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ローゼンメイデン総合スレ
0001この頃流行の名無しの子垢版2006/12/12(火) 23:48:22ID:gWMudQEE0
雛苺カワイイ
0161この頃流行の名無しの子垢版2018/02/15(木) 01:44:42.80ID:8I20oDG/
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V9KMT
0163この頃流行の名無しの子垢版2020/06/09(火) 11:39:53.62ID:6+C6tDEH
  
         ,, _
       /     ` 、
      /  (_ノL_)  ヽ
      /   ´・  ・`  l    ローゼンメイデンは死んだんだ
     (l     し    l)    いくら呼んでも帰っては来ないんだ
     l    __   l    もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
      > 、 _      ィ
     /      ̄   ヽ
     / |         iヽ
    |\|         |/|
    | ||/\/\/\/| |
0164この頃流行の名無しの子垢版2020/08/14(金) 23:06:11.63ID:g1b1GXC4
真紅「私は、みんなの力を借りてここまで来られたんだ!
その友の志を無駄にはできん!!
私は雪羅綺晶を絶対に倒す!!」
水銀燈「まだ寝言を言いおるのか、この
「いや、その意気だぁ!!!」
水銀燈「…っ!!」ブッピガン
薔薇水晶「大丈夫か!真紅!」
真紅「…!その声はっ!!」
水銀燈「おのれ薔薇水晶っ…!
またしても……」
薔薇水晶「そうだ!貴様等に我が妹をやらせはせんっ!!」
真紅「……っ!じゃあ…やっぱり私の妹なんだっ!」
薔薇水晶「フフフ…心配かけたな…真紅っ!」
真紅「薔薇水晶…」
水銀燈「フフフフフ…やはりな、貴様の正体、私の思っているとおりだったわ」
真紅「どういうことなんだわ、薔薇水晶…」
薔薇水晶「話は後だ、今は雪羅綺晶を倒すことが先決!水銀燈は私に任せろぉ!!」
水銀燈「言ってくれるわぁっ!!!」バサァ
ビューイーン シュババガキィン
結晶の分身で水銀燈の攻撃をかわす薔薇水晶、そのまま結晶剣で強襲するも、羽に捕らえられてしまった
真紅「薔薇水晶っ!!」
薔薇水晶「何をしているっっ!!
今のうちに雪羅綺晶をっ!!」
真紅「でも、薔薇水晶怪我は……」
薔薇水晶「心配はいらんっ…早くいけっ!」
真紅「わかったわ……」ビュイーーン
水銀燈「行きなさぁいお馬鹿さん…
いってその目で見なさい…
お前の真の妹の姿をなぁっ!!」
真紅が向かう先には、傷だらけで、瀕死状態の第7ドールが白茨に吊るされていた
真紅「…っ!こ…これはっ…」
真紅「第7ドールが…
末妹が…二人いるなんてっ…!」
真紅「……これはどういうことなんだわ…」
背後に忍び寄る白茨が真紅を捕らえた
真紅「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」ビキビキビキ
水銀燈「ふん…」バサァ
薔薇水晶「…っ!うぐわぁぁ…」ビリビリビリ
水銀燈「見たか…屍同然の末妹の姿を
お前がギアナ高地で第7ドールを倒した
その代償がこれだぁ!!」
真紅「代償だとぉ……」ビキビキビキ
水銀燈「さすがの第7ドールも…
肉体がこれなら鉄屑も同じ、然るに真紅
貴様が新たな器となり雪羅綺晶を完全復活させろぉ!!」
真紅「何ぃ…」
薔薇水晶「くっ……水銀燈ぉぉ!!」
水銀燈「それが末妹のたむけなるのよアハハハハ
「その必要はありませんよ」
水銀燈「何ぃ?!」
