1979年出版の吹き替え声優のインタビュー本を読んだのだけど
城達也のインタビューではペックは好きだけど作品が重く一時代前の役者で
ハリウッドの華やかさを持たない、大学の演劇部からそのまま出て来たようなオーソドックスな人だと考えていると言っている。

印象深い三本としてローマの休日と子鹿物語と白鯨を挙げている。
だがその白鯨は84年の名作ノーカット10週放映版では有り得ない
それなら城達也がやった白鯨とはいつでの事なのだろう? 吹き替えってのは知れば知るほど謎が増えるな。考古学や古生物学じゃあるまいし
単純に本人の記憶違い?声が出なくなるほど演じたと言っているのだけど
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インタビューの時期は、ジェットストリームを7年続けているとあるから73年以降だな 
しかも白鯨も子鹿もローマの休日も先日テレビで放送したと言っている
当時の新聞のテレビ欄を総ざらいして、出演者として書いてあればそれだと判明するだろうかね そこまでするのは面倒だからやらないが
ペックを菅貫太郎が吹き替えたバージョンがちょうどその頃の放送らしいからそれも何らかのヒントな気もする 

同じ本に浦野光のインタビューも有るが
「アテレコは好きじゃない。今まで好きになった事が無く今も好きでない。
いつもスタジオに嫌々向かっている。」と
他の誰も言ってない事を明言しているわ。 
『声優と呼ばれる事を嫌がった』はずの山田康雄も納谷悟朗も大塚周夫も小池朝雄もこのインタビューでは
とりあえずそこまでの事は言っていない