つまり、この地域の伝統的な作りの住居は100匹以上のハマダラカ
が屋内に侵入するような劣悪な住居である。 なお、2007年、国立感染症研究所ウイルス第一部部長倉根一朗は、マラリアの流行には、特に
住宅構造が関係すること、現在の日本の住宅構造を考えると、毎晩、多数の蚊に刺される可能性はほとんど考えられないこと、今の日本の
インフラストラクチャーを考えれば、自然災害などが重なってインフラストラクチャーが崩れるなどの変化が起きない限り、仮に地球温暖化が
進んだとしてもマラリアが流行するとは思えないということを主張した。
0302名無虫さん
垢版 |
2015/05/09(土) 05:38:26.27ID:???
【動画】人の声で触角を伸ばすイモムシが見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/043000077/
ttps://www.youtube.com/embed/RoxA1Xy7k5k

 ペルーのアマゾン奥深くで、きわめて珍しい行動を見せるイモムシが見つかった。見た目は木の枝のような姿で、
周囲の森林に同化しようと必死の様子だが、おかしなのはその4本の長い
触角だ。くるりと丸まり、危険を察知するや否や、すぐにでも飛び出させられるよう待ち構えている。

 と、そこへ突如人間たちが現われた。彼らの発する声が作りだす空気の振動を感じ取り、
イモムシはとっさに防御用の武器を繰り出す。4本の触角がびっくり箱のようにボヨ〜ン! と飛び出し、
四方へ向かって伸びると、またくるりと元に収まった。

「とにかく変てこな光景でした」と語るのは、イモムシを発見したエコツーリズム会社
「レインフォレスト・エクスペディションズ」の昆虫学者アーロン・ポメランツ氏だ。イモムシは、ペルー南東部にある
タンボパタ研究センター付近にある1本の木の、地上30メートル付近で見つかった。

 ポメランズ氏がキャノピータワー(樹上の動物や鳥を観察するためにジャングルに
建てられた背の高いタワー)を上ってきた仲間に声をかけたとたん、イモムシの触角が飛び出したという。

 あまりの珍しさに、動画を撮影した。恐らく、触角が飛び出す瞬間を撮影したものとしては世界初だろう。

「イモムシがこのような行動をとるのは、見たことがありません」ドレクセル大学自然科学アカデミーの
コレクションマネージャーであるジェイソン・ワイントラウブ氏は、動画を見て感想を述べた。
0303名無虫さん
垢版 |
2015/05/09(土) 05:39:47.52ID:???
仮説の証明

 昆虫学者らは、このイモムシがシャクガ科Nematocampa属の一種だろうと見ている。
シャクガは南北アメリカ大陸に広く分布する蛾で、その幼虫は特異な突起物を持つイモムシとして知られている。

 しかし、この虫の正体を特定するには、成虫になるまで育てるか、DNA配列を
調べるしかないと、フロリダ自然史博物館のコレクションマネージャー、アンディー・ウォーレン氏は言う。 

「幼虫の段階ではまだ何のガなのか分かりませんが、北米に生息するシャクガの一種
(学名:Nematocampa resistaria)の幼虫にとても良く似ているようです」と、ウォーレン氏。

 では、奇妙な触角の動きの謎は? 恐らく、敵から身を守るためではないかと
科学者らは推測する。しかし、それがどうやって捕食動物や寄生虫を追い払うのか、
また敵とは何なのかは不明だ。

「興味深い防御行動ですね」。シャクガ科を専門とするワイントラウブ氏はそう付け加えた。
「確かに、身を守るためだとは思うのですが、これによってどんな捕食動物や寄生虫を追い払うことが
できるのか、見当も付きません」

 ひとつ考えられるのは、触角の先端部分が白くなっていることから、相手の注意を自分の体から
逸らせる事ができるのではないかと、フロリダ自然史博物館の収集担当者、アンドレイ・
ソウラコフ氏は説明する。似たような行動を、ソウラコフ氏はシジミチョウの成虫で見たことがある。

 ソウラコフ氏をはじめ専門家らは、触角の先端にある産毛が空気の振動を感じ取り、近寄ってくる
危険を察知するのではないかと考えている。イモムシの似たような突起を観察したことのある
ソウラコフ氏は、このように説明した。

「ペルーのこの動画から、イモムシが音を『聞く』ことができるという仮説が証明されたと
言えるでしょう。恐らく、触角に備わっている感覚器官を使っているのだと思います」

文=Nadia Drake/訳=ルーバー荒井ハンナ
0304名無虫さん
垢版 |
2015/06/13(土) 19:34:07.07ID:???
体長1センチの新種カエル、7種を発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/061100141/

ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/061100141/ph_thumb.jpg
最近、ブラジルで発見された超小型カエルの1種(Photograph by Luiz Fernando Ribeiro, CC BY SA)

 ブラジルの熱帯雨林で、体長1センチほどの小さなカエルの新種7種が発見された。先週、ブラジルのパラナ連邦大学教授マルシオ・パイ氏が、オンライン学術誌「PeerJ」に発表した。
 見つかった新種はいずれもコガネガエル属(Brachycephalus)の仲間。体がごく小さく、鮮やかな色をしていることで知られる。目立つ色で、皮膚に猛毒を持つことを敵に警告しているようだ。
(参考記事:「最小の脊椎動物、7.7ミリのカエル」)
 コガネガエルの大半の種は、ブラジルの雲霧林のごく限られた山の頂上付近でしか発見されていない。 これらの種は、谷に遮られて生息域を広げられず、それぞれの種が互いに隔離され、
孤立して生息している。

コガネガエルが21種から28種に

 今回論文を発表したパイ氏のチームは、新種のカエルを探すため、ブラジル南部のパラナ州およびサンタ・カタリーナ州の雲霧林で複数回の野外調査を実施した。
 コガネガエルが最初に見つかったのは1824年だが、大半の種は過去15年の間に発見されている。生息地がアクセスの困難な奥地にあることも理由の一つだ。「野外調査をするには、通常、
2時間から8時間かけて険しい山道を登り、また同じ時間をかけて戻ってこなくてはいけません」
 調査の結果、チームはすでに知られていたコガネガエル科の21種に、新たに7種を加えることに成功した。今回見つかった新種は、体の色と皮膚の質感がそれぞれ異なるが、 体の形や大きさ、
あまり高く跳ばないといった特徴は、他のコガネガエルと似ているとパイ氏は説明する。
 今後さらに多くの新種が発見できるのではとパイ氏は期待しつつも、同時にこれら新種の将来を心配している。
0305名無虫さん
垢版 |
2015/06/13(土) 19:37:07.33ID:???
 これらのカエルの生息域は、雲霧林の限られた山頂のみ。 雲霧林は気候変動の影響を受けやすいほか、マツの植林や牛の飼育の目的で森林開拓の手が及ぶ可能性もある。「環境保護の
ためだけでなく、ここに高い生物多様性が生じた理由を理解するためにも、この地域の保全が不可欠です」

 チームは現在、州および国の環境保護機関とともに、大西洋側熱帯雨林のこの地域を自然保護区に指定するよう働きかけている。 (参考記事:「かわいい!カーミットそっくりの新種カエル」)

文=Mary Bates/訳=キーツマン智香
0306名無虫さん
垢版 |
2015/08/17(月) 21:05:12.22ID:???
生物のバイオーム区分の熱帯多雨林、雨緑樹林と
地理のケッペン気候区分のAf、Amを比較すると面白い
0307名無虫さん
垢版 |
2015/08/22(土) 07:59:45.91ID:???
ケッペン
熱帯 最寒月平均気温18℃以上
Af 最少雨月降水量60mm以上 年間720mmでもAf
Am 横軸で年間雨量2500mmをとる。縦軸に最少雨月60mmをとる
y=-(6/250)x +60を描き、その下ならAw、上だが最少雨月60mm未満ならAf

Aw 上記の条件、かつ年間雨量750mm以上、せめて500mm以上
(より詳しくは乾燥限界の計算を覚える必要が)あればAw、
なければステップ気候BSの、高温のBShとなる

バイオーム区分(吉良による)
熱帯多雨林 年間雨量2000mm以上(出来れば2300mm以上)で平均気温25℃以上
亜熱帯多雨林 年間雨量2000mm以上平均気温20℃以上
雨緑樹林 年間雨量1000〜2000mm、平均気温20℃以上
サバンナ 年間雨量300〜1000mm、平均気温20℃以上

ケッペンはあっちこっちに基準が飛ぶから大変だ
吉良のバイオーム区分は年間雨量と平均気温だけで分類できるので易しい

が、実は月降水量60mm以下の月を乾季としてそれが何ヶ月続くか?で
熱帯多雨林と雨緑樹林を厳密に分けようとしたりなどの苦労のあとがあるw

ケッペンの条件だとイースター島あたりはAfということになるが
吉良だと雨緑樹林?いやサバンナ?という事になる
そして現在は草原の相観を持つが元はチリサケヤシの森林だった、という事になる
0308名無虫さん
垢版 |
2015/08/23(日) 18:34:42.04ID:???
タイのナコーンパノム、ラオスのターケークやパクセー
あるいはミャンマー沿岸部の大半
あるいはインドのムンバイ
これらの乾季が5〜7ヶ月も続くのに年間雨量2000〜2300mmの地域を
熱帯多雨林としてしまうのは明らかに無理がある
現地に乾季に行くと畑や草地はバリバリに乾燥して地割れが起きているが
何故か40mクラスの樹木がある所には点在する、という様相になる

で、20m程度の樹木、高木、亜高木、低木もそこそこに残っている所に限り
雨季には熱帯雨林っぽいかも?って感じになって、
乾季には亜高木と低木だけ葉が残って高木と超出木は葉が落ち、
冬の雑木林を巨大化したような景観になる

これが乾季が3ヶ月未満だと、高木クラスでも葉が残っていてもうちょっと
常緑林として成立している感じになるんだが

まあ、年間雨量だけで分類したら無理が出ちゃうよなあ
当然の事だ
0309名無虫さん
垢版 |
2015/08/29(土) 23:07:08.09ID:???
>>207
日本もダウェー開発に参加したな
それどころかクラ運河計画がいよいよ大きくなってきた

タイ〜ミャンマー間が比較的安定してきて、
近年ではターク県のメーソートからカレン州のパアン経由で
モウラミャインまで行きましたなんて旅行記すら出て来た始末w

で、確かにメーソート付近は乾燥していて
次にパアンに着いたら確かに高木が多目の森林になっているなあと>>183

但しモウラミャインまで行くと低地で開発され切ってて目立つ熱帯雨林はない模様
0310名無虫さん
垢版 |
2015/09/04(金) 19:24:18.54ID:???
絶滅種のカエルを13年ぶりに再発見、エクアドル | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/090200242/
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/090200242/ph_thumb.jpg
エクアドル、クエンカの山林に生息していることが判明したヤセヒキガエルの仲間(Atelopus bomolochos)。(Photograph by Alejandro Arteaga, Tropical Herping)

 2002年に目撃されたのを最後に絶滅したと見られていたヤセヒキガエル属の1種(学名:Atelopus bomolochos)が、
南米エクアドル、クエンカ近郊の森で生きていることがわかり、関係者を喜ばせている。
 しかも驚くべきことに、新たに見つかった集団には、彼らの絶滅の原因とされていたツボカビの兆候が
見られないという。(参考記事:「「カエルの楽園」で致死的なカエルツボカビを発見」)