めぐ「水銀燈、ご苦労様でした」
水銀燈「なんだと?ぐぁぁぁぁ…」
白茨が縦横無尽に動き回る
薔薇水晶「雪羅綺晶が……」
水銀燈「馬鹿な、めぐ!何をするつもり?雪羅綺晶の命はもはや風前の灯、新たな器がなければ完全復活はないのよ!!」
めぐ「いやいや、少しの間ぐらいなら新たな器がなくても雪羅綺晶は動かせる」
めぐ「そう、貴方を倒すくらいにはね」
0165この頃流行の名無しの子垢版2020/08/14(金) 23:17:55.68ID:g1b1GXC4
水銀燈「めぐ…貴様ぁぁ!!」
白茨が水銀燈にも襲いかかる
見境もなく暴れ、駆け回る白茨
無差別に襲いかかるその姿は猪のよう
めぐ「ふふふ…水銀燈、もうこうなれば貴方はただのジャンクなのよ」
真紅「これはどういうことだ、水銀燈!」
水銀燈(めぐめ…本性を表しおって…
だが、貴様の安っぽい野望のために
雪羅綺晶を利用させはせん!雪羅綺晶は…)
雪羅綺晶「………真紅、……っ!」
「 「うぐぅ、うぐぅぅああああ!!」 」
雪羅綺晶と同時に悶え苦しむ薔薇水晶
真紅「薔薇水晶っ!」バヒューン
間一髪薔薇水晶を白茨から助け出した真紅
真紅「薔薇水晶…やっぱり無理だわ、早く手当てを…」
薔薇水晶「いや、もう大丈夫だ…」
真紅「でも…」
薔薇水晶「それより真紅…雪羅綺晶を討て」
真紅「ええっ…」
薔薇水晶「やはり第7ドールを討たぬ限り、雪羅綺晶は倒せんっ!」
真紅「そんなっ…、そんなこと言われたって…私にはわからないわ…」
真紅「なんで…どうして末妹が二人いるのだわ?それにこれは一体どういうことなの!?薔薇水晶っ!!」
薔薇水晶「くっ…、わかった…全て話そう」
薔薇水晶「いいか…私は雪羅綺晶であって雪羅綺晶ではない、言わば…影!」
真紅「影…」
薔薇水晶「そう…2つに別れてしまった体と心、言わば鏡に映った雪羅綺晶の影なのだ!」
0166この頃流行の名無しの子垢版2020/08/14(金) 23:49:02.45ID:g1b1GXC4
薔薇水晶「そうだ…鏡に映る影
なぜならば、私は雪羅綺晶の力で作られた…雪羅綺晶のコピーに過ぎないからだ…!」
真紅「なんだって……!」
薔薇水晶「全ては雪羅綺晶を抹殺するためだった…」
真紅「そんなぁっ!!あれを使って全宇宙の支配を企んだのは雪羅綺晶のはず…」
薔薇水晶「…っ!それは違う!!そもそも雪羅綺晶は地球再生のために作られたものだ!」
真紅「地球…再生…?」
薔薇水晶「そう…お父様の雪羅綺晶三大理論…自己再生、自己増殖、自己進化
全て地球自然の復活のためのものだった」
・・・だが、その驚異的な力に目をつけたものがいた
ローゼン「雪羅綺晶!早く行け!
お前を軍に悪用させてはならんっ!!」
私はNのフィールドに流れ込み…地球へと降りた
しかし落下の衝撃でプログラムが狂ってしまい…
雪羅綺晶「あぁ…うわああああ!」
そして白茨に捕らわれ…あのような恐ろしい姿になってしまったのだ・・・
真紅「そんなぁ…じゃあ私は、そんなことも知らずに雪羅綺晶を追い続けたなんて…」
薔薇水晶「根が素直なお前は騙されてアリスゲームに参加し、雪羅綺晶を追いかけてくるに違いない…そう考えていた…
だが相手は恐ろしい最強ドール、お前が無茶をするのは目に見えていた…
そこで、白茨に捕らわれてしまった雪羅綺晶の…その薄れ行く意識の中で、倒されていたドールの身体を母体として、自分の全人格を移し込んでこの私を作り上げ言った…」
・・・頼む、お前が私に変わって影となり、真紅を守ってくれ・・・
真紅「ならどうしてっ!!最初に出会った時…本当のことを言ってくれなかったんだ」
薔薇水晶「ふふふ…あれだけ頭に血が昇ったお前に言ったところで信じるはずがあるまい…
それにお父様の命がかかってる以上、お前はなによりもアリスゲームに優勝しなければならない…」
薔薇水晶「迂闊なことができるか………」
真紅「薔薇水晶……」
薔薇水晶「真紅よ…私もっ!
