安西妻「桜木君のお陰で助かったわ。
      あの子がいなかったらどうなってたか……」
木暮「桜木が!?」

安西妻「近くの人に頼んで駅員に知らせ
      自分はそのうちにトイレを探してくれたの。
      桜木君のテキパキとした処置がなかったら
      もっと大変なことになってたかもってダンナが…」
彩子「あの子が………テキパキ!?」
「信じられん……!!」


父親「ハッ…ハッ…」
桜木「親父!!おいっ!!親父!!」

桜木(駅はすぐそこだ、トイレを…!!)

桜木「動けっ、動いてくれ!!
    親父が漏らしそうなんだ!!動いてくれ───っ!!」

少し昔を思い出した桜木だった…