 再発見の意味は重い。なぜなら、このカエルは一帯に蔓延しているツボカビに、中南米で初めて感染が確認された種だからだ。
 オレンジ色とオリーブグリーンの体色を持つカエルに大きな打撃を与えたツボカビは、その他さまざまな要因と相まって、
過去25年の間に両生類の数を激減させ、いくつもの種を絶滅の淵に追い込んできた。(参考記事:「地球のいのち 両生類の危機」)

「ヤセヒキガエル属のカエルは、いわばドードーやフクロオオカミと同じような存在です」。エクアドルの首都キトにある
インドアメリカン大学の生物多様性・気候変動調査センター所長、フアン・マヌエル・グアヤサミン氏はそう語る。
(参考記事:「ドードー、絶滅種再生の可能性」)

「過去には、彼らが数多く生息していた時期もあったことがわかっています」
 ヤセヒキガエル属はその後減少した。「このカエルの目撃情報がもたらされることもときにはありましたが、いつも勘違いばかりでした。ただし今回は違います」
0311名無虫さん
垢版 |
2015/09/04(金) 19:25:34.85ID:???
絶滅の判断基準

 国際自然保護連合(IUCN)によると、ある種が絶滅したと規定されるのは、既知の、あるいは見込みのありそうな生息地で
徹底的な調査を行った後、「最後の個体が死んだということに対して、根拠のある疑義を提示できないとき」だという。
「このカエルは昼行性で、鮮やかな体色を持ち、かつてはごく当たり前に見られる種でした。彼らが突如として姿を消したことには、
専門家だけでなく地元の人々も気づいていました」とグアヤサミン氏は言う。
 2002年以降、姿を消したこのカエルを絶滅種と判断した原因は、「ですから、調査不足というわけではありません」

再発見された例
 絶滅したと見られていたカエルが再発見された例は過去にもある。

 たとえば2014年にはコスタリカで「サウス・パシフィック・ストリームサイド・フロッグ(South Pacific streamside frog、
学名:Craugastor Taurus)」の集団が2つ見つかっている。この国では近年、絶滅危惧種の再発見が相次いでいる。
 また2010年には、原産地で局所的に生き残っているかもしれないと研究者らが予想した100種について、
世界規模で両生類の継続調査を行った結果、15種が再発見され、新種も2種見つかった。(参考記事:「「絶滅両生類再発見」の状況」)

 その中には、絶滅種とされていたアフリカのカエルや、姿を消していたメキシコのサンショウウオ、20年間
目撃情報のなかったハイチの6種の両生類などが含まれる。
0312名無虫さん
垢版 |
2015/09/04(金) 19:27:19.76ID:???
油断は禁物

 もちろん、今回再び見つかったカエルがツボカビに感染していないからといって、この先の生存が保証されたわけではない。
 このカエルの生態についてはまだ詳しいことがわかっていない。はっきりしているのは繁殖させるのが容易ではないことくらいだ。
「彼らは繁殖活動にはなかなか積極的になってくれないのです」とグアヤサミン氏は言う。

「彼らは川の中で抱接(メスがオスを背中に乗せる交尾の体勢)を1カ月以上続けます。その間、オスは何も口にしません」
 メスは数百個の卵を産むが、卵は捕食者に狙われやすく、たとえば外来種のマスはひとかたまりになった卵をまる飲みしてしまう。

 中南米に生きる両生類にとって、ツボカビの他にも大きな問題となっているのが生息地の破壊だ。専門家は、とりわけアブラヤシの
プランテーションの急速な拡大と気候変動を懸念している。

 姿を消した種が再発見されたのは希望が持てるニュースだが、彼らが本当に絶滅してしまうのを防ぐのは、多大な困難をともなう仕事だ。
(参考記事:「 絶滅回避へ動き、パナマの超小型カエル」)
「いちばん難しい部分はこれからです。まずは発見した集団を確実に生き延びさせていくためには何をしたらいいのかを解明しなければなりません」
 そのためには大学、政府、調査機関の相互協力や、資金調達はもちろんのこと、この国の天然資源を活用しつつ、
野生生物とも共存する方法を模索し続けていくことが不可欠だ。
 これは容易なことではないが、グアヤサミン氏は言う。「種が再発見されるたびに、我々は物事をもう一度正しくやり直すチャンスをもらっているのです」

このカエルの再発見には、環境保護団体「Tropical Herping」を含め、クエンカのアマル動物園、インドアメリカン大学など
たくさんのグループが関わりました。最初に再発見を報告したのはエクアドル環境省とクエンカにあるアスアイ大学の科学者たちです。
文=Jennifer S. Holland/訳=北村京子
0313名無虫さん
垢版 |
2015/10/07(水) 05:53:51.05ID:???
「くしゃみザル」や「歩く」魚など、新種生物211種をヒマラヤで発見 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3062369
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/7/9/500x400/img_7939554ca5a112aac44ffa95946effea223678.jpg

【10月6日 AFP】世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は、ヒマラヤ山脈(Himalayas)東部の地域でここ数年、雨が降るとくしゃみをするサルや「歩く」魚など、新種の生物211種が
発見されたとする報告書を発表した。

 WWFは、ブータンからインド北東部、ネパール、ミャンマー北部、チベット南部に至る地域で科学者らが発見した野生生物に関する調査をまとめた。生態学的に影響を受けやすいこの地域が
直面している脅威について認識を高めることが目的。

 この200以上の種には、WWFが青色の「walking snakehead fish(歩くスネークヘッドフィッシュ)」と称する、大気中で呼吸し、地上で4日間生存でき、湿った地面の上を最長400メートル、
滑るように移動することができるという魚などが含まれている。

 ミャンマー北部の森林では2010年、上を向いた短い鼻を持ち、耳とあごが白いほかは、全身がほぼ黒い毛で覆われているサルが発見された。雨が降って鼻に水が入るとくしゃみがとまらなくなるので、
雨の日には、鼻に水が入らないように膝の間に頭を入れていることが多いという。

 2009年から2013年の間に発見された新種は、ランを含む植物133種、魚類26種、両生類10種、無脊椎動物39種、爬(はちゅう)類と鳥類、哺乳類がそれぞれ1種の計211種。

 報告書の中でWWFは、人口増加や森林破壊、過放牧、密猟、採鉱、水力発電開発など、生物が直面する一連の脅威について警告している。(c)AFP
0314名無虫さん
垢版 |
2015/10/07(水) 20:44:47.29ID:???
「ブタ鼻」の新種ネズミ、インドネシアで発見 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3062403


ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/0/500x400/img_6027954266a86be3520ea575f1740056300949.jpg
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/3/500x400/img_937347ccbb806bf95ade32abbe7486d7274333.jpg
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/500x400/img_51e42bad28b6f4a124d9341d77ec2db2379116.jpg


【10月7日 AFP】インドネシアで調査を行っていた研究チームが、「ブタバナラット」と呼ばれる新種のげっ歯動物を発見した。名は体を表すこの生物の特徴は、科学者らが初めて目にするものだという。

 インドネシア、オーストラリア、米国の科学者からなる研究チームが、インドネシア中部スラウェシ(Sulawesi)島北部の人里離れた山岳森林地帯を地元村民らの案内で探索し、発見した。

 調査に参加した豪メルボルン(Melbourne)のビクトリア博物館(Museum Victoria)が6日に発表した声明によると、このネズミ(学名:Hyorhinomys stuempkei)は、大きくて平たいピンク色の鼻、
非常に大きな耳、小さな口、長い前歯などを持っており、鼻孔がブタのように前方を向いている。こうした特徴は「これまで科学的に確認されたことがない」という。写真では、通常のラット程度の
大きさに見える。

 同博物館のケビン・ロウ(Kevin Rowe)氏は「森に分け入って、これまで科学的に記録されたことのない、どの種とも明らかに異なる新種の哺乳類をいまだに発見できるとは驚きだ」と話した。
この哺乳動物は肉食で、ミミズやカブトムシの幼虫などを餌にしている可能性が高い。(c)AFP
0315名無虫さん
垢版 |
2015/10/07(水) 20:46:08.37ID:???
世界最小のカタツムリを発見、大きさ1ミリ未満 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/100600276/


ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/100600276/ph_thumb.jpg
世界最小のカタツムリ、Angustopila dominikaeとマッチ棒の頭。(PHOTOGRAPH BY DR. BARNA PALL-GERGELY AND NIKOLETT SZPISJAK)
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/100600276/01.jpg
Angustopila dominikaeは殻の高さが0.86ミリという驚異の小ささ。(PHOTOGRAPH BY DR. BARNA PALL-GERGELY)
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/100600276/02.jpg
今回発見された新種の一つ、Angustopila subelevataの殻の高さは0.83&#12316;0.91ミリ。(PHOTOGRAPH BY DR. BARNA PALL-GERGELY)


 大きさが1ミリにも満たない極小のカタツムリは、肉眼ではさぞかし見つけにくいに違いない。

 アマチュアの貝収集家で、ハンガリー人のアンドラーシュ・フニャディ氏はしかし、中国南部の広西チワン族自治区まで調査に赴き、その難題に挑んだ。

 フニャディ氏は、狙いを石灰石の多い土に絞っていた。小さなカタツムリは、石灰石に含まれる炭酸カルシウムを使って殻を形成するからだ。彼は5袋分の土を採取し、カタツムリの分類を専門とする
友人のバルナ・パル=ゲルゲイ氏の元へ届けた。

 極小のカタツムリを求めて土を丹念に調べていたパル=ゲルゲイ氏を待っていたのは、特大の発見だった。新種で、しかも世界最小のカタツムリが7種見つかったのだ。(参考記事:「体長1センチの
新種カエル、7種を発見」)
0316名無虫さん
垢版 |
2015/10/07(水) 20:46:53.00ID:???
「目にした瞬間、これは新種だと思いました。具体的な種がなんであれ、中国でこうしたカタツムリが見つかったという話は聞いたことがなかったからです」とパル=ゲルゲイ氏は言う。新種発見についての
論文は9月28日、学術誌「ZooKeys」に掲載された。

 新たに発見されたカタツムリはどれも非常に小さく、そのうち10個の個体は針の穴にも収まるほどであった。最小の種は殻の高さがわずか0.86ミリという驚異の小ささで、パル=ゲルゲイ氏の
妻ドミニカさんにちなんでAngustopila dominikaeと名付けられた。


極小カタツムリは謎が多い

 極小の巻き貝は世界中に生息しており、熱帯地方のサンゴ礁の隙間など海で多く見つかるが、カタツムリのように陸地の岩や洞窟で藻類や菌類を食べて暮らしている陸生の巻き貝もいる。
しかし大きめの巻き貝に比べると、こうした小さな巻き貝については、研究があまり進んでいない。(参考記事:「カタツムリの「恋の矢」が相手の寿命短縮、東北大」)

 素人目には、7種のカタツムリの殻はほとんど同じように見える。しかし専門家にとってその違いは明らかで、殻の長さ、幅、巻きの数、開口部の形状はもちろんのこと、軟らかい体を捕食者から
守るために備わっている歯の数、形状、大きさなど、さまざまな違いがあるという。

 また極小カタツムリは遠くまで移動することができないため、一見うり二つに見える2匹のカタツムリがそれぞれ離れた場所で見つかった場合、それらは別種である可能性が高い。

 極小カタツムリは「石灰岩の山一つ分程度の非常に狭いエリアで暮らしているのです」とパル=ゲルゲイ氏は言う。
0317名無虫さん
垢版 |
2015/10/07(水) 20:47:43.73ID:???
生きた個体の発見も必要