私も辛かったぞ……!!」
真紅「末妹…貴方は誇り高き薔薇乙女よ…
間違いなく薔薇乙女よっ…!!」
0167この頃流行の名無しの子垢版2020/08/18(火) 22:59:25.24ID:mzxgLRLM
水銀燈「あはははは…哀れな姉妹よな…
だが!ならばこそ!お前があの雪羅綺晶に必要な器、いや、中枢部の生体ユニットとなりっ!奴と見事一体化するのだっ!!」
真紅「水銀燈っ!貴方はっ!!」
水銀燈「私はなぁ…ギアナ高地でボロボロになった雪羅綺晶の代わりを探していたのよぉっ!!
このアリスゲームを利用してなぁ!」
真紅「何ぃ…!」
水銀燈「そう、皮肉にも最強のドールであるあの雪羅綺晶を、永遠に生かすためには最高の肉体が必要!」
水銀燈「そこでお前に目をつけ、様々な屈強なドール達をぶち当て、鍛えあげたのよ!!そして、私の予想通り、お前は期待通りの…最高の生体ユニットとなったのだわぁっ!!」シュババ
そういって、黒羽で真紅を吊るし上げた
薔薇水晶「真紅っっ!!」
真紅「ぐわぁぁぁぁぁ!!」ビキビキビキ
水銀燈「さぁ!乗り込め!雪羅綺晶の元へ乗り込め!その素晴らしき体を…雪羅結晶に……
ほぅら、お前のせいで末妹はボロボロ、息も絶え絶え、全てはお前のせいだわぁ!!
さぁ!せめて息を引き取る前に、末妹と変わってやったらどうだ!!」
真紅「き、雪羅綺晶っ……!!」ビキビキビキ
水銀燈「あははははは!!」
薔薇水晶「うっ…、いかん…意識が…
私の命もまた、雪羅綺晶と共にある…」
薔薇水晶「もはや…これまでか…
いいやっ!!まだ終われんっ!!!」
そう言うと薔薇水晶は飛び上がった
薔薇水晶「もってくれよ…この身体っ!!」
水銀燈「何!?」ブッピガン
真紅「薔薇水晶っ!!」
ビューイーン パシュパシュ ブッピガン
白茨が薔薇水晶を迎撃する
水銀燈「貴様!何をするつもりだぁ!!」
薔薇水晶「知れたことぉ!!
雪羅綺晶を食い止めるまでよぉ!!!」
真紅「無茶だわ、薔薇水晶っ!!」
薔薇水晶「黙って見ていろぉっ!!!」
ビュイ---ン バヒューン
水銀燈「奴め…正気かぁ!!」
薔薇水晶「ぐぅぅっ!!」ドヒューン
白茨が薔薇水晶の左足を抉りとる…
真紅「薔薇水晶ぅぅ!!」バヒューン
水銀燈「真紅ぅぅぅぅ!」ゲホッゲホ
容赦ない攻撃が薔薇水晶を襲う
真紅「薔薇水晶ぉぉぉぉ!!」
右手をも白茨に持っていかれたものの…
薔薇水晶「ぐぅ…うぅっ…!」
雪羅綺晶を羽交い締めすることに成功した
しかし…
薔薇水晶(いかん!私まで取り込むつもりだ)
薔薇水晶(こうなったら…)
0168この頃流行の名無しの子垢版2020/08/18(火) 23:21:55.35ID:mzxgLRLM
薔薇水晶「真紅!!討て!!!
