福岡・タクシー突入事故 事故前後の状況などが明らかに
フジテレビ系(FNN) 12/4(日) 17:56配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161204-00000578-fnn-soci
福岡市の病院にタクシーが突っ込み、10人が死傷した事故から一夜が明け、事故前後の状況などが明らかになってきた。
壁にめり込むような形で止まる、1台の車。
3日夕方、福岡市博多区の原三信病院に、タクシーが突っ込んだ。
この事故で、病院に入院中だった遠藤一行さん(53)と、その見舞いに訪れていた花田盛幸さん(44)、妻の美佐代さん(44)の3人が死亡し、このほかに、女性1人が重体、6人がけがをしている。
目撃者は「事故が起きた直後に、(女の子が)『お父さん』って言っていて、『お父さんが死んだ』って、ずっと泣き叫んでいた」と話した
過失運転致傷の現行犯で逮捕されたのは、タクシー運転手・松岡龍生容疑者(64)。
事故の直前、松岡容疑者は、近くの公園のトイレに立ち寄り、その後、病院までのおよそ350メートルの直線道路を走り、そのまま病院に突っ込んだと話しているという。
目撃者は「ドーンと走って行った。それは、すごいスピード。(どれくらい?)70〜80(km/h)くらいではないか」と話した。
松岡容疑者は、警察の調べに、「ブレーキを踏んだが、止まらなかった」と話し、現場には、目立ったブレーキ痕がなかったこともわかった。
松岡容疑者が所属する、個人タクシー組合の理事長に話を聞いた。
博多個人タクシー協同組合・畑江久重理事長は「法令で定められている(タクシーの)点検は、きちんとされていたし、問題があるという事業者ではなかった」と話した。
警察は、ドライブレコーダーを回収するなどして、事故の原因を、くわしく調べている。.
最終更新:12/4(日) 20:50
Fuji News Network