 スイス・ベルンにある自然史博物館の巻き貝専門家、アイク・ノイベルト氏は、今回の論文は綿密な調査のもとに書かれていると評価している。

 ノイベルト氏によると、パル=ゲルゲイ氏らが発見・調査したのは殻のみだが、こうした研究においては、これは一般的な手法だという。(参考記事:「“絶滅”の陸貝を再発見、セーシェル」)

 とはいえ、このカタツムリについてさらに詳しく知るためには、生きた個体を見つけることが肝要であり、その重要性はパル=ゲルゲイ氏も認識している。

 ノイベルト氏は、7種の新種が発見されたことは重要だが、意外なことではなかったと語る。「普通の人が目を向けないような場所も、生命に満ちあふれているのです」
0318名無虫さん
垢版 |
2015/11/09(月) 00:45:22.90ID:???
>>309
「地球の歩き方」のミャンマーでもダウェーやパアンについて書かれるようになった
この地域の自然についてのレポも増えるだろう

でも、あんまり熱帯雨林っぽくないんだよな
鬱蒼とした樹林じゃなくて、物凄く高いのがあってその下がガラガラw
乾季にはそのやたら高いのが全部葉を落としちゃうし
これが乾季5ヶ月で4000〜5000mmの雨量の地域って事だ
0319名無虫さん
垢版 |
2015/12/04(金) 00:11:51.83ID:???
新種の有毒ヒキガエル3種、ブラジルで発見
AFPBBNews 2015年12月03日 11:31 発信地:ガルバ/ブラジル
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3068922

【12月3日 AFP】ブラジルの科学者チームは2日、同国南部の大西洋熱帯雨林「大西洋岸森林(Atlantic forest)」で、毒を持つヒキガエルの新種3種を発見したと発表した。
しかし、新種生物の「インキュベーター(孵卵器)」の異名を取る同森林地域は、縮小が速いペースで進行している。

体長が1センチ〜2.5センチまでの小型ヒキガエル3種は、サンタカタリナ(Santa Catarina)州に位置する生物多様性の重要なエリアと考えられている山岳・森林渓谷地帯で発見された。

新種の同定を支援したブラジル・パラナ連邦大学(Federal University of Parana)の研究者、マルコス・ボーンシャイン(Marcos Bornschein)氏は
「今回の発見の大きな重要性は、この森林が生物種の発生のためのインキュベーターとして機能していることだ」と語り、
森林が「生物学的過程の地図作製、保存、理解などのために非常に重要な実験室」として機能していると説明した。

大西洋岸森林はかつて、ブラジルの海岸線の大半を覆っていたが、現在はその8%しか残っていない。
同国の人口2億400万人の大半は、海岸地域に居住している。

今回発見されたヒキガエルは、体色が暗褐色で赤色の模様があり、体全体にいぼ状の突起がある。
アリやダニなどを常食とし、消化過程で皮膚内に生成される化学物質は、主にヘビなどの捕食動物に毒性作用を及ぼす可能性がある。
0320名無虫さん
垢版 |
2015/12/04(金) 00:14:14.73ID:???
この毒性について、「人間にとって危険な生物ではない」とボーンシャイン氏は指摘する。
「現地調査中にカエルに触れた後、指先にしびれを感じた研究者もいたが、それ以上のことは何も起きなかった」

新種ヒキガエル3種は全てクロヒキガエル属に分類される。
発見に関する研究論文は、米科学誌「プロスワン(PLoS ONE)」に掲載された。
(引用ここまで 全文は引用元参照)引用ここまで 全文は引用元参照)

▽関連リンク
PLOS ONE
Published: December 2, 2015
DOI: 10.1371/journal.pone.0142791
Three New Species of Phytotelm-Breeding Melanophryniscus from the Atlantic Rainforest of Southern Brazil (Anura: Bufonidae)
ttp://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0142791

サンタカタリーナだから亜熱帯だな
冬は涼しい。ただしブラジルの中緯度地域に比べて冬の雨量がずっと多い
0321名無虫さん
垢版 |
2015/12/09(水) 00:46:20.19ID:???
>>318
最近ではつべ動画でもこの地域の旅行記が見られるようになった
だが、最近戦闘があって一時的に閉鎖されたらしい
0322名無虫さん
垢版 |
2015/12/16(水) 20:23:25.98ID:???
 しかし、そんなディコウ氏でさえ、生きたGauromydas属のハエに遭遇したことはない。「めったに見ることができないため、
その生態はほとんどわかっていません」。ディコウ氏は今回の研究に参加していない。(参考記事:「古代の昆虫、巨大化の謎に新説」)

「このハエは本当に希少」であること、成体は「1年のうち非常に短い期間しか活動しない」ことはわかっているという。

 羽を手に入れた成体は世界最大のハチとして知られるオオベッコウバチとよく似ている。大きな体だけでなく、高く、素早く飛ぶところも共通点だ。
 この特徴は捕食者を追い払うのに役立っているが、もしかしたら昆虫学者まで追い払っているのかもしれない。

 この巨大バエは無害だが、「こんなハチに刺されるのはごめんだと思ってしまうでしょうね」とディコウ氏は話す。

手掛かりはハキリアリの巣

 ムシヒキアブモドキ科のハエについて少しでも知識が得られたのは、ある研究者が1940年代、ブラジル南東部で
G. herosの繁殖地を発見したおかげだ。

 ハエたちはハキリアリの巣の近くで交尾し、巣の中に産卵していた。巣の中では甲虫の幼虫がアリの排泄物を食べており、
その幼虫は丸々太ったハエの幼虫たちの餌食になったそうだ。(参考記事:「アリが「公衆トイレ」を持つと判明」)

 成体になると、「花の蜜を吸うようになると考えています。口器が発達しており、花に止まる姿を目撃されているためです」とカラウ氏は説明する。

 カラウ氏によれば、今回発見した標本も複数のラベルに、リュウゼツランの蜜でおびき寄せたと書かれているため、G. herosと同じ習性を持つ可能性があるという。
0323名無虫さん
垢版 |
2015/12/16(水) 22:08:44.70ID:???
世界最大級のハエの新種、2種を同時に発見
博物館に眠っていた、極めて珍しい南米の“まぼろしの巨バエ”
2015.12.16

地球最大のハエに挑戦者が現れた。古い博物館の棚でほこりをかぶっていた2つの種だ。
体は指の長さくらいあり、羽を広げた幅は手首から指先まで及ぶ。世界記録を保持するムシヒキアブモドキ科のGauromydas heros(G. heros)に見劣りしないほど巨大だ。

ブラジル、フランス、コスタリカの博物館に眠っていた14の標本から G. mateus、G. papaveroiという2つの種が発見された。標本は古いもので1930年代までさかのぼる。
研究を率いたブラジル、サンパウロ大学動物学博物館のジュリア・カラウ氏によれば、知られている限り、2つの新種の手掛かりはこの標本のみだという。
いずれの標本も体長4.3センチ、翼幅9センチ以下で、G. herosの最大の個体には及ばない。
しかし、ほかの博物館や中南米の生息地でさらに個体が見つかれば、G. herosのライバルであることが証明されるかもしれないと、カラウ氏は考えている。
「G. herosの体長は32〜70ミリと幅があります。新たに発見された2つの種も、大きさはばらばらかもしれません」。この研究結果は11月26日付で科学誌「Zootaxa」誌に発表された。

“まぼろしの巨バエ”
14の標本にはアルゼンチン、ブラジルまたはコスタリカで捕獲されたことを示すラベルが付いているが、子孫を突き止め、捕まえるのは難しいだろう。
G. mateusとG. papaveroiの生態は全くわかっておらず、同じGauromydas属の既知の種でさえ信じられないほどとらえどころがないと、カラウ氏は説明する。
米国ワシントンにあるスミソニアン協会国立自然史博物館の昆虫学者トーステン・ディコウ氏は、この巨大なGauromydas属を含むムシヒキアブモドキ科の専門家として世界的に知られる。
0324名無虫さん
垢版 |
2015/12/16(水) 22:11:17.04ID:???
G. mateusとG. papaveroiが地球最大のハエの称号を手にするかどうかは、いずれはっきりするだろう。
しかし、重量級のチャンピオンになる見込みは低そうだ。(参考記事:「キリギリス、世界最大の睾丸の持ち主」)

ティンバー・フライとも呼ばれるパントフタルムス科(Pantophthalmidae)のハエは「体こそ短いですが、ずんぐりしているため、もっと重いかもしれません」とディコウ氏は話す。

いずれにせよ、これらのハエにはめったに遭遇できない。大きなハエたたきを用意する必要はなさそうだ。
0325名無虫さん
垢版 |
2015/12/26(土) 06:24:39.45ID:???
謎多きヘビの新種3種を同時に発見、南米 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/122400374/

 アンデス山脈北部、人里離れた熱帯雨林の奥深くで、きわめて希少な新種のヘビが3種発見された。

 そのわずか数週間前には、エクアドル南西部で別の研究チームがやはり新種のヘビを発見したばかりである。これら4種はいずれも
「フィッシング・スネーク」と呼ばれる南米固有のSynophis 属の新種であり、黒っぽい背中に明るい色の腹が特徴。人に姿を見せることはほとんどなく、
これまでに知られているのも4種のみで、今回の発見で種の数が一気に倍増した。

 フィッシングという名前にもかかわらず、エサの捕り方や普段の様子はほとんど知られていない。(参考記事:「猛毒ヘビ「デスアダー」の新種を発見、豪州」)

「魚を捕るわけでもないのに、なぜフィッシング・スネークと呼ばれるようになったのかは、定かではありません」。エクアドルカトリック大学の生物学者で、
3種のヘビを発見した研究チームのリーダー、オマー・トレス・カルバハル氏は言う。この発見は、12月16日付けの科学誌「ZooKeys」誌に発表された。
(参考記事:「レアな繁殖法をもつヒキガエル3種を同時に発見」)
 断片的な証拠から、小型のトカゲを捕食し、土の中の巣に身を潜める習性があると考えられる。めったに姿を見せないのはそのせいかもしれない。

生殖器で種を判別
 トレス・カルバハル氏と研究チームは、未確認のフィッシング・スネークを探すため、布製の「ヘビ袋」と捕獲棒を素手で持ち、アンデスの森林を数週間かき分け、数匹のヘビを捕らえた。

 肝臓と筋肉から抽出したDNAを調べたところ、既知のどのフィッシング・スネークとも一致せず、新種であることが示唆された。さらに確証を得るため、オスの生殖器を詳しく調べた。
 オスのヘビには、2本1対の半陰茎と呼ばれる生殖器が備わっている。普段は体の中に収められているが、交尾の際にはこれが体液を含んで肥大し、体の外へ出てくる。1回の交尾で
使える半陰茎は1本だけ。2本あるのは、交尾の直後にもう1度機会が訪れたときなどへの備えである。(参考記事:「男性生殖器に関する5つの研究」)

 ヘビの種類によって半陰茎の特徴が異なるため、同じ種かどうか判別できる。
0326名無虫さん
垢版 |
2015/12/26(土) 06:25:27.12ID:???
 案の定、新種と思われるヘビの半陰茎を調べてみたところ、全て異なる形状をしており、また既知の4種の Synophis 属とも一致しなかった。そこで、新たに発見されたヘビをそれぞれ、
Synophis bogerti 、Synophis zamora 、Synophis insulomontanus と名付けた。

 ほとんど姿を見せず、そのうち半分は発見されたばかりという Synophis 属の保全状況を評価することは難しい。

 彼らのすみかであるアンデスの雲霧林の生態系は極めて多様だが、農業や石油探査のせいで生息地の消失が進み、最も脅威にさらされている地域でもある。(参考記事:
「体長1センチの新種カエル、7種を発見」)

さらなる新種発見に期待

 この周辺には他にも、未知の爬虫類が多く生息している可能性があり、今回の発見は氷山の一角かもしれない。

 最近では、ペルーとエクアドルの同じ雲霧林で8種のモリイグアナの新種が発見され、こちらも一挙に種の数が倍増した。トレス・カルバハル氏も、その発見に一部貢献している。
(参考記事:「カラフルなモリイグアナの新種3種を南米で発見」)

 ここは生物多様性のホットスポットであり、「エクアドルで確認されている454種の爬虫類のうち、43種が21世紀に入ってから見つかっている」ことから考えても、まだ明かされていない
秘密が眠っているはずであると、トレス・カルバハル氏は言う。

「私たちの周囲に一体どれくらいの種が存在しているのかを明らかにするだけでも、新しい世代の分類学者が大量に必要です」
0327名無虫さん
垢版 |
2016/01/03(日) 23:43:23.24ID:???
ttp://www.wideopenspaces.com/world-record-arapaima-caught-fly-pics/
ttp://www.wtsp.com/story/news/local/florida/2015/08/10/fly-fisherman-scores-a-giant-record/31398695/
World Record Arapaima Caught on the Fly [PICS]

The world record arapaima was recently caught in Guyana by a fly fisherman.