私と一緒に雪羅綺晶をぉぉ!!!」
真紅「えぇ……」
薔薇水晶「早く!!私の体ごと雪羅結晶を吹き飛ばすんだぁ!!!」
真紅「そんなぁ……
嫌だぁ!!私にはできない!!!」
薔薇水晶「甘ったれたことを言うなぁ!!
その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたかぁぁ!!!」
真紅「紋章の重さ……」
薔薇水晶「お前がこいつを倒すための礎となった、仲間達のことを思い出せぇ!!」
薔薇水晶「お前も誇り高き薔薇乙女なら、情に流され…目的を見失ってはならん!!」
薔薇水晶「それとも…こんな雪羅綺晶のような悲劇が繰り返されてもいいのかっ…!!」
真紅「っ!……!!」
薔薇水晶「やるんだっ!!白茨の呪いから私達を解き放つためにもぉ…!!」
水銀燈「やめろ真紅っ!!
貴様実の妹を…その手で殺めるつもりかぁ!!」
薔薇水晶「頼む真紅…
雪羅綺晶に最後の一撃をぉぉぉ!!!」
真紅「………!」
真紅「わかった…」
水銀燈「よせ真紅ぅぅ!」
しかし真紅は止まらない
水銀燈「雪羅綺晶なくして
地球の未来はぁ…!!」
ゴッピュイーン
真紅「…っ!うっ…!末妹っ……!」
水銀燈「やめろぉぉぉぉ!!!」
真紅「ばぁぁくねつ!!」
目を覚ます雪羅綺晶
真紅「石破っ!!天驚拳っっっ!!!」
白茨の呪縛から解き放たれた二人…
真紅「雪羅綺晶……」
エネルギー波が二人に迫る
水銀燈「ぶはぁぁぁっっ!!」
余波で吹き飛ばされる水銀燈
「「ありがとう、真紅」」
重なる二人の面影
真紅「薔薇水晶ぉぉぉ!!!」



ーーー皆さんお待ちかねぇ!!
遂に雪羅綺晶を倒した真紅…
ですが!怒りに燃える水銀燈は、地球と人類の未来をかけ…最大、最後のアリスゲームを真紅に挑みますっ!!
ローゼンメイデン
「さらば師匠!第1ドール、暁に死す」に
レディー!ゴォー!!ーーー
0169この頃流行の名無しの子垢版2020/08/19(水) 12:22:22.39ID:RsgRSZba
薔薇水晶「真紅よ…いいか…
雪羅綺晶を倒せるのは今しかないっ!!」
薔薇水晶「さぁ早く討て…
私と雪羅綺晶のような悲劇を二度と繰り返さないために…」
薔薇水晶「討て…討つんだぁぁぁっ!!!」
ドシュゥゥドゴォォォ
真紅「薔薇水晶ぉぉぉぁ!!!」
雛苺「…っ!あれはっ!!」
崩れ落ちる雪羅綺晶
水銀燈「はぁ…!あぁ……」
めぐ「な、なんということだ…」
ボシュウボシュウ
崩壊する雪羅綺晶
真紅「き…雪羅綺晶……」
真紅「妹ぉぉぉ………」
ーーー皆さん、遂に第7ドールは倒されました…ですが、そのために末妹、雪羅綺晶と薔薇水晶を犠牲にしなければならなかった第5ドール、真紅…その心境はいかばかりのものでしょう…ですが!非情にもアリスゲームはまだまだ続くのです
そう…第1ドール水銀燈と、第5ドール真紅の正真正銘の決戦として…
それではぁっ!!アリスゲーム最終決戦!
レディー!ゴォー!!ーーー
0170この頃流行の名無しの子垢版2020/08/19(水) 23:13:22.44ID:RsgRSZba
水銀燈「私の…私の雪羅綺晶が…」
灰となり散りゆく
水銀燈「許さんぞ…許さんぞぉっ!!
