鍵波ってのがまだよく分からないけど
泣く演技で棒になる人に、その話はまだ早いと思うな

そして演技が出来る人なら
高低よりも感情の流れを深く読み取って、いや深く創造したほうがいいと思う
泣きながらの台詞が5行あったとして、5行同じ泣きじゃ面白くない
途中で悩み、途中で自棄になり、途中で言葉に詰まり、途中で救いを求める
こういう気持ちの流れがあったほうがリアルに聞こえるし面白いと評価される
そしてそれは創らないと生み出せない

「だって、しょうがないじゃない」という言葉が中に入っていたとして
気持ちをぶつける演技も出来れば、諦めの演技も出来るし、
自棄でも良い、悔しさを出しても良い、不本意さを出しても面白い。自嘲気味に笑っても良いな
同意を求めても良いし、聞き役を突き放しても良い
演技って自由だよ
字面のイメージに縛られたら勿体無い
そして、そうやって選んだ感情の流れを、細かく構築して行くべきじゃないかな
そしたらそこに現れるのは他の人とは違う個性ある演技だし
高低なんかどうでもよくなる