ちょっと前に、数ヶ月Web制作会社で働いていた時の事書く。
ダラダラ書いちゃうけど、誰かに聞いて欲しいなーと思って書き込むよ。



働いていてたWeb制作会社で、自分の主な業務といえばライティングで、事情があってアルバイトを転々としていた自分は、文章作ったりするのが好きだったから、たまたまライター募集っていうのに惹かれて入社した。
上司にあたる人は若くて、少し内気な人だったけどとても優しく接してくれて、一ヶ月しないうちにリラックスして働けるようになってる自分に気がついた。


ちなみに会社は害虫駆除とか、水道修理とかを求めてる人をSEOを使って集客して、適当にそのへんの業者に作業を丸投げして、業者から紹介料を取るっていういわゆる仲介業者みたいな事をしてた。

最初はサイトの更新ぐらいたったけど、プロジェクトがどんどん大きくなっていって、最初は7人ぐらいだったライター達が最終30人ぐらいにまでなった。

ライターやる人って不思議で、みんな落ち着いた人ばかりで、今までいた職場とは大違いで和やかなムードで仕事が出来て、いつの間にか仲間意識も芽生え始めた。

ライターが沈黙状態で物書きをしてるすぐ隣でコールセンターのリンリン音がなり続け、電話に出れない事があると上司の電話取れよ!!!って怒鳴り声響く感じの不思議というか異様な会社だった。

あと、SEO対策の一環で知恵袋にリンク貼りまくったり、サクラの書き込みもやらされてた。受けた事も無いサービスを受けて良かったとか何とか嘘の評価も書いて、

これはSEO対策の一環で、どうせ誰も見てないから…っていう言葉で何かモヤっとする気持ちを抑えながら仕事してた。
まぁ正直言うとこんな仕事すんのかよって結構最初は引いた。

でもそのうち慣れてきて、数ヶ月後新人の人が入ってきて、新しいサクラの仕事を自分が教える立場になって、

え…?これ大丈夫な仕事なんですか?って言われて、

あ、そうかこれって正直言ってね汚ねぇ仕事なんだって痛感する感じで、何か麻痺してる自分が怖かった。