生徒の腹や顔を叩く 体罰加えた教諭3人を道教委が減給や戒告処分 1人は過去にも体罰で処分

学校での体罰があとを絶ちません。
道教委は、生徒の腹や顔を叩くなどして体罰を加えた教諭3人を、21日付けで減給や戒告処分にしたと発表しました。
このうち1人は過去にも体罰で処分されていました。
道教委によりますと、江別市内の中学校の58歳の男性教諭は今年1月、バレーボール部の指導中に男子生徒2人に対し、
拳で腹をたたくなど体罰を加えたとして減給処分になりました。
男性教諭は6年前にも、石狩管内の中学校で部活の指導中に体罰を加え戒告処分を受けていました。
「(教諭は)どんな理由であれ絶対に許されない行為だったと強く認識している(と話している)」
(道教委教職員課・岸本亮主幹)
また、授業中に平手で生徒の頭を叩いたとして札幌の養護学校の男性教諭が減給処分になったほか、
音更町の小学校の女性教諭も給食の準備中に平手で児童の頬をたたき戒告処分となりました。
道教委によりますと、3人はいずれも事実を認め反省しているということです。