詐欺師が詐欺を行うとき、『ぼくは現在詐欺をおこなっていますよ〜!ホームページも見てください、僕の今回の詐欺の手口を載せてあります!』などと言う訳もなく、
まことしやかに自分は素晴らしい事をしている、正しい事をしているとアピールします。

絶妙な詐欺師ほど、体裁はきちんと繕うものです。

ポンジだって、わざわざホームページや概要書面ににポンジだと書くわけないでしょう。当たり前のようにMLMだと うたうしかないでしょう。

でも、講師や会員の勧誘の仕方を見ていれば冷静にポンジを見破る人もたくさん居る。

ただ、欲の皮が張る人間や、弱みを握られた人間は、その偽りの体裁を見破る事ができず、まんまと詐欺にひっかかる。

そして言い訳のように、ホームページや概要書面が正しい事をアピールする。

偽りの体裁なんか、アピールしても愚かさや強欲さが露見するだけ。

結婚詐欺に遭った人が詐欺師の事を素晴らしい人だと言うのに似てる。「あの人はお金を貸しても必ず返してくれるし現に一回目と二回目は返してくれた。騙すような人じゃない!それに立派な会社の役員だし!」

冷静な目で見破れる人間は、騙す会員や騙された会員の愚かさを既に見破っているよ。