真紅ぅぅぅぅぅ!!!」
真紅「……………」
水銀燈「貴様は自分が何をしたのかわかっておるのかぁぁっ!!」
真紅「黙れっ!!水銀燈っ!!」
水銀燈「ぐっ…!何ぃっ!!」
真紅「雪羅綺晶を使って…世界を我が物とせんと企む悪党がぁっっ!!」
水銀燈「たわけが!!私がいつ!!
そんなものを欲しいと言った!!」
真紅「めぐと手を組みながらっ!!
まだしらを切るつもりかぁ!!」
水銀燈「私は奴の力を利用しただけよぉ…
その力で雪羅綺晶が復活できれば…
それでよしっ!!」
真紅「なら!何故雪羅綺晶が必要だぁ!」
水銀燈「ふふふ…そんなに知りたいのぉ?
ならば勝負の二文字を以て教えてあげるわ…」
真紅「臨むところだわぁっっ!!」
真紅「アリスゲームっ!!」
水銀燈「レディー!」
「「ゴォー!!!」」
0171この頃流行の名無しの子垢版2020/08/19(水) 23:33:14.76ID:RsgRSZba
翠星石「し、真紅…」
死闘を繰り広げる両者
翠星石「ぐっ…、真紅が戦ってるっ!!!」
巴「ねぇ…早く助けに行かなくっちゃ…
「引っ込んでるの!!」
雛苺「この戦い…おそらく…アリスゲーム史上に残る…最大の戦いとなるの……」
雛苺「見ろっ!!」
水銀燈「でぇあぁぁっ!!」ゲシゲシゲシ
真紅「ぐっ…ぐっ…はぁ!ぬんっ!」ブンブン
真紅「てあぁっ!!」ガシッ
水銀燈「とあぁぁ!!」ブッピンガッ
「「!!!」」ブッピガン
雛苺「みろ…かつての姉と妹が、死力を尽くして、雌雄を決しようとしてるの…」
シュパシュパシュパガキィン
雛苺「これはもう…ヒナ達が入れる世界じゃない……」
真紅「うぅりゃぁあああ!!」シュパシュパ
水銀燈「うぅぐぅぅぅ……」ボコボコボコ
真紅「第1ドール水銀燈っ!!
覚悟ぉぉぉっっっ!!!」シュパシュパシュパ
水銀燈「つけあがるなぁぁっっ!!」
水銀燈「秘技!!十二王方牌大車併!」
真紅「ぐわぁぁぁ…!うぁぁ……」ピシピシピシ
水銀燈「帰山っ!笑紅塵!!」ペタペタペタ
真紅「…!!」バシン
0172この頃流行の名無しの子垢版2020/08/26(水) 19:54:13.91ID:NBUDiQV6
水銀燈「どうだ!
これほど痛め付けてもまだ貴様にはわからないのぉ?このお馬鹿さぁん!!」
真紅「な…何をぉ…!」
水銀燈「貴様も私のNのフィールドで見たはず…ネオホンコンの裏の姿をぉ…!」
真紅(……!!)
