>>155
1つの考え方じゃのう。
多分大都市圏内のお方じゃろうが、「金食い虫」が3割かどうかは疑問じゃな。
配車を受けるだけじゃなく、傭車手配を含めての傭配車事業じゃから、実際恩恵に与っとるのはもう少しおるじゃろう。

それと、忘れてはならんのは、立派に自立されている、7割の赤帽さんが、なぜこれまでやってこれたかじゃ。
超労働集約型の我々零細運送業者のジレンマは、繁忙期と閑散期のギャップじゃ。
ふつうは、増車したりして対応するのじゃが、経営基盤の弱い我々では、暇になった時のことを考えると簡単に増車もできんわな。
そんな時、大いに助けてもらったのが組合の傭配車システムと、「3割の金食い虫」さんじゃ。
大きなリスクを負わず、身の丈にあった経営を出来て来たのも、赤帽という組織に居ればこそじゃないかえ?

たしかに、今の大都市単組の傭配車システムは、「金食い虫」じゃな。(組合さんが金食い虫ではなく、システムが金食い虫じゃ)
業者の言いなりになって、次から次へと新しいハードとソフトを導入し、そのコストに見合う合理化、効率化と、公正な配車が
が出来とるかどうかは疑問じゃ。
誰かが甘い汁を吸うとるかまでは分からんが、疑いも持ちたくなるのう。

組織の存続と抜本的改革のため、一切の傭配車事業を止めるのかどうか(当然、単組内に私的傭配車グループができて、
組合としての求心力はなくなるのう)、を含めて真剣に考える時期が来とることは間違いない。
簡単に比べられんじゃろが、タクシーや、路線業者の配車効率に比べると、極めて非効率的(特に人件費)な事は間違いない。
まずはこれを何とかしたいのう。