The world record arapaima was recently landed by an angler fishing the South American waters of Guyana. Catching a record-sized
fish is the dream of many an angler. State records are broken quite often, but world records tend to stand for longer.

The monster sized fish tipped the scales at 416 pounds. The kicker is that the angler, Richard Hart, landed the beast on fly tackle!

Amazing is the only way to describe the all-tackle world-record 415-pound, 8-ounce arapaima measuring more than
13 feet in length taken on fly gear in the jungles of Guyana by angler Richard Hart of Orlando.

ttps://www.igfa.org/About/International-Committee-Newsletter---2nd-Quarter-2015.aspx
Pirarucu All-Tackle 420 lb 0 oz Rewa River 14-Feb-15 Richard Hart
(Arapaima gigas) 190.51 kg Guyana (Capt. Larry Jones)

いやー、

この30年くらい、ピラルクーはそんなに大きくないぞ、アマゾンの人の大法螺だよ!!!って聞かされていた身としては
嬉しいニュース、って事になるのかな?w

東南アジアでは3m300kgのメコンオオナマズや同じく300kgくらいのパーカーホーが確実に見つかってるのに
アマゾンではピラルクーもピライーバもどうも大物が実際には見つからん、って言われてたが、
やっと全長部門で、東南アジアにしっかりと差を付けた!
とはいっても、重さ部門ではまだまだとw

東南アジアではピラルクーがあちこちで帰化してるんだよなあ
そして向こうの国の各地で巨大魚がいる!と騒ぎになったりしてるw
そのうち東南アジアでも4mが見つかるかもなあ
0328名無虫さん
垢版 |
2016/01/04(月) 00:31:10.96ID:???
>>318
最近ではメーソート〜ミャワディーからパアンに行くだけでなく、

カンチャナブリーのプーナムロン国境から、未舗装の道を100kmも走ってから舗装道路を100kmくらい走って
ようやくダウェーに着いた!なんて旅行記を上げる人もぼちぼち出て来ているね

でもどちらも、高さ40mの超出木があります!ってのは少ない
パアンに行く途中だとまだいくつかはあるんだが、
ダウェーに行く途中に関してはそういう画像は全く無いなあ
0329名無虫さん
垢版 |
2016/01/25(月) 22:03:00.61ID:???
絶滅したカエルを140年ぶりに再発見、卵で子育て | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/012200006/

 木の中で繁殖し、自ら産んだ卵でオタマジャクシを育てる奇妙なカエルがおよそ140年ぶりにインドの北東部で再発見された。
 このカエルが最後に記録されたのは1870年で、絶滅したと考えられていたが、2007年に開始した3年にわたる調査で科学者らが発見した。
(参考記事:「カーミットにそっくりな新種カエルを発見、コスタリカ」)

 19世紀に、体長およそ5cmのこのカエルをインドのダージリン地方で初めて発見したのは英国の動物学者トーマス・ジェルドン氏だ。
氏は Polypedates jerdonii と命名したが、今回の調査のリーダーを務めるインド、デリー大学の生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ氏らの研究により、まったく新しい属であることが判明。
新たに Frankixalus jerdonii と名付けられ、1月20日付の科学誌「PLOS ONE」で発表された。(参考記事:「絶滅種のカエルを13年ぶりに再発見、エクアドル」)

 科学者らは竹の中や木のうろに隠れているカエルを観察した。彼らはそこで驚くべき芸当をやってのける。
 メスは木のうろの内側に卵を産み付ける。そこには水が溜まっており、オタマジャクシが孵化すると水の中に落ちる。
メスはその場所で、オタマジャクシが小さなカエルになるまで自ら産んだ無精卵を食べさせるのだ。
なお、他のカエルのオタマジャクシの食料はたいてい植物性である。(参考記事:「レアな繁殖法をもつヒキガエル3種を同時に発見」)
 同論文の共著者であるベルギー、ブリュッセル自由大学両生類進化研究所のイネス・ファン・ボクラール氏は、このカエルのDNA、奇妙な繁殖行動、そして生体構造は、
「カエルの進化の過程におけるごく初期での枝分かれを示している」と言う。
0330名無虫さん
垢版 |
2016/01/25(月) 22:04:04.29ID:???
集団で子育て?
 研究チームは、メガラヤ州の東カシ丘陵地区で、最大19個のカエルの卵が入ったオタマジャクシを発見した。「彼らが母親の卵のみを食べていることは明らかです」とビジュ氏は言う。
 氏は、メスが木のうろに戻ってはオタマジャクシの胃を卵で満タンにしているのではないかと考えている。(参考記事:「モテないオスにもチャンスあり、カエル研究で判明」)
 エサを産み落とすところは観測できなかったが、1度に1つずつ産卵できる風変わりなチューブ状の組織がメスの生殖器から伸びているとビジュ氏は記している。
「メスが営巣地に残っている可能性もあります。オタマジャクシと同じ水の中に隠れていたメスを、私たちは過去の研究で見つけています」
 複数のメスが使ううろもあったことから、子どもに食事を提供し続ける負担を分かち合うカエルのコミュニティの存在も考えられるという。


神出鬼没のカエル
 米ハーバード大学比較動物学博物館で爬虫両生類を担当する学芸員、ジェームズ・ハンケン氏は、Eメールで次のように述べている。

「F. jerdonii の卵を食べさせる子育てはカエルでは非常にレアです。とはいえ、このような繁殖方法は少なくとも2度、別々に進化して出現しています。
新世界の熱帯に住む、非常に遠縁のカエルでも起こっています」。ハンケン氏は、同研究チームには参加していない。
 このカエルが長い間発見されなかったのは、同種がもはやジェルドン氏が発見した場所には生息しておらず、
現在生息している場所はあまり生物学調査が進んでいないためではないかとビジュ氏は考えている。(参考記事:「新種の“踊るカエル”14種、インド」)

 実際、同研究チームは、インド北東部の中国との国境付近で、2つめの未確認種を見つけた。このカエルも同様に、新しいFrankixalus属の仲間かもしれない。
「アジアの特にこのあたりは調査がほとんど進んでいません。さらなる新種が見つかっても、何ら驚きではありません」とハンケン氏は述べた。

 子どもの朝食のために卵を産むようなカエルは他にもいるのだろうか。今後の成り行きを見守ろう。
0331名無虫さん
垢版 |
2016/02/18(木) 23:15:51.13ID:???
パプアニューギニアで淡水ガメの新種発見 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3077261

【2月17日 AFP】南太平洋のパプアニューギニアで、淡水ガメの新種が発見された。ニューギニア(New Guinea)島の地質学的形成過程に最初から立ち会ってきた種に属すという。

 分類学の国際学術誌「Zootaxa」に最近掲載された論文よると、発見されたのは、ニューギニア島全体でみられる3種の遠縁種のうちの、学名「Elseya rhodini」と名付けられたカメの新種。

 16日、論文の主著者である豪キャンベラ大学(University of Canberra)のアーサー・ジョージズ(Arthur Georges)氏は「3種は1700~1900万年前の共通の祖先から進化した。
その時期は非常に重要で、驚くことにこのカメたちは一緒に、ニューギニア島の地質発達過程をすべて見てきたことになる」と語った。
同氏によれば、新種は「非常に可愛らしいカメ」で、赤みがかった色が特徴だという。(c)AFP
0332名無虫さん
垢版 |
2016/03/10(木) 01:24:37.89ID:???
黄色の眉の新種カエル発見 コロンビア (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160309-00000034-jij_afp-sctch

【AFP=時事】南米コロンビアのオリエンタル山脈(East Andes)で、黄色い眉を持つ陸生カエルの新種が発見された。研究チームが8日、発表した。

 環境省と共同でこの研究に取り組んでいるフンボルト研究所(Instituto Humboldt)によると「Pristimantis macrummendozai」と名付けられた新種は、
同国中部ボヤカ(Boyaca)州の街アルカブコ(Arcabuco)の北方に位置する高山生態系パラモのイグアケ・メルチャン(Iguaque Merchan)で見つかった。

 同研究所のアンドレス・アコスタ(Andres Acosta)氏は、この発見によって「コロンビアは世界で5番目に生物多様性が豊かな国となった」と語った。

 研究チームによれば、このカエルの皮膚には湿度を保つためのひだがあり、また体は暗い色をしているため山岳地帯の岩地に身を隠しやすい。
他の生物と異なり、この新種のカエルはパラモの湿度の高い場所で繁殖し、地中に産卵する。
前足は面ファスナーのようになっており、交尾中に雄が雌の体をしっかりつかめるようになっているという。

 フンボルト研究所によれば、チンガサ(Chingaza)、サントゥルバン(Santurban)、アルモルサデロ(Almorzadero)、クンディナマルカ(Cundinamarca)など
16のパロモが存在するオリエンタル山脈では、今回の発見により、高高度に生息するカエルは10種となった。
【翻訳編集】 AFPBB News
ttp://www.afp.com/en/news/frog-yellow-eyebrows-discovered-colombia
0333名無虫さん
垢版 |
2016/03/14(月) 00:49:52.28ID:???
Ulmus mexicana
世界最大のニレ科樹木
84mに達する
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Ulmus_mexicana
レグナンスユーカリを除けば、
コオムパッシア・エクセルサと並ぶ(あるいはそれを超える)世界最高樹高の広葉樹か?
でもメキシコ中部〜パナマにかけての年間雨量2〜4mもある山地帯にしか生えないんじゃ林業樹種としても期待しにくいなあ
成長が早いなら、平地にあえて点滴灌漑でもした所に植えて日陰を作らせるか?
ミャンマー多雨地帯辺りで誰か植林しないかと思うが、在来種植えてくださいって言われるだけかな
0334名無虫さん
垢版 |
2016/04/17(日) 02:29:37.94ID:???
さまざまな生息地がみんな違っていてしかも互いに「ほどほど」に繋がっていることが 自然のバランスを保つカギ 
理工学部 近藤 倫生 教授らが世界で初めて解明|龍谷大学(りゅうこくだいがく)
ttp://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=7966