その時、真紅の脳裏にかつて訪れた水銀燈の荒廃した空間が鮮明に浮かび上がる
水銀燈「そうだ…世界がアリスゲームとうつつをぬかしておる間にもあのような場所が地球の至るところに広がっておる!」
水銀燈「ローマを見なんだか…パリも、ロンドンも…あの冴えないミーディアムの故郷のネオジャパンの京都ですら滅びの一途を辿ってるのを忘れたかぁっ!!」
水銀燈「真紅よ…貴様は、地球の断末魔の光景を前に何も学ばなんだのかぁっ!」
真紅「っ…!」
水銀燈「…ならば、地球をこんな目にあわせているのは誰かということも気づくまい!」
真紅「えぇ……」
水銀燈「私はなぁ、それに気づいた時…
こんな地球の姿を傍観しておれんようになった!」
水銀燈「そこで、ある誓いを立てた…
何があろうと!この地球を自然溢れる元の姿に…戻してみせるとなぁっ!!」
真紅「な…何だって…」
水銀燈「ふふふふふ…」
0174この頃流行の名無しの子垢版2020/09/08(火) 20:51:11.06ID:jIqwCOht
その様子を遠くから見つめる者がいた
めぐ「何を今更…」
めぐ「ですが…初耳と言えどもこれならまだ打つ手がある!天使様っ!水銀燈!」
水銀燈「ん?」
めぐ「いやいや、地球再生とはご立派な志…」
水銀燈「この悪党めがぁ!今更ぬけぬけと…今度は何を企んでおる!」
めぐ「これはまた手厳しいお言葉ですね…いや、お叱りはごもっとも…」
めぐ「ですが…天使様に是非ともアリスゲームに優勝して頂きたいという気持ちに嘘偽りはありません」
めぐ「なぜなら…今一度ネオホンコンに四年間の主導権をもたらして頂きたいのです!」
めぐ「そして、雪羅綺晶を人と地球に優しいドールへと甦らせれば…
「笑わせるな!貴様ぁ…優しいという言葉を勘違いしておるのではないかこの偽善者めぇ!!」
めぐ「ぃやぁ…あぁ」
水銀燈の突然の怒声に面食らったようだ
水銀燈「いい?私の目的はなぁ!
この地球人類の抹殺なのよ!!」
めぐ「な…何ですとぉ…」
真紅「き、貴様ぁ!!雪羅綺晶をそんなことのために…
「いや、それこそが雪羅綺晶の意志なのよ」
めぐ「何だとぉ…」
真紅「そんな馬鹿なっ!」
水銀燈「真紅よ…雪羅綺晶が元々は地球再生のために作られた物ということは、
薔薇水晶から聞いたであろう」
水銀燈「だが、Nのフィールドから落下したショックで異変が生じ、地球再生のための三大理論を飛躍させ、無意識の内にある答えを導き出した…」
水銀燈「それこそが人類抹殺よぉ」
真紅「あ…貴方はぁ…」
水銀燈「わからないのぉ?地球を汚す人類そのものがいなくなれば、自然は自ずと蘇る!!」
・・・そして最強の力をもった雪羅綺晶さえいれば、もう誰も地球へ降りられなくなる・・・
水銀燈「ふふふ…あははは…
あはははははは!!!」
水銀燈の乾いた笑いが木霊した
水銀燈「そうだ!それがいい…
それが一番だわぁ!そのためなら人類など滅びてしまえぇぇ!!」
水銀燈「ふふふふふ…」
真紅「す、水銀燈…」
余りにも思い切った結論をし、狂ったように笑う水銀燈を真紅は気にかける
かつての姉がここまで墜ちた事実に堪えられないからだ
水銀燈「そうだわ…償いだわ」
水銀燈「犯した罪は償わなければならぬ…
この手でなぁ…」
水銀燈「そう…宇宙に浮かぶ大地、森、山、そして湖…全てが偽物の中で生きていることも気づかぬ愚か者どもからぁ!」
水銀燈「この地球を取り戻す!!」
真紅「だからといって、人間を抹殺していいはずがない!!」
水銀燈「まだわからないのぉ!!」ザシュ
激昂した水銀燈が真紅に斬りかかる
真紅「ぐぅ…」
間一髪で避ける真紅
水銀燈「何がアリスゲームだわぁ!!!」
水銀燈「何が平和的な戦争よぉ!!」ドゴォ
水銀燈「我が身を痛めぬ勝利が何をもたらす!!所詮はただのゲームよぉ!!!」
ゴッピュイーン
真紅の右手が真っ赤に燃える
真紅「だが、むやみに人が死ぬよりは遥かにいい!!!」ゴォォ
それに呼応して水銀燈の右手も黒く輝く
水銀燈「だからお前はお馬鹿さぁん!!」
ゴッピュイーンゴォォ
水銀燈「ダークネスっ!!」
真紅「ローズっ!!」
「「テェェェイルぅぅぅっっ!!!」」
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