指導する男子学生に暴行してけがを負わせたなどとして、
広島大学(広島県東広島市)は28日、50代の男性教授を
休職6カ月の懲戒処分にし、発表した。

大学によると教授は3月、学生と口論になった際、足を払って転倒させ、
全治3週間のけがを負わせたうえ、顔につばをはきかけた。
学生は救急車で病院に搬送され、警察に被害届を出していた。

この学生には昨年11〜12月にも、複数回にわたって
「クビにするぞ」としかりつけてプレッシャーを与えるなどし、
学生は1週間、大学を欠席。また、ほかの研究室の指導学生に対しても
「バカ」「研究室から出ていけ」などの発言を繰り返したという。

教授は「自分の要求するレベルに学生が届かず、感情的になってしまった」
と説明しているという。

越智光夫学長は「教員としてあるまじき行為で誠に遺憾。深くおわびする」
とするコメントを出した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000119-asahi-soci