ポアポア時間氏はあれだけ非道な行いを延々と繰り返していながら、本人は自分が正義を行っていると微塵も疑っていなかった。
それでも知性が全く無いわけではないので、他人から「君のしている事は間違っている」と繰り返し教え込まれれば、だんだんと自分が悪いことをしていたと気付いていく。

ここで精神が成熟した大人ならば、悪かったところを反省し改めることもできるのだが、残念ながら彼はそうではなかった。また彼は、自分は悪者だと割りきることもできなかった。

AC氏のようにヒールに見られることを屁とも思わないサイコ人間タイプとは違って、ポアポア時間氏や東北力氏は表面上は悪ぶって見せていても、本心では自分が正義の側,善人の側にいないと気が済まないタイプだ。それは彼らが時折披露する主張系ツイートを見ていれば分かる。
趣味にもはっきりと現れている。彼らは勧善懲悪、ないしは悪人不在の物語を好み、そこに登場するヒーロー(後期ピッコロのようなダーティヒーロー含む)に自己を投影させる。
それがいきすぎると、現実と虚構との境界が曖昧になり、本当に自分が正義のヒーローになったような気分になってしまう。誇大妄想というやつだ。

Twitterというツールの特性が、彼らの妄想をより強いものとした。存外に多くのRT,いいねを貰えたことで、自分の行いが、ひいては自分という存在が(本当は広い世界の中の、偏ったごく一部からに過ぎないのだが)広く万民から認められたように錯覚するのだ。

そんな彼らが、一転して人から悪者だと罵られれば当然それを否定する。自分は悪者なんかじゃない、と。だが、論理的にそれを証明することが困難になったとき、自我を保てなくなる。
今のポアポア時間氏はこの状態にいる。しばらくネットは休んだほうがいい。それを負けだとか考えて必死に頑張り続けても、状態はますます悪化するばかりだろう。ネット以外の趣味もあるのだから、今はそちらに専念すればいいだけのこと。
とは言ってもかなりネット依存度が高そうなので、Twitterにもいずれ戻ってくるだろう。そのときは、今までのようなあまりにも常識はずれな酷い行いは慎むことを望む。それは自身の身を亡ぼすことにも繋がるのだから。