自治会や管理組合などの組織が共同募金の活動を行うことが、募金の本来の
あり方から見ると、かけ離れた異常な姿だということは同じ認識だよ。
なので、管理組合に移すというのは通過点であって、最終形ではない。
共同募金自体を「廃止」するのが最終形であったとしても、一住民の力ではニセ
募金団体やヤクザ団体に影響力を及ぼして一挙に「廃止」に持っていくのは現実的には
不可能に近い。一班長としての力でも、せいぜい自治会の中の自分のところの班のやり方
を変えるところから始めて、他班にも波及させていくこと。その先に、自治会としてどう
するのかという課題がくる。
一自治会としての力でも、相変わらずニセ募金団体やヤクザ団体に影響力を及ぼして一挙
に「廃止」に持っていくのは現実的には不可能に近い。そうなると、まずは自治会に下り
てくる募金活動というものを、どうしたらやらずに済むか、これは自治会自体が変わらな
ければならないわけだが、以前に当スレで出ていたように、管理組合という組織があるの
であれば、管理組合を活用、つまり役割分担を見直すことで、自治会自体も変わっていける
かもしれない。募金に関してもそれと同様の手順で、最終的には行き場がなくなる(自治会
でも管理組合でも引き受けなくなる)ことを目指すにしても、まずは現在の募金活動に
ボランティア的な要素を取り入れる割合を増やしていき、外堀が埋まってきた時点で組織的な
活動から切り離し(管理組合の関与もなくし)、完全に個人が自ら参加するという形に持って
いくということだね。