龍谷大学理工学部の 近藤 倫生 教授と島根大学生物資源科学部の 舞木 昭彦 准教授は、多種からなる生態系のバランスを保つために、
生物の棲む生息地はどのような特徴を備えているべきかを世界で初めて理論的に突き止めました。この研究によると、
@たくさんの生息地があってそれらの環境がみな異なっていること、Aこれらの生息地が互いにつながっていて生物が行き来できること、
Bしかし生息地間の行き来が生物にとって容易すぎないこと、これら3つのの条件がそろわないと、多様な生物からなる生態系は
自ずと不安定になって壊れてしまう可能性があることが理論的に示されました。本研究成果は、日本時間の2016年4月13日午後18時
(英国時間午前10時)発行の英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されます。

自然界では、多種多様な生物たちが他の生物を食べるなど互いに関係しあいながら、共存しています。そこでは、一種類の生物だけが
他を圧倒してしまったりすることなく、「自然のバランス」が保たれているように見えます。しかし、これは少なくとも理論的には「あたりまえのこと」
ではありませんでした。1972年、理論生態学の権威ロバート・メイ博士は、単純な数理モデル(注1)に基づいて、「生物の種類が増えるほど、
そして、生物間の関わり合いが複雑になるほど、生態系は不安定になり維持されにくくなる」とする理論予測を発表しました。
しかし、現実には極めて複雑な生態系が維持されており、メイ博士の理論予測に反しているように見えます。これは「生物多様性のパラドクス」と
呼ばれています。それから半世紀ものあいだ、この理論と現実の矛盾(パラドクス)は解消されず、自然界で生物多様性が維持される仕組みは、
未解決のまま残された大きな謎でした。
0335名無虫さん
垢版 |
2016/04/17(日) 02:31:24.89ID:???
本研究グループは、従来の研究では見逃されてきた「生息地の複雑性」を考慮に入れた数理モデル(注1)を世界にさきがけて開発・解析しました。
これにより、「多様な生息地が存在し、かつそれらの間を多様な生物がほどほどに行き来できる」ということがあれば、メイ博士の理論予測を
逆転させられる(複雑な生態系ほど安定化する)ことを理論的につきとめました。これは、裏を返せば、人間活動によって生息地の数が少なくなったり、
同じような均質な環境ばかりになったり、生息地の間の行き来が生物にとって困難になると、生物それ自体に人間が手をくださなくとも、
それだけで自然のバランスは崩れて、生物多様性が失われてしまう危険性を示唆しています。

(以下略)
0336名無虫さん
垢版 |
2016/05/07(土) 13:00:44.67ID:+sCGTbko
【5月6日 AFP】中国南部で発見されたナナフシが、世界最長の昆虫として認定された。
国営メディアが5日、伝えた。

国営新華社(Xinhua)通信が、同国西部の昆虫博物館の話として伝えたところによると、
中国南部・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)で2年前に発見された、
体長62.4センチのナナフシは、これまでに知られている全80万7625種の昆虫の中で最長だという。

これまで最長とされていた昆虫は、2008年にマレーシアで発見された全長56.7センチのナナフシだった。
このナナフシは現在、英ロンドン(London)の自然史博物館(Natural History Museum)に展示されている。

新たに見つかったナナフシは、体長50センチほどで、胴回りが人差し指ほどの大きな昆虫がいるとの情報を
入手した科学者が、6年に及ぶ捜索の末にようやく発見・捕獲に成功したのだという。
0337名無虫さん
垢版 |
2016/05/09(月) 13:52:41.34ID:???
新華社通信は、「2014年8月16日の夜、広西の柳州(Liuzhou)にある標高1200メートルの山で昆虫採集をしている時、遠くに黒い影が現れた。それはまるで木の枝のように見えた」
「近づくと、体と同じくらいの長さの脚を持つ巨大な昆虫だと分かり、仰天した」と、この科学者の言葉を伝えた。

ナナフシは、発見者を称えて「フリーガニストリア・チャイネンシス・ツァオ(Phryganistria chinensis Zhao)」と命名された。また、この昆虫に関する研究論文が間もなく発表される予定だという。

新華社通信によると、ナナフシは、これまでに3000種以上が見つかっているという。(c)AFP

マレーシア産の巨大ナナフシ。英ロンドンの動物園で(2004年8月12日撮影、資料写真)。
(c)AFP/ALESSANDRO ABBONIZIO
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/7/1/500x400/img_718330760926d79c0b27184a67796bf1116261.jpg
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/3/7/500x400/img_3795f753ec58d2e1d07faa9b617d1162227460.jpg
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3086154
0338名無虫さん
垢版 |
2016/06/01(水) 05:43:07.08ID:???
銀色の新種ヘビ発見、絶滅の恐れも、バハマ無人島 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/053000192/
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/053000192/ph_thumb.jpg

 バハマ諸島南部の無人島を調査していた科学者が、金属のような光沢のあるヘビが木を登っていくのを見つけた。調査チームのメンバーである
生物学者のR・グレアム・レイノルズ氏は、「全員で見ていましたが、ふつうのヘビと違っていることがすぐに分かりました」と言う。

 チームの一員で、カリブ海地域に生息するボア科のヘビの専門家アルベルト・プエンテ・ロロン氏も、これまで知られている
どのボアとも違っていると思ったと言う。(参考記事:「【動画】猛毒ヘビのもつれあう奇妙な格闘を撮影」)

 そこで、研究チームは同じようなボアを探すことにした。新たに4匹見つけたところで、彼らはコンセプション島の浜辺で眠りについた。
しかし、ヘビの1日は終わってはいなかった。(参考記事:「謎多きヘビの新種3種を同時に発見、南米」)

「朝の3時半頃、顔の上を何かが這っていくのを感じ、目が覚めました」と現在米国ノースカロライナ大学アッシュビル校に所属しているレイノルズ氏は言う。
這っていたのは森から出てきた銀色のボアだった。これで同じボアを6匹確認できたことになる。そのサンプルを研究室に持ち帰り、
DNA分析を行ったところ、やはり新種であることが明らかになった。

 科学者たちはこのヘビをコンセプション・バンク・シルバーボア(学名:Chilabothrus argentum)と名付けた。体が銀色だったのと、
最初に見つけた場所がコンセプション島にある銀葉のヤシの木の上だったことにちなんでいる。この研究結果は科学誌『Breviora』の5月号に発表された。

 ヘビの保護活動を行っている「チーム・スネイク・パナマ」のジュリー・レイ会長は、「バハマ諸島の多くの場所で、爬虫類や両生類について
既にさまざまな調査が行われていることを思えば、今回の発見には大きな意味があります」と言う。(参考記事:「【動画】「ニセのクモ」で鳥をだまして食べるヘビ」)
0339名無虫さん
垢版 |
2016/06/01(水) 05:43:46.41ID:???
なにかあればたちまち絶滅

 バハマ諸島にはほかに3種のボアがいるが、いずれも黒い斑点や縞模様がはっきりとしている。新発見のシルバーボアは色が薄いだけでなく、
樹上に住み、主に鳥を食べている点でも、他のボアとは違っている。

「この新種のへビは、バハマ諸島の他の島とまったくつながりのない島群でのみ見つかりました」とレイノルズ氏。「私たちが知るかぎり、
このヘビはコンセプション・アイランド・バンクにしか生息していません」

「バンク」とは石灰岩堆のことで、コンセプション島といくつかの小さな島はコンセプション・アイランド・バンク(単にコンセプション・バンクとも)という
大きなまとまりの一部として海の上に顔を出している。(参考記事:「ヘビの木登りは「安全第一」」)

 研究チームは、シルバーボアは地球上のごく狭い地域にしか生息しておらず、個体数は1000匹未満だろうと見積もっている。そのため、なにかあれば
このヘビはたちまち絶滅してしまうおそれがある。レイノルズ氏らは、国際自然保護連合(IUCN)がシルバーボアを絶滅危惧種の中でも
特に危険が迫っている近絶滅種(critically endangered)に指定するべきだと考えている。

野猫と野犬を遠ざける

 シルバーボアにとって幸いなことに、コンセプション・アイランド・バンクにあるすべての島々は国の保護区になっており、訪れる人はあまりいない。
レイノルズ氏らは、国立公園を管理するバハマ・ナショナル・トラストと協力して、種の保護戦略を練っている。

 シルバーボアは、集団を一掃しかねない自然災害や、ペット業者による密猟、野生化したネコといった脅威にさらされている。コンセプション島にも
野生化したネコがいる。こういったネコは、バハマ諸島のほかの場所でボアを捕食していることが知られているのだ。(参考記事:「ネコは野生動物の深刻な脅威」)

 レイ氏は、シルバーボアは保護区に棲んでいるが、それでも野猫や野犬に襲われる危険はあるという。

「島内にいるイヌを減らし、活動範囲を制限するために、あらゆる努力をするべきです」とレイ氏。「さらに、この自然保護区から野猫を排除することが重要です。
ネコは、もともとこの地域にはいなかったのですから」(参考記事:「車にひかれたヘビ、実は新種だった、キルギス高地」)
0340名無虫さん
垢版 |
2016/06/16(木) 00:27:33.26ID:???
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000034-jij_afp-sctch
ttp://amd.c.yimg.jp/im_sigg8N7sWYn_7X_pib8I1iPMzw---x507-y900-q90/amd/20160615-00000034-jij_afp-000-2-view.jpg

【AFP=時事】インド西部に生息するカエルの一種、ボンベイナイトフロッグ(学名:Nyctibatrachus humayuni)は、両生類7000種の中で
他に類を見ない交尾姿勢(体位)を好むとの研究結果が14日、発表された。これまで確認されているカエルの交尾姿勢としては7例目となるという。

「背面またぎ」と命名されたこの新たな交尾姿勢は、それがどんなによじれて曲芸的なものであろうとも、精子と卵子を受精させるための方法にたどり着く性選択の進化の事例研究の一つだ。

 インド・デリー大学(University of Delhi)のサティアバマ・ダス・ビジュ(Sathyabhama Das Biju)教授率いる研究チームは、研究対象のこの小型カエルの
交尾現場を確認するために、インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州ハンバーリ(Humbarli)村近くの密林で40日間、夜間の張り込みを行なった。

 前後の文脈からボンベイナイトフロッグの風変わりな行動についての説明文だけを抜き出すと、
それはまるで、1970年代の性愛指南書「カーマスートラ(Kamasutra)」からの抜粋のようだ。

 論文では「雄は、雌には抱きつかずに、葉や枝、木をつかんだり、その上に前脚をついたりして、雌の背中の上にまたがる」と交尾が始まる際の状況が描写されている。

 雌は、2匹がいる葉の上に卵を放出して受精に備えるが、ここからの行動は、一般的な交尾とはかなり様相が異なる。

 研究チームは、科学誌「PeerJ」に発表した研究論文の中で「雄は、雌の背中の上に射精する。
精子はその後、雌の背中から後ろ脚を伝って流れ落ち、卵に到達。受精となる」と説明している。

 この間、ボンベイナイトフロッグの雄と雌の間には数ミリの隙間が保たれ、ほとんどの場合、お互いに決して触れ合うことはない──
強いて言うならカエル版「タントラセックス」のようなものだろう。
0341名無虫さん
垢版 |
2016/06/16(木) 00:30:44.09ID:???
この儀式的な交尾の最終段階で、雄は慎重に脇へ退き、頬を膨らませて卵に覆いかぶさる。

これは、未来のカエルたちをヘビから守るための行動かもしれない。研究チームによると、カエルの卵をヘビが食べることも今回初めて確認されたという。
ヘビに食べられることを免れた卵は、最終的に葉から落ちて、下を流れる小川でオタマジャクシになる。

ビジュ氏は声明を発表し、「他に類を見ない繁殖行動」であることを指摘しながら、「これは、無尾目両生類の進化生態学と
習性を理解する上で基礎となる発見だ」とカエルの学術的な分類名を用いて述べた。

しかし、ボンベイナイトフロッグの独自性は、これだけではなかった。
通常、交尾相手を引き寄せるために鳴くのは雄だが、この種では雌も、こうした鳴き声を発する。これが進化の上でどのような目的を
果たす可能性があるかについては、まだ科学的に解明されていない。【翻訳編集】 AFPBB News
0342名無虫さん
垢版 |
2016/06/26(日) 22:45:34.29ID:???
新種のラン発見、比ミンダナオ島のゲリラ地帯 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
ttp://www.afpbb.com/articles/-/3091762
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/3/500x400/img_f35cbb3bfe12f3816e2191e88b53781569218.jpg


【6月25日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島の山岳地帯で、5種類の新種のランが発見された。自然保護活動家らが24日、明らかにした。この地帯は反政府勢力が活動しており、違法採取から守られているという。

 専門家のミゲル・デービッド・デレオン(Miguel David de Leon)氏によると、この5種は、この山岳地帯にのみ生息し、200年間発見されなかった種だという。

 フィリピンでは、地元住民らによる野生のランの違法採取が横行している他、許可なく輸出や路上販売するために、一部の地域では不法栽培・収穫が行われている。

 ミンダナオはアジアでも最も長く反政府活動が続いている地域で、そこを拠点としている毛沢東主義(Maoist)のゲリラは、農村や山岳の村々の貧しい人々から支持を得ている。(c)AFP
0343名無虫さん
垢版 |
2016/06/26(日) 22:47:03.60ID:???
天然ゴムのドラフトゲノムを解読 | 理化学研究所
ttp://www.riken.jp/pr/press/2016/20160624_1/
天然ゴムのドラフトゲノムを解読 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
ttp://www.riken.jp/pr/press/2016/20160624_1/digest/

自動車や航空機などのタイヤの原料として、交通社会を支える天然ゴム。天然ゴムを産み出すパラゴムノキは、現在、
90%以上が東南アジアで栽培されていますが、原産地はブラジルのアマゾン川流域のジャングルです。
ナイフでパラゴムノキの幹の皮を削ると、牛乳のような白い液体が出てきます。少し匂いがありベトベトしていて
“ラテックス”と呼ばれています(図参照)。このラテックスを固めると天然ゴムができます。

加工しやすく、摩耗やショックを吸収するというゴム本来の優れた特性がある天然ゴムの需要は、産業の発展に伴い年々高まっています。
ゲノム情報を解読することができれば、より科学的、効率的にパラゴムノキを育てることができます。
また、ラテックスが作られるメカニズムが分かれば、よりよい特性を持つ天然ゴムを作ることが可能になります。
0344名無虫さん
垢版 |
2016/06/26(日) 22:48:30.90ID:???
今回、理研の科学者を中心とした国際共同研究チームは、東南アジアで広く用いられているPRIM600という系統の
パラゴムノキでゲノム解読を行いました。解読には二つの手法を組み合わせることにより、予想されるゲノムの大きさの
155倍の情報量で解読を行いました。その結果、1.55Gb(ギガ塩基対、Gは10億)のドラフトゲノム配列を得ることに成功しました。
次に、アノテーションと呼ばれる、ゲノム配列から遺伝子としての転写が推測される領域を導き出す操作を行ったところ、
約84,000個の遺伝子が予測されました。これは、全体の93.7%以上の遺伝子情報を網羅しています。

続いて、遺伝子の転写開始部位を正確に決めることで、葉や茎に比べてラテックスは、天然ゴム関連の遺伝子が100倍以上
発現していること、各組織で転写開始部位が変化する可能性を見出しました。さらに、ラテックス中のラバーパーティクル
(球状の小分子)に含まれるタンパク質の遺伝子が、ゲノム上で同じ転写方向に並んだ遺伝子クラスタを形成していることを発見しました。
病害抵抗性の遺伝子も、ゲノム上に遺伝子クラスタを形成していました。

これらのゲノム情報は、天然ゴムの生産性や特性の改良に重要であるとともに、天然ゴム育種の科学的基盤になります。
0345名無虫さん
垢版 |
2016/06/26(日) 22:53:31.75ID:???
・ゴム生産の量を増やす
・シス結合のゴムとトランス結合のガッタパーチャとの比率を変える
・耐乾性を増やす
・耐寒性を増やす
・成長速度を早める
・材の強度を増して、老木になった後に硬い木として高く売れるようにする
・根に根瘤菌や菌根菌を共生させ易くする

・同じトウダイグサ科でもラテックスが大量に取れるようにする
特にアカメガシワなど温帯の樹種や、砂漠でも育つアブラギリなどでも
ラテックスが取れるようにするなど
・種子が大量に取れるようにする。トウダイグサ科の多くは種子から燃料となる油も取れている

本気でパラゴムノキを改良したらこんくらい幾らでもやるべき事があるよw
0346名無虫さん
垢版 |
2016/06/26(日) 23:01:09.20ID:???
耐塩性も入れるか
内陸なのに塩分析出の土地でも生えるようにしたいしw

オオバギにラテックスを多くさせる遺伝子を導入して、
貧栄養の土地でもアリと共生して各種無機塩類を運んできてくれますというのも考えられる

パラゴムプランテーションでもう1つ改革するとしたら、労働をAIにより自動化、機械化できないか?という事だな
近年東南アジアでは低賃金なのに夜明け前の辛い労働になるゴム採取の作業に就く人が
経済発展のため減ってしまった
それで、あの溝を掘る機構を自動的にこなせる、つまり既に彫った溝の下に溝を掘れる、
あるいは溝が下に行き過ぎたら新しい溝を上に彫る、というアルゴリズムを作れればいいんだが、

難しいかなあ?
一方で、機械が全てやってくれると人間の身長より遥かに高い所から取ったりも出来るなあ

これでタイヤが安くなるか
だが、中国の経済成長がやや鈍った、というだけでゴム価格が4割に落ちたわけで
今ですらインドシナ半島はゴム園だらけになってるのに、将来はゴム余りするかも知れんなあ
0347名無虫さん
垢版 |
2016/06/30(木) 02:09:44.29ID:???
世界初、水中を泳ぐオオムカデを発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/062800238/
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/062800238/ph_thumb.jpg

 水の中に入れば恐ろしいムカデに襲われずに済むと思ったら、大間違いだ。そこには泳ぎが得意な巨大ムカデがいるかもしれない。

 世界で初めて水陸両生のムカデが新種として記載され、2016年5月、その詳細が学術誌『ZooKeys』に掲載された。新種のムカデはオオムカデ属の一種で、最大で体長20センチほどになる。

 一般的なムカデと同じく、彼らも肉食で毒をもっている。生息域は東南アジアに限られているとみられる。(参考記事:「最多750本足のヤスデ、米国で再発見」)

新婚旅行で発見

 英国ロンドン自然史博物館の昆虫学者、ジョージ・ベッカローニ氏は2001年、新婚旅行でタイを訪れた。そして熱心な昆虫学者の例に漏れず、彼も現地で昆虫を探し回った。

「世界中どこへ行っても、決まって小川沿いにある石をひっくり返してみるのですが、このムカデを見つけたのも、やはりそうした石の下でした。
体が非常に大きくて脚が長く、緑がかった黒という不気味な体色をしていました」とベッカローニ氏は話す。

 ベッカローニ氏が石を持ち上げたとき、隠れていたムカデは森の中ではなく、川の中へと逃げ去った。流れに沿って川底を走ると、石の下に身を隠した。

 ベッカローニ氏はなんとかそのムカデを捕まえ、水を張った大型の容器に移した。するとムカデはすぐに底まで潜り、ウナギのように体をくねらせながら力強く泳いだという。
容器から取り出すと、その体からは水が抜けて、ムカデは完全に乾いた状態になった。

 ベッカローニ氏はこれを標本としてロンドン自然史博物館へ持ち帰り、専門家に意見を求めた。しかしこのときは、懐疑的な反応しか得られなかった。
オオムカデはそれまで乾いた場所でしか見つかっておらず、水陸両生のムカデの存在も知られていなかったからだ。そうした事情から、この標本は博物館のコレクションの中に長い間埋もれて過ごすことになった。
0348名無虫さん
垢版 |
2016/06/30(木) 02:11:04.86ID:???
晴れて「新種」に
一方、ベッカローニ氏と同じ博物館に勤務するグレゴリー・エッジコム氏は、タイにいる教え子のワルット・シリウット氏と共に、あるムカデを新種として記載しようとしていた。

二人はラオスにある滝の周辺で標本を2点採集し、DNA分析によってこれが新種であることを確認した。ムカデの学名はScolopendra cataracta(スコロペンドラ・カタラクタ)と定められた。カタラクタはラテン語で「滝」を意味する。
ベッカローニ氏が以前タイで採集した水陸両生のムカデのことをエッジコム氏に話したところ、この標本もスコロペンドラ・カタラクタであることが二人によって確認された。

スコロペンドラ・カタラクタの標本は、これまでに4点しか見つかっていない。ラオスで採集された2点、ベッカローニ氏がタイの川で見つけた個体、
そして4点目は、1928年にベトナムで採集されてロンドン自然史博物館に収蔵されていた個体で、それまで誤って一般的な種として分類されていた。

ベッカローニ氏は、今回の新種が他のムカデとは異なる生態的地位をうまく利用しているのだろうと考えている。
「他のオオムカデは陸上で獲物を捕まえます。この新種はきっと夜間に水に入り、水生あるいは水陸両生の無脊椎動物を狩っているのでしょう」

他のムカデ類と同様、スコロペンドラ・カタラクタも毒をもつ。かまれてみたいという人はいないだろうが、たとえかまれたとしても、おそらく死ぬことはないだろう。ただし、猛烈な痛みは覚悟した方がいい。
「大型のオオムカデにかまれれば、かなり痛いはずです。毒液を注入する“牙”は、人間の肌に突き刺さるほど強いですから」とエッジコム氏は言う。
0349名無虫さん
垢版 |
2016/06/30(木) 02:12:12.35ID:???
今回の新種ぐらい大きい近縁のムカデにかまれて、指や足先に毒を注入された場合、腕や脚全体に焼けつくような痛みが広がることもある。痛みは数日間続くが、長く引きずるような影響はないそうだ。

水陸両生のムカデなど、悪夢のような存在だと思う人もいるだろう。夜にひと泳ぎしたいと思っても、川には巨大なムカデが潜んでいるかもしれないのだから。
しかしベッカローニ氏やエッジコム氏のような学者にとって、こうした新発見は、私たちがまだまだ知らない自然の驚異がたくさんあることの証しだ。(参考記事:「初の水陸両生の昆虫、ハワイで発見」)

ベッカローニ氏は言う。「熱帯の川での調査は通常、昼間に行われますが、夜には昼とはまったく種類の異なる、水陸両生の興味深い生物群が見られるのではないでしょうか。
こうした川の動物相を詳しく調べ、闇の中で実際に何が起きているのかを見てみたいものです」
0350名無虫さん
垢版 |
2016/08/30(火) 20:22:33.78ID:???
新種“眠れる美女”カエルを発見、ペルー | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/082900052/
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/082900052/ph_thumb.jpg
ttp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/082900052/002.jpg

 ペルー中央部のアンデス山脈の麓に、変わった色の小さなカエルがひっそりと暮らしていた。2014年11月のある夜、ペルーにある鳥類学・生物多様性センターの
生物学者ヘルマン・チャベス氏は、ティンゴ・マリア国立公園の森の中で、それまで聞いたことのないような生き物の鳴き声を耳にした。声の主を探すと、
木の上に体長2.5cmほどの小さな茶色いカエルがいた。一見、どこにでもいそうなこのカエルは、おとぎ話のカエルのように秘密を隠し持っていた。

「腹側を見るために裏返したら、脚の付け根が鮮やかな赤だったので、とてもびっくりしました」とチャベス氏。

 カエルの体色は実に多様で、属によって股の部分の色もさまざまだ。近縁種のカエルには、脚の付け根、もも、すねに黄色や茶色やオレンジ色の斑点があるものがいる。
けれどもこれほど鮮やかな、しかも赤い色をしたカエルは見たことがなかった。(参考記事:「半透明のかわいい新種カエル、コスタリカで発見」)

「この色がどんな役割を果たしているのかはまだ分かりませんが、まずは、このカエルに名前をつけることにしました」と、共同発見者である米国、南イリノイ大学の
アレッサンドロ・カテナッツィ氏は言う。(参考記事:「【動画】カエルの交尾に「7番目の体位」発見」)

 チャベス氏とカテナッツィ氏は2年に渡ってこのカエルを分析し、未知の新種であることを確認。科学誌「ZooKeys」に論文を発表した。学名は、
「眠れる美女アマガエル」という意味のPristimantis pulchridormientesに決まった。このカエルが見つかった山脈が、女性が体を横たえて
眠っている姿に似ているとして、地元の人々に「眠れる美女」という名前で呼ばれているからだ。
0351名無虫さん
垢版 |
2016/08/30(火) 20:23:14.25ID:???
紛争地から安息の地へ

 熱帯産のPristimantis属のカエルは、ペルーだけで実に131種が生息しており、驚くほど多様性に富んでいるが、研究は進んでいなかった。

 米オハイオノーザン大学の生物学者キャサリン・クリナック氏は今回の研究には関与していないが、「野外調査で初めてPristimantis属の
カエルを見せられたとき、なぜこのカエルを研究している人がいないのか尋ねました。するとある大学院生に『小さな茶色いカエルに魅了される人は
そういないからでしょう』と言われたのです」と回想する。「信じられない答えでした。彼らはただの小さな茶色いカエルではないのです。注意深く見ないと、
そのすばらしさに気がつかないかもしれませんが」(参考記事:「体長1センチの新種カエル、7種を発見」)

 著名な両生類学者のウィリアム・デュエルマン氏やジョン・リンチ氏らの先駆的な研究に触発され、科学者たちは今では、Pristimantis属のカエルが
非常に興味深い生物であることをよく知っている。最近では万華鏡のように色とりどりの種類が見つかり、なかには絞り染めのTシャツを着ているような
模様のものもいる。さらに、以前クリナック氏が他の研究者と共同で発見したものは、なめらかな肌からトゲトゲした肌へ、一瞬にして形を変えられる。
既知の脊椎動物の中で、そんな芸当ができるものはこのカエルだけだ。(参考記事:「トゲ肌からツル肌に早変わりする新種カエルを発見」)

 2014年に行った野外調査の成果は、新種のPristimantisを発見できたことだけではなかった。ティンゴ・マリアは1965年に設立されたペルー最古の
国立公園だが、生物調査が実施されたのは、これが初めてだったのだ。

 これほど長い間調査が行われなかった理由のひとつは、この公園は鳥やコウモリが棲む洞窟として名高い「ラ・クエバ・デ・ラス・レチュサス(フクロウの洞窟)」と
「眠れる美女」の山脈を保全するために設立されたもので、生物多様性を保護するためのものではなかったからだ。
0352名無虫さん
垢版 |
2016/08/30(火) 20:24:18.66ID:???
 それに加え、広さ48平方キロメートルのこの保全区域は、最近まで野外調査を実施できるほど安全な場所ではなかった。1980年代には、ティンゴ・マリアの周辺では
コカインの密売が広く行われていたほか、周囲の谷ではペルー政府軍と極左武装組織センデロ・ルミノソが死闘を繰り広げていた。今ではかなり安全になり、
2015年に公園でコカが栽培された形跡はない。「今は安心して調査を行えます」とチャベス氏は言う。

カエルを救い、地球を救う

 カタナッチ氏とチャベス氏は、今回の発見を通じて、これまで知られていなかったティンゴ・マリアの生物多様性に注目が集まり、科学研究にとっての
重要性が知れわたることで、この地域を保護する動きが高まることを期待している。「概して、保護地域で科学研究が数多く行われるほど、保護体制も万全に
なっていきます」とカタナッチ氏。「科学研究に敬意が払われ、それによって公園の価値が高まるのです」

 科学者たちは、世界的な両生類ペットブームによる乱獲や、猛威をふるうツボカビ症、石油産業や鉱業の発展による森林伐採などにより、ティンゴ・マリア国立公園内
だけでなく、この地域全体のカエルたちが危機にさらされていると警告する。(参考記事:「「カエルの楽園」で致死的なカエルツボカビを発見」)

「カエルを救い、ひいては私たち人類を救うために変えなければならないことはたくさんあります」とクリナック氏。「両生類は、人類が環境を害していると訴えています。
私たちは彼らの声に耳を傾ける必要があるのです」(参考記事:「絶滅寸前のカエルを火山から救え! エクアドル」)
0353名無虫さん
垢版 |
2016/09/11(日) 22:55:07.64ID:???
新種の寄生生物、学名はオバマ米大統領にちなんで命名 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160911-00000025-jij_afp-sctch

【AFP=時事】マレーシアでカメに寄生する新種の扁形動物が発見され、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領にちなんで学名は
「バラクトレマ・オバマイ(Baracktrema obamai)」と命名された。論文が8日、発表された。

 この扁形動物は新種というだけでなく新属でもあるという。「寄生虫学ジャーナル(Journal of Parasitology)」に掲載された論文は、
「カメに寄生する生物にこうした命名がされたのは21年ぶりだ」と述べている。

 新種を発見したのは、インディアナ( Indiana.)州のセント・メリーズ大学(Saint Mary's College)を最近退職した、
カメの寄生生物の専門家トーマス・プラット(Thomas Platt)氏。
 プラット氏は、この新種が「移動するのに驚くほどの障害に直面し、成長と繁殖のため宿主の免疫系と闘わなければならない」点を踏まえ、
オバマ氏にちなんで学名をつけることを思いついたという。また、家系調査をした際、自身の家族とオバマ大統領の家族が
共通の先祖に由来することを知ったことからも影響を受けたという。

 プラット氏は「義父や博士課程の指導教官、友人の学者など、尊敬する人々の名前を取ってたくさんの種を命名してきた」と話し、
さらに「こうした驚くべき生物を研究する分類学者がいる限り、バラクトレマ・オバマイの名は残るだろう」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News
0354名無虫さん
垢版 |
2016/09/11(日) 22:59:23.13ID:???
高分子吸収剤はモノマーだと危険なものでもポリマーなら緑化でもおむつでも大丈夫なんだよなあ
逆に使い古しのおむつでバリ島の緑化を行っている団体も出来た
0355名無虫さん
垢版 |
2016/09/13(火) 02:37:12.48ID:???
ttp://www.meitokasei.co.jp/green/waterworks.html
農園芸専用の保水剤で水やりの手間を省く吸水性樹脂!
ウオーターワークス
WaterWorks

水不足などの環境ストレスが高い場所での樹木の移植に最適です
水を75%節約し、散水、吸水作業を大幅に省力化します
生分解性があるだけでなく樹脂と根の親和性が高く、根が直接、樹脂から 水を吸い上げます
ウオーターワークスとは?

ウオーターワークスは世界40カ国以上で最も多く使用されている緑化・農業・園芸専用の吸水性樹脂の保水剤で
植え替えの際に土の中に入れて使用をします。日本でも公共工事の防風林の移植だけで既に沖縄をはじめ西日本で
既に累計で200万本以上に使用されています。国土交通省、各地の自治体、森林組合の工事に実績があります。
ヒートアイランド化対策の決め手になります。植物の水不足の心配はもうありません。ガーデニングと緑化の強い味方です。
根との強い親和性があります。さらに生分解性もあります。 移植後のショックを緩和して生存率を向上させ、20−40%の成長促進をします。
0356名無虫さん
垢版 |
2016/09/13(火) 02:39:25.60ID:???
ウオーターワークスをご使用になるメリットは?

1.水を75%節約し、散水、給水作業を大幅に省力化する保水剤です。屋上緑化など水不足になりやすい場所の緑化に最適です。
2.肥料効率を向上させて(25−50%コストを削減)塩類濃度障害を防止します。
3.成長を20−40%促進します。
4.樹脂と根との親和性は極めて強く根が樹脂から直接、水分を吸い上げます。
5.水枯れ、根腐れを防止します。塩基置換容量などの土壌改良をします。
6.発芽率、移植後の生存率を向上させます。
7.耐久性が強く5年間は土中で有効で、生分解性もあります。
8.熱、ケミカルに強く米国ではシイタケ栽培の菌床に使用。

例えば以下のような用途があります。
1.芝地:ゴルフ場、競技場、公園
2.園芸:植木鉢、プランター、花壇、壁面緑化、屋上緑化
3.緑化工事:緑化工事:植生工事、植栽工事、防災林、ビオトープ
4.農業:ハウス栽培、育苗床、種子コーティング
0357名無虫さん
垢版 |
2016/09/13(火) 02:40:50.45ID:???
ウオーターワークスの物性
外観白色顆粒状
pH7.0
比重0.8
粒径0.8mm±0.2mm
吸水倍率自重の500倍
成分アニオン系アクリルポリマー

自分が懸念してたアクリルポリマーでも大丈夫だったのか

50cmのちょっと大きな苗木でも6gのウォーターワークス添加でOK
0358名無虫さん
垢版 |
2016/09/13(火) 02:42:05.30ID:???
ttp://www.chemicalmuseum.jp/professional/report/9/index.html
紙おむつの歴史を変えた高吸水性ポリマー(SAP) 
主流はポリアクリル酸ナトリウム系
 架橋構造を持つポリマーの研究は1950年ごろから始まっていましたが、1974年に米国でトウモロコシ由来のデンプン系グラフト重合による
SAPが発表されてから、世界各社で開発が盛んになりました。グラフト重合あるいはカルボキシメチル化によるデンプン系およびセルロース系、
ポリアクリル酸塩系・ポリビニルアルコール系・ポリアクリルアミド系・ポリオキシエチレン系などの合成ポリマー系と、
様々な組成や合成法が研究されましたが、今、性能とコストの両面で最適とされるのがポリアクリル酸ナトリウム系です。
 ポリアクリル酸ナトリウム系SAPは、アクリル酸を部分中和させ、架橋性モノマーと共重合させることで得られます。中和にあたっては、
使用時に皮膚にやさしいpHを保てる範囲で行います。 工業的には、モノマー水溶液を重合して得られたゲルを細分化する水溶液重合法が主流です。

上にもアニオン系、つまり陰イオンを帯びている奴と書いてあったから
ナトリウムとイオン結合する奴でいいんだよなあ
つまり紙おむつの奴で問題なし!!!
0359名無虫さん
垢版 |
2016/09/13(火) 02:45:35.41ID:???
ttp://tenbou.nies.go.jp/science/institute/region/journal/JELA_3601051_2011.pdf
ttps://www.jstage.jst.go.jp/article/lca/8/1/8_37/_pdf
ttps://www.google.com/patents/WO2014007105A1?cl=ja

紙おむつのリサイクル
セルロースも吸収剤も取り出す!殺菌もする!!!

色々調べたが、どうも紙おむつ1つで10g以上はアニオン系アクリルポリマーが含まれているようだなあ
そしてこれが逆戻り現象を起こす、つまり一回吸った水が何故かちょっと蒸れた感じで出てくると

というわけで、使い捨て紙おむつで植林!という一部団体の方法もまんざらでもないって事なのかなあ??と

問題は、現地では紙おむつなどの吸収剤を買う金も無くて、あるいはおむつなどは纏め買いもできなくて
10枚入りのうち3枚だけ買っていく(遠くへの外出用などでだろう)家庭も少なくない事だ
0360名無虫さん
垢版 |
2016/09/20(火) 00:17:02.37ID:???
ttp://www.nanyodoshoten.com/newpage551.html
20年近く前に出版された「コレクションシリーズ・アキリデス」という本

この中にオビクジャクアゲハの分布図があったが
ミャンマー側の分布が物凄く北まで到達していた
ヤンゴンのすぐ東?というくらい

で、ヤンゴンの東にシッタン川という川があるがそこの山に
有名観光地のゴールデンロックがあるチャイティーヨがあるが
そのもっと北まで分布しているくらいなんだよなあ

オビクジャクアゲハは本来は熱帯雨林の年中高温多雨の地域に分布するチョウなんだが
いくら雨が多い(3500mmオーバーらしい)とはいえ乾季が5〜6ヶ月も続くチャイティーヨまで
生息していたとは!

マレー半島の定義というのが時々話題になる
ある人は半島が最も細くなるクラ地峡より南だという
別の人はタイランド湾の北端と同じ緯度が分断線だという

だが昆虫にとっては、ミャンマー南東部の沿岸山地の更に延長した
年間雨量の多い所まで全てが、熱帯雨林系の生物が住み得る所だった、という事になる
ただしタイ側ではペチャブリーのパラ・ウー滝周辺がオビクジャクの最北端になる
(カンチャナブリーかタークのどこかでオビクジャクがいたら面白いが、タークは逆にとんでもなく黒っぽくなった
クジャクアゲハというのがいる始末)

あとミャンマーにはアカエリトリバネはいると記された文献もあるが、?とか書かれているのが大半
間のプーケットにもクラビーにもナコンシータマラートにもカオソットにもいないんだから
まずいないのだろう

ナコンシータマラートだとむしろ北方系であるゲストロテナガの最南端個体群がいたりする
0361名無虫さん
垢版 |
2016/09/20(火) 00:17:51.66ID:???
チョコレート危機、この植物が救う? カカオ豆の代替に (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-35088544-cnn-int

(CNN) カカオ豆の減少による世界のチョコレート危機は、アムラタマゴノキという植物で救えるかもしれない――。そんな研究結果が
このほど科学誌に発表された。「アムラタマゴノキは真の潜在的可能性が理解されていない『シンデレラ』種の1つ」と研究者は指摘している。

専門家によると、世界のカカオ豆の生産量は気候変動や不作など複数の要因により、ここ数年で減少傾向にある。その一方で需要は増大し続けている。

カカオ生産者はさらに、子どもを働かせたり十分な賃金を払わないといった労働搾取の批判にもさらされてきた。

しかし研究チームによれば、アムラタマゴノキのバターはカカオ豆からつくるココアバターに成分や特徴が近く、チョコレートの原料の代替として
利用できる可能性があることが分かったという。

さらに、こうした植物を活用すれば自然保護の取り組みにも役立つ可能性も指摘している。

「アムラタマゴノキのような果物は、地方に住む人にとっての大切な食料や医療や収入源でありながら、森林破壊によって減少しつつある」と英バンガー大学の
研究者は指摘。「市場価値の高い商品の加工を通じて十分に活用されていない商品の価値が高まれば、こうした種の保全に向けた機運が生まれ、代替収入源の確保や貧困対策の助けになる」と解説している。
0362名無虫さん
垢版 |
2016/09/20(火) 00:27:52.54ID:???
コガネモンビンだのタヒチモンビンだのといった種類が知られるウルシ科のタマゴノキの仲間だが
何故かオトギリソウ科にもタマゴノキと呼ばれる植物があって混乱しやすい

で、この仲間は甘さはあまり無くて酸味が強い
マンゴーっぽいと言われることもあるが、そこまで熟れさせずに未熟なものを漬物などで食べる事も多い

タイではマコークと呼ばれるアムラタマゴノキは、漬物的な調理法で食べられる
そしてバンコクの事を現地名ではクルンテープ・マハナコンryという長い正式名称を略してクルンテープと呼ぶが
バンコックとは本来はバーンマコーク、つまりアムラタマゴノキ村、という意味なのだという
バンコクのチャオップラヤー川より西側のトンブリーの一部がバーンマコークと呼ばれていて、アムラタマゴノキが
運河沿いに生えていたとされている
それを西洋人が誤解してこの大きな町全てがバンコックだと思ってしまった、との事

タマゴノキの仲間は乾季のある雨緑樹林に適応していて植林も容易
二次林にも数多く生えている
それの種から取れる油脂がカカオバター代用になるのであれば願ったり叶ったりである
もちろん未熟果を従来通り漬物にしても良い

カカオノキなどは年間雨量2000mmで乾季が無いのが理想とか贅沢な環境を要求し
しかも若木の時はもっと大きな木の日陰にしないと枯れるなど厄介だ
それなら、かんかん照りでも成長するアムラタマゴノキの方が確かに便利だ
しかしカフェインもテオブロミンもないので味は期待できず、もっぱらカカオバターと同等程度の融点を持つ
油脂だけが期待できる、というところか
0363名無虫さん
垢版 |
2016/09/20(火) 00:33:32.43ID:???
タマゴノキ属Spondiasの近縁とされるのが日本でも九州南部に自生する
チャンチンモドキ(Choerospondias属)
果肉は同様に酸味があるが何故か果肉が種子に粘りついて食べにくいなどとされている

ウルシ科はピスタチオやカシューナッツなども含めて種子に油脂を含むものが多い
ハゼノキは油脂を採るために植えられていた
マンゴーの種子からも油脂が採られている

チャンチンモドキは生育も早いのでバイオマス林業で期待されているが
種子からカカオバター類似の油が取れるなら更に重要度を増すか?
テオブロミンを含まないとしても、ホワイトチョコとしてなら使えるし
それこそマンゴー果汁などを加えたホワイトチョコ風菓子にできる

チャンチンモドキは中国南部やインドシナ半島北部くらいまで分布するとの事
だがここまで南下したらタマゴノキを植えた方がいいかもなw
0364名無虫さん
垢版 |
2016/11/13(日) 03:24:54.16ID:???
junoleon.exblog.jp/15821763
チャーン島って最高標高800m
年間雨量は低地で2700mmとされるが高標高地だと6500mmだったなあ

こんなもんがいるわけだ!但し国立公園ですw
あと現地で保護の第2分類区分らしいですな。法を守ろう

雑誌ではここにいると嬉しいと書かれた個体群である
0365名無虫さん
垢版 |
2016/11/15(火) 01:21:34.68ID:???
ttps://books.google.co.jp/books?id=90BgNrt0CPkC&pg=PA32&lpg=PA32&dq=kanchanaburi+godfrey&source=bl&ots=
0b-2RsJAG_&sig=CvVUVOSrOx1NEDbBm_alUo1bmcQ&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjKzNH48ZPQAhWDTbw
KHSN3B9oQ6AEIPzAF#v=onepage&q=kanchanaburi%20godfrey&f=false

33ページにゴッドフレイのタークやカンチャナブリーでの分布が載っている

ミャンマーだとダウェイの北の河口から4つに枝分かれした入り江があるくらいの緯度
しかもクロン川の東岸
で、画像を調べたら只のトンパープンの町であったw

別のサイトで「ゴッドフレイやホコモンやムラサキやハイイロといったワモンチョウ属4種ともいる土地」
というのが書いてあったが、これもトンパープンだったかなあ?
そしてゴッドフレイはこの土地で餌にしているのは川沿いだけに生えるタケだったか
0366名無虫さん
垢版 |
2016/11/15(火) 01:22:26.11ID:???
ttp://www.phasmatodea.com/web/guest/records
ナナフシの長さランキングだと

Phobaeticus属が上位を占めるがの種類でマレーシア&シンガポールの
serratipesが7番目なのか
タイやマレーシアにいるmagnusという種類が3番目。タイでもチェンマイなど北までいる

ベトナムのPhryganistria属だが、中国産のPhryganistria chinensisという種類が脚込みで62cmとニュースになったが
その後の続報は無い
だが
ttp://www.japantimes.co.jp/wp-content/uploads/2016/05/f-chinabug-a-20160506.jpg
こいつ、尾毛が5cmくらいあるんじゃんorz
Phobaeticusは尾毛が殆ど無いので実質的に体長だけで35cm以上になるからなあ

とはいっても、ハサミムシの鋏だって尾毛が特殊化したものだ
これを加えた場合と加えない場合を分けて、各種の大きさだけでなく特徴や性質から魅力を語り合えれば十分かなあとw
0367名無虫さん
垢版 |
2016/11/17(木) 03:34:40.19ID:???
>>360
オビクジャクはカンチャナブリーでも一応はいる
これもトンパープンかサンクラブリーみたいだが
0368名無虫さん
垢版 |
2016/12/03(土) 12:42:56.59ID:???
バイオ工学による天然ゴムの試験管内合成に成功 ?天然ゴムの安定供給や新たな分子構造の天然ゴムの開発に貢献?

東北大学大学院工学研究科の高橋征司准教授、山下哲助教(注1)、中山亨教授(バイオ工学専攻応用生命化学講座)らは、住友ゴム工業株式会社、埼玉大学との共同研究により、天然ゴムの生合成に必要なタンパク質を発見し、それらを再構成する手法を開発しました。
これにより、天然ゴムに匹敵する分子量のポリイソプレンを試験管内で合成することに成功しました。
この研究成果により、長年にわたり未解明であった天然ゴム生合成メカニズムの全解明や、天然ゴム高生産植物の育種、代替生物でのゴム生産など、多様な分野での貢献が期待されます。
 
この共同研究の成果は、10月28日付で生命科学・生物医学分野のオープンアクセス誌であるeLifeに掲載されました。
(注1)現所属:金沢大学理工研究域物質化学系(准教授)

パラゴムノキの天然ゴム生合成マシナリ
ttps://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20161116_02.jpg
0369名無虫さん
垢版 |
2016/12/03(土) 12:51:04.10ID:???
▽引用元:東北大学 2016年11月16日

詳細(プレスリリース本文)
ttps://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20161116_02web.pdf
0370名無虫さん
垢版 |
2016/12/16(金) 06:53:12.11ID:rPqhNcDA
370
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況