クロコダイルの靴でも買取不可になる理由とは?

世の中には珍しい革を使った靴はたくさんあります。
身近なところではコードヴァンがそうですし、
またクロコダイルやエレファントなど大変人気がありますよね。
しかしここで一つ疑問が。
こうした稀少レザーを使った靴は、
いずれもリユース市場で高値で売買されるものなのでしょうか?
例えば50万円で買ったクロコダイルの靴は何十万円という査定額がつくのでしょうか?
そのあたりを確認すべく、いつものADDICTさんに
スクモレザーという稀少な革を使った私物の靴を持って話を伺ってきました。
それではADDICTさん、よろしくお願いします。
「承知しました。今回もよろしくお願いします。
拝見しましたこちらの靴、
状態は未使用ということで弊社判定基準のNになり、査定額は3万円。
さらに現在実施中のキャンペーン対象(詳細こちら)になりますので、
最終ご提示額は15%UPの3万4,500円となります」
評価のポイントは?
「やはりスクモレザーという、
大変稀少で高価な革を使用している点を最も評価させていただきました。
またコインローファーというデザインも市場では人気が高いので、
そのあたりも評価させていただきました。
ただしSEKItoWAというブランド自体はリユース市場で認知度が高いとは言えず、
そのぶんプロパー価格と比べると抑えめの買取金額になっていると思います」
やはり稀少性の高いレザーはリユース市場でも人気がありますか?
「特にコードヴァンを使った靴の人気は圧倒的ですね。
またクロコダイルやリザードなどのエキゾチック系も手堅い人気です。
ただしプロパー価格が超高価だった場合は、
買取額との間に差が出しまう点は事前にご了承いただきたいと思います。
たとえば有名ブランドのクロコの靴だと定価30万円、50万円すると思いますが、
買取額はMAXでも10万円前後になります。
また例えばオーダー品のように無銘の場合は、
“ブランド不明”ということで買取不可になることもありますので、
その点は十分にご注意いただければと思います」