学校法人日通学園・流通経済大学の2018年入学者向け大学案内が、公式サイトでWEB公開
されている。
http://www.rku.ac.jp/pdf/guide2018/guide2018.pdf
今年のコンテンツで素晴らしいと思った点を挙げてみよう。

【その1】日本通運寄附講座(15ページ)
今年は、「日通を象徴するマル通マークは江戸時代から使われていた」と、講義で教わり、
日通が長い歴史を持つ伝統企業と知って感動。最近では、買い物に行くと店舗に日通の
トラックが納品に来ているか気になって探してしまうと言う学生が登場。
日通の歴史と社会的活躍を学ぶ中で、物流に関する知識も深まる。素晴らしい講義だ。

【その2】インターンシップ(22ページ)
今年は、日通不動産で職場体験した学生が登場。不動産業は物件を売るだけでなく、所有する
物件の管理も重要な仕事であることを学び、「不動産業の奥深さを認識できた内容の濃い体験」と、
振り返っている。

【その3】日本通運は流通経済大学をどう評価しているか?(30ページ)
今年はついに、日本通運の総務・労働部へ、流通経済大学卒の人材をどう評価しているかを聞いている。
・「少人数教育できめ細かな指導が成されており、社内でも評価が高い。」
・「物流について学んでいるので、やる気や能力が高く、期待が大きい。」と、評価されている。
また、求める人材像としては、
・「自分の人生を肯定していて」
・「自分の考えを自分の言葉で語れる個性ある方」との事だ。

【その4】プレビジネスプログラム(74ページ)
流通経済大学が自信をもって送り出す、新たな科目。ついに、日本通運の社員研修プログラムの要素を
取り入れ、「日本通運の現役社員とキャリアやビジネスについて討議する」。
企業の社員研修の要素を取り入れた大学のカリキュラム。これこそ、産学連携の最高峰に位置する